DAICHI(YUTTY KINGDOM. / DAICHI+t.taishi+YO-TA+MARI+natsumi)【 技術力 】 | |
本大会に参加された皆様、本当にお疲れ様でした。 ここ数年、デライトのジャッジをしてきましたが、ここサウス大会において、少しずつ変化を感じることができ、非常に感銘を受けました。 特に今回の大会において ・3回生以上の子たちがチームを組みオープン部門に挑戦してきたこと ・APUの成長(とても上手になってました) 上記については、大きな変化だったと感じていますし、これを刺激に更にサウスが盛り上がることを期待しています。 私は今回、技術力を審査させていただいた訳ですが、やはり縄がゆがんでいたり、ジャンパーとターナーのリズムが合っていなかったり、誰も跳ばない縄が絡まったりと、基礎的な部分で物足りなさを感じたことが全体の印象です。 恐らくですがこれらの原因は「練習量」と「研究」の不足によるものと思っています。 縄・ジャンプ・ダンス・アクロバットなど様々な要素が混じり合うダブルダッチという競技において、その技術を高めることは並大抵の努力ではできることではありません。その為に、どれだけの努力をしてきましたか。自分の努力を、自分の秤で測っていませんか。結果的に、誰が見ても認められるようなパフォーマーに自分がなれているか、改めて考えてみてください。客観的に考えてください。なれていないのであれば、努力が足りないということです。満足してしまっていたら、人はそれ以上、成長することはできません。 そして、どうすれば上手くなれるのか、もっといろいろなものを見て、いろいろな人に聞いて、いろいろな動画を見て、考える必要があります。ただ闇雲に練習すればいいわけではありません。自分には何が必要か、欠けているのか、研究してそこで見えてきたものを練習しなければ、今の自分から脱することは難しいでしょう。 今回、一般部門「CANDY」、オープン部門「独歩」に高得点をつけましたが、上記のことを他のチームよりも意識して練習してきたからこそ、この2チームは、出場チームの中でずば抜けた安定感を見せてくれたと思っています。動きの質も高く、どうすればカッコいいか、質が高い技ができるか、研究されていたと思っています。 これからもっともっとサウスは盛り上がっていくことと思います。 また次の大会でも、皆様の良い変化が見られることをとても楽しみにしています。 頑張ってください! |
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MAO(MUTANTT)【表現力】 | |
選手の皆さん、スタッフの皆さん、応援に来られた方々、本当に1日お疲れ様でした。 昨年に引き続き表現力のジャッジを務めさせて頂きましたが、Southのレベルが確実に上がっていることをとても嬉しく思いました。自信を持って、これからも練習に取り組んでください。 私がどのように表現力の点数をつけたかをお話ししようと思うのですが、まず始めに、私は言葉の表現がとても苦手です。拙い文章になりますが一生懸命考えたので、読んで下さい。 私は、そもそも「表現」とは、「自分の思想や感情を何らかの形で目に見えるようにすること」だと思ってます。 今回はダブルダッチの大会なので、ダブルダッチを通して、よりよくそれらが感じられる人やチームに高い点数をつけたくなりました。 ただ、パフォーマンスはチーム競技なので、1人がうまく自分を表現できていても、他の人がその世界観を壊してしまったり、チームとしての統一感がなくなったりしてしまうと、デモを通しての表現の見え方は変わってしまいます。 なので、結果としてチームで統一した世界観を持ちつつ、メンバー1人1人の思想や生き様が伝わるチームが高得点に繋がりました。 具体例として挙げたいのが、一般部門では「CANDY」、OPEN部門では「独歩」です。 「CANDY」はパフォーマンスを通して、メンバー全員の無邪気な心が感じられました。音で、体で、縄で遊ぶのが大好きな集団なのだと思います。JAPANでも伸び伸びと、自分たちを解放してもらいたいです。 「独歩」はそれぞれの思うシンプルな格好良さを精一杯表現しているように映りました。それぞれが自分の良さ、武器を理解しながら、やるべき事を全うしていました。 私自身も、表現について考え、悩み、向き合ってきました。今も、何をするにしても表現に結びつけて考える習慣があります。その度に、表現は誤魔化しがきかないなぁとつくづく思います。 自分の経験したこと、触れたこと、感じたことしか表現はできないと思っています。 だからこそ、ダブルダッチに限らずいろんな経験を通して、自分の得意なことや好きなことを知ってほしいし、感じてほしいです。そしてそれをぜひ、ダブルダッチのステージで表現してほしいなと思います。 |
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YOSSY(戎)【構成力】 | |
South地区の皆様お疲れ様でした! 今回は幅広い世代と地域から参加されておりSouth地区のダブルダッチ界の発展に尽力されている方がおられるんだなと非常に嬉しい思いでした。 今回は構成力を審査しました。私の考えるパフォーマンスの構成と審査に関しては、【WEST】の総評に簡単に記してありますので、是非読んで頂きたいです。 まず一般部門ですが、「CANDY」がそれぞれの個性見えるスキルの魅せ方と、パフォーマンス構成で高得点でした。今大会1番のパフォーマンス性と練られた曲編構成で、最後まで観客の皆さんも楽しんでいたのではないかなと思います。毎年岡山県ダブルダッチ 協会として参加されているのですが、South地区のダブルダッチ シーンを先導するに相応しいパフォーマンスでした!JAPANの舞台でも是非カマしてきてほしいです。 惜しくも得点には繋がりませんでしたが「Log-in」「FESTA」のように幅広い年齢層の方が真剣にダブルダッチ のパフォーマンスに向き合う姿はSouthの一般ならではとも思いますので今後とも頑張って頂きたいです! 次にOPEN部門ですが「独歩」「DICE」に上位の得点を与えました、ですが上位3つ4つはかなり僅差で飛び抜けて高得点というチームは残念ながらいませんでした。 残念なところはどのチームも3分間という短い中で全員が全員自分の動きに抜け目ない!と胸張って言えるチームがあったかな?と思うところです。ジャンパーの動きだけを完璧にして満足しているようではまだまだ得点は付けづらいです。 もう一つはやはり曲編についてですが、音を余して表現しきれていないチームが多かったです。もう少し自分達の持ってるスキルを見定めて、曲を選ぶ事も構成点を上げる要素かなと思います。 しかし当日の総評でも少し触れましたが、女性の立ち振る舞いは岡山大学中心によく出来ており、もっとそれに男性のパフォーマーとしての立ち振る舞いも引っ張られればなと感じました。もう少し言うと男性と女性を分けた構成を作るチームが多く(悪いわけでは無い)、チーム全員としてのムーブが構成に入っていたりしても変化を付けられたのではないかなと思います。 少し厳しいことを言いましたがSOUTHにJAPANを持って来るためにも是非頑張って頂きたいです。 |
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GASSAI(SPAS-12 CREW)【オリジナル】 | |
皆さんお疲れ様でした。 また、JAPANに出場できるチーム、惜しくもできなかったチーム関係なく、今回の総評で何かを感じて頂ければ幸いです。 今回、私が高得点を付けたチームは 「一般」…CANDY 「OPEN」…独歩 です。 上記のチームには ・コンセプトのあるパフォーマンス ・他が想像し得ない独創性のある音取り ・オリジナルムーブの使用箇所 ・パフォーマーとしての立ち振る舞い 等を意識してプレイしていたと感じました。 オープニングで会場の空気を掴み、スピードステップや、アクロバットの流れを潰さずに織り交ぜ、そしてチームで一貫した独自の世界観を作り出してパフォーマンスしていた所等が高得点に繋がっています。 South地区はやはり、WestやEastに比べてダブルダッチ歴が短い人達が多いので、正直どうしても各審査項目について劣ってしまう部分があります。ですから、実際に各地方に足を運んでみて考え方や、技術を学んでみてください。自身が体感することで、それは必ず自分の力となりSouthの財産となります。 しかし、真似をする事は悪いことではありませんが、それが出来るスキルがあるからこそ、成立するのであって、スキルがないのにただ真似をするだけでは、ただの自己満足になってしまいます。 しっかりと自分達の力量を理解して、人を魅きつける構成、音楽、それに見合ったパフォーマンスをすることで、各々の項目の高得点にも繋がってくると思います。 また、他のジャンルから新しい技を習得し、大会等で披露すれば、それがダブルダッチシーンでの自分のオリジナルムーブに繋がることは間違いありませんが、それがシーンの悪い部分でもあります。新しい技を取り入れたからと行って、それがオリジナリティの加点に繋がるとは思わないでください。やはり、パフォーマンスであり審査が伴う以上、人を魅了する必要がある事を忘れないでください。しかし、「今出来る技、簡単なフリ」等でもとことん追求して工夫すれば、それは自然に自身のオリジナルムーブに変化するかもしれない事も忘れないで欲しいです。 それが、自身やcrewの代名詞になるムーブやコンセプトになるかもしれません。 South代表の皆さん。 世界で一番ダブルダッチを楽しんで頂点を掴み取って来てください。 |
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YASU(Parks kiss / MAMAKARI)【完成度】 | |
出場した皆さんお疲れ様でした。 7月の豪雨災害で岡山が多大な被害を受けました。Double Dutch Delight South 2018が岡山で開催され、みなさんの熱いパフォーマンスを見ることができてとても嬉しく思います。 私自身も大学時代からSouth大会に何度も出場し、思い入れのある大会ですので、1チーム1チームに魂を込めて審査しました。 私は「完成度」を審査させていただきました。 今大会では、早回し系(2倍速や3倍速)を通しきっているチームが少なく、見せ場で引っかかる印象が強かったです。 「見せ場」は必ず通し切ってください。難易度が高いなら、その分時間をかけて練習してください。 前半でほぼノーミスで来ているチームが、後半の見せ場あたりからミスをして失速をする…、というチームが結構あって残念でした。ミスをしてもリカバーが早く、逆に完成度が高いと感じるチームもありました。 【完成度】で高得点を付けたチーム OPEN部門:「独歩」 一般部門:「CANDY」 「独歩」は質の高いアクロバットやステップを余裕を持って通していて、かっこよさや熱い気持ちが伝わってきました。 「CANDY」はほぼノーミスの演技をし、「まだまだいけるぞ!」という余裕が感じられるパフォーマンスでした。JAPANでどこまで仕上げてくるのか楽しみです。 他にも「RCT」は全体的な難易度こそ高くないですが、技の1つ1つに余裕があり、細部に工夫がされていて、想いが伝わってくるパフォーマンスで好印象でした。 大会となるとどうしても難易度を上げた構成になり、完成度を高める事が難しくなります。パート毎の練習では余裕で通るのに、全通しをするとなかなかノーミスが出ない。これは完全に「キャパオーバー」です。 これは構成の話になるかもしれませんが、「メリハリ」をつけましょう。難易度を上げて魅せるパートと、余裕を持たせたパートをしっかり分ける。チームメイトと共通理解をして練習していくことで、攻めるところがはっきりして完成度も高くなると思います。 完成度を高めるにあたって、練習量は必要ですが、直前にやり込んで通るようになっても安定感は出ません。日頃から目標を具体的に定めて、それに向けて練習する事が大事です。 OPEN部門に出る方は、時間が限られています。「ゴールまでの逆算」をしっかり行って日々の練習を充実させてください。来年のJAPANに向けての闘いはもう始まっていますよ。 South大会に出場したみなさん、他の大会の講評もぜひ読んでください。審査項目に沿って各ジャッジの視点や考えから書かれています。自分達の事としてとらえ、更に成長していってください。 JAPANに出場する選手のみなさん、Southの代表として、堂々とダブルダッチしてきてください。 |
12:00 | 開場 | |
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12:30 | WORK SHOP | |
13:15 | 休憩 | |
13:30 | 開演 | |
15:10 | GUEST SHOW | |
15:25 | 休憩 | |
15:40 | 結果発表 | |
16:10 | 終演 |
大人 | 前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500 |
小人 | 前売り券 ¥1,500 当日券 ¥2,000 |
さん太ホール 〒700-0904 岡山県岡山市北区柳町2-2-1 TEL:086-803-8222 Google MAP |
GASSAI(SPAS-12 CREW) ・DOUBLE DUTCH NIGHT VOL.3 第3位/VOL.12 準優勝 ・2009年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN VOL.8 3位 ・2010年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN VOL.9 優勝 ・2010年 THE GOLD〜king of double dutch〜 優勝 ・2013年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝 |
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DAICHI(YUTTY KINGDOM. / DAICHI+t.taishi+YO-TA+MARI+natsumi) ・2013年 Double Dutch Delight West & South GUEST SHOW出演 ・2014年 Double Dutch Contest World GUEST SHOW出演 ・2017年 Double Dutch Contest World 準優勝 ・2018年 Double Dutch Contest World 準優勝 ・DOUBLE DUTCH ONE’S 2015-2017 FINALIST |
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MAO(MUTANTT) ・2014年 2015年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 出場 ・2014年 Double Dutch Delight West 2014 一般部門 優勝 ・2014年 Double Dutch Delight Japan 2014 一般部門 優勝 ・2016年 Double Dutch Delight West / South 2016 ゲストショー出演 |
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YOSSY(戎) ・2012年 Double Dutch Deligh Japan 2012 準優勝 ・2012年 NDDL「Holiday Classic」 優勝 ・2013年 2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 3位 ・2014年 WORLD JUMP ROPE 2014 JAPAN SELECTION シニア部門総合優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 2017 3位 |
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YASU(Parks kiss / MAMAKARI) ・2012年 Double Dutch Delight South 2012 オープン部門 優勝 ・2012年 Double Dutch Delight Japan 2012 出場 ・2013年 Double Dutch Delight South 2013オープン部門 優勝 ・2013年 Double Dutch Delight Japan 2013 出場 |
MC しゅんさしゅんさーん 今や関西で数々のイベントを盛り上げるParty Boy! 笑いあり、笑いありのLIVE MCで会場を爆発的に盛り上げる! |
■AN REAL |
異色メンバー6人で構成されたチーム。彼らにしか出せないノリとgrooveで会場を巻き込む。 STR (NEWTRAD) MAXIMA (NEWTRAD) SHOICHI (浪速連合参謀本部突撃部隊) YUTO (浪速連合参謀本部突撃部隊) HIDE (YABAI de Boys) PAPASSAI (SPAS-12 CREW) |