原竹 純(JDDA理事兼事務局長)【オリジナリティー】 | |
今年もオリジナリティーを審査させて頂きました。 今大会でオリジナリティーの最高得点を付けさせて頂いたのは一般部門で参加の「さっぽろーぷす」でした。見せ場でミスをしてしまい、見せ切れていなくて残念でしたが、多彩なロープの回し方を披露してくれていたり、バスケットボールを取り入れて演技をしていて、3人という最小チーム人数にもかかわらず、「次は何を見せてくれる?」という期待に「そう来るか。」というように常に興奮しながら審査をさせて頂きました。オープン部門では優勝した「Shot-Gun」に高得点を付けました。安定したスピードステップやアクロバットスキルは安心して演技を見る事が出来ました。 NORTH大会全体としてはやはり今年も例年と同様にミスが多く、点数を付けるのが難しかったです。今回も1つのミスがさらなるミスを招いてしまって、長時間何も出来ない様なミスになってしまっているので、練習時からミスをしてしまった場合にどのようにリカバリーをするかをチーム全体で把握しておく事が必要になるのではないかと感じました。 また、ターナーチェンジ時にミスをしてしまっているチームが多数あったので、基礎練習をもっともっとして、チーム全員のターニングスキルをもっと身に付けて欲しいと思います。そんな中、一般部門で出場した「Glory」はチームの技術力をしっかり把握した演技構成で、ノーミスの演技を披露してくれて気持ち良かったです。これからはミスをしない様にする練習と、ミスをしてしまった場合の対応練習にも力を入れてみても良いかと思います。 最後に今大会に宮城県から宮城大学・東北大学の混合チームが参加してくれました。宮城県からの参加は初めてだったので嬉しかったです。来年は宮城県内からもっと沢山のチームが参加してくれる事を期待しています。 選手の皆さん、お疲れ様でした。 |
|
YABIっち!(CAPLIORE)【構成力】 | |
上位のチームは、しっかりとした構成が見えました。チーム自体で色をつけ、どのチームもこだわる所こだわってやっているなぁと感じました。演技の入り方はどのチームも工夫があり、ワクワクするものがありました。 一般で優勝したPOBHの、会場を巻き込む演出は、すごく好きな演出でした。他のチームにはない演出をここで持って来るのは、彼ら自身当たりかハズレか不安とだったと思います。この山場を超えて、最後まで、持っていったのは良かったですね。 演技の構成の中で、インパクトをどこに置くか、頭からドカンと飛ばしていくのか、後半にいくにつれ技の難易度を上げ、音楽もテンポアップし、右肩あがりでショーを進めるのかなど、演技には様々な演技構成があります。NORTHの出場チームは色々なチームの構成を研究して欲しいなぁと思いました。また、音楽との融合、メリハリについても、しっかりと考えないと点が出ないですね。 演技全体を通して、アクロバティックな技の使い方、場所、角度、演出が弱いなぁとと感じました。そこは、演技の中でも山を作りやすいポイントなので、しっかりと研究する事で、より見ている人がドキッとしたり、感動したりしますね。 最後に、このステージに立つにあたり、たくさんの練習を積んできた事だと思います。ダブルダッチデライトは、何回跳んだのかという記録で順位が決まるものではありません。見せるということを忘れて、一生懸命になっているチームがいくつかあったので、次にステージに上がる時には、審査員に見せる、お客さんに見せるということを前提で演技構成を作ってきて欲しいです。このポイントをクリアできるチームは、さらに見ている人を感動させ、良い得点をゲットする事が出来るのではないでしょうか。本当にお疲れ様でした。東北から世界へ!応援しています。 |
|
SANA(テーマパークダンサー 乱縄・桜覇)【表現力】 | |
以前2度、NORTH大会に来ていたのですが、今までで一番会場が盛り上がっていたように感じました。東北でもダブルダッチが活気に溢れていることを嬉しく思いました。 表現力で良かったチームは一般部門の『POBH』と『さっぽろーぷす』でした。この2チームは、自分たちのデモを理解し、隙なく1人1人が光っていました。それにより、見ている人を引き込むことが出来ていました。 皆さんはダブルダッチをする上で、見ている人を楽しませたい、感動、魅了させたいと言う気持ちで舞台に立っていると思います。それには勿論ロープトリックやアクロバットも大切ですが、見ている人を引き込む表現力、パフォーマンス性がとても大切な要素になります。 NORTH大会では、チームが1つになりきれていない、隙を見せてしまうチームや視線が下を向きがちなチームが目立ちました。とても勿体ないことです。まずは自分たちのデモのコンセプト、音楽をしっかり理解し、チームで統一し共有しましょう。その上で、どんな表情をするか、視線をどこに定めるか、アクセントの取り方や強弱、身体の角度、ロープの入り方や抜け方、ポーズや走り方、仕草、立ち姿、後ろ姿に至っても、細かく定め、見せる演技を追及すること、前に前にパワーを出す事が大切だと思います。例えジャンパーでなくても一瞬の隙も見せてはいけません。 これは1人だけ出来ていても伝わりません。チーム1人1人が洗練され、デモを理解し、一体となるからこそ独特のオーラや前に出すパワーが強くなります。下を向いていては何も伝わりません。またどんなテーマのデモであっても、ずっと同じ表情より色々な表情が見えた方がより面白くなります。 是非、練習で自分たちのデモをビデオ撮影し、これで良いのか観客の視線で細部までチェックして見て下さい。 私もリハーサルや本番のビデオチェックを常にしていました。きっとより洗練されたパフォーマンスに繋がりますよ☆1人1人が輝き、たくさんの人を魅了するパフォーマンスを目指しましょう。そして東北のパワーをもっともっと前へ出し、いつか 日本だけでなく世界の舞台に届かせて下さい。これからも期待し、心から応援しています!! |
|
SHIGE(Who is Respected)【技術力】 | |
選手の皆さん、お疲れ様でした!大会を通した感想ですが、一般・オープンの両部門共に、見せ場でのミスにより、スキルを見れるシーンに繋がらなかったことが、残念に思いました。きっとそこに見せたいムーブがあったはずなので、そこのミスがなければもっと得点として伸びていたと思います。 見ていると、ロープの回し方やターナーチェンジの仕方、もっと単純に1抜けの跳び方など、何気ないけど避けては通れない動きに対して、ミスをしそうな危なさを感じました。とにかく基礎練をしっかりと!と言うつもりはなく、やはりチームとして見せたい部分、自分たちがパフォーマンスをしていてテンションがMAXにあがる部分をしっかりとお客さんに見て欲しいと思うので、そこに繋がる動き一つ一つを大切にするんだ!というような目標を持って練習して欲しいなと思います。 今回、その中で高得点だったのが、一般部門では、「さっぽろーぷす」!バスケのムーブは、圧巻でした。豊富な技を見せながらも、音を意識した足運びが印象的でした。オープン部門では、「Shot-Gun」!動きのキレと、安定したチーム力は他よりも優れていました。気持ちが込もった立ちフリも、ビシバシ伝わってきて気持ち良かったです。 最後となりますが、これから一つ上のステップへ向けて、自分がやっている動きに対して理解をもっと深めて欲しいなと思います。動きへの理解があれば、体が反応して、それが馴染めば、技術に繋がると思っています。技術が増せば、自信に繋がり、チームにとってハッピーな状態間違いなし! これからも、自分たちにとってハッピーなダブルダッチの追究に期待してます!! |
|
YAMATO(SNOWMAN)【完成度】 | |
出場選手の皆様、お疲れ様でした。 1.完成度の審査基準について まずはホームページに掲載されている審査項目をよく読んで下さい。審査員はこの審査項目に基づき採点を行います。完成度の審査項目は、以下の通りです。 一つのパフォーマンスとしての完成度を審査する。 特に「パフォーマンス全体を通した演技の安定感」「ダンスなど複数人で行う演技・技は統一されているか」「ミスがない」などを中心に全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価する。 この審査項目に基づき、今回"完成度"を以下の4つに分解し、採点を行いました。 ①"縄の中"の完成度:ミスをしなそうな余裕があるかどうか、実際にミスをしなかったかどうか。 ②"縄の外"の完成度:縄の外の動きが洗練されているかどうか。例えば、縄の外で素に戻り手持無沙汰になっている人がいないか、縄の中の人と振りを合わせる場合は振りが揃っているかどうか。 ③"個人"の完成度:アクロバット・ダンス・ステップなどの技の熟練度、アピール・立ち振る舞いなどの熟練度。 ④パフォーマンスの難易度 2.NORTH大会出場チームについて 今回、一般部門で最高点をつけたチームは「POBH」、オープン部門で最高点をつけたチームは「Shot-Gun」でした。「POBH」は、ミスが少なく余裕も感じられた素晴らしいパフォーマンスでした。「Shot-Gun」は、少しミスが多かったものの、上に述べたそれぞれの項目においてオープン部門でダントツのパフォーマンスでした。 完成度の点数には、ミス数が大きく影響します。完成度で高得点をとるためには、まずミスを少なくすることが必要不可欠です。今回のNORTH大会は、ミスの多いチームが多かったのが残念でした。 本番でミスをしないためには、 a.普段から縄を中心に基礎の練習を十分に行うこと b.パフォーマンスを作る段階で、今の自分達の力量を正確に把握すること c.ミスをした時のリカバリーをしっかりと作り、リカバリーの練習まで行うこと などが大切かと思います。 本番でのミスがつきものなスポーツですが、上記のようなことを意識して練習していけば、ミスの少ない演技が出来て完成度の点数はもっと伸びていくのではないかと思いました。お疲れ様でした! |
大人 | 前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500 |
小人 | 前売り券 ¥1,500 当日券 ¥2,000 |
盛岡劇場 〒020-0873 岩手県盛岡市松尾町3-1 TEL:019-622-2258 FAX:019-622-1910 Google MAP 開場 13:00 開演 14:00 終演 16:00予定 ※出演順は8/22に発表致します。 |
14:20 ~ | |||
<一般部門> | |||
1 | ε | (岩手県立大学) | |
---|---|---|---|
2 | Sechs | (岩手県立大学) | |
3 | MX | ( 岩手大学 ) | |
4 | A-bloom | (岩手県立大学) | |
5 | さっぽろーぷす | ( 一般 NorthRopes) | |
6 | Glory | (岩手県立大学) | |
7 | POBH | (一般 岩手) | |
<オープン部門> | |||
1 | S.W.A.T. | (岩手県立大学) | |
2 | D・D・D | ( 岩手大学 ) | |
3 | Paradox | (岩手県立大学) | |
4 | Shot-Gun | (岩手県立大学) | |
5 | Vamp | ( 岩手大学 ) | |
6 | Idpt | (宮城大学/東北大学) | |
7 | 六幻 | (岩手県立大学) |
13:00 | 開 場 | |
---|---|---|
14:00 | 開 演 | |
14:20 | パフォーマンス | |
15:15 | GUEST SHOW | |
15:40 | 結 果 発 表 | |
16:00 | 終演 予定 |
原竹 純(JDDA理事兼事務局長) ・1999年 NDDL「Holiday Classic」優勝(日本チーム) ・2004年 NDDL「Holiday Classic」優勝(アメリカチーム) ・2002年 DOUBLE DUTCH CONTEST Vol,1 優勝 ・JUDGE:ADDL / NDDL / WJR / FISAC / DDCW / 各国DDC |
|
YABIっち!(CAPLIORE) ・2006年 FISAC World Championships 団体戦男子の部ダブルダッチ部門 優勝 ・2007年~20011年 マッスルミュージカル出演 ・2009年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN Vol.8 優勝 ・2012年~ シルク・ドゥ・ソレイユ出演(カナダ、南アフリカ、アンドラ公国、イタリア) ・2015年 『情熱大陸』出演 |
|
SANA(テーマパークダンサー 乱縄・桜覇) ・2005年 Double Dutch Delight East 2005 一般部門優勝 ・2007年 チャレンジin神戸 優勝 ・2007年 American Double Dutch League 優勝 ・2008年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN Vol.7 優勝 ・2009年 Double Dutch Delight 2009 GUEST SHOW出演 |
|
SHIGE(Who is Respected) ・2007年 NDDL「Holiday Classic」3位 ・2008年 NDDL「Holiday Classic」優勝 ・2010年 Double Dutch Delight Japan 2010 GUEST SHOW 出演 ・2014年 Double Dutch Delight North/East 2014 GUEST SHOW 出演 |
|
YAMATO(SNOWMAN) ・2013年 NDDL「Holiday Classic」3位 ・2013年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2013 3位 ・2014年 DOUBLE DUTCH CONTEST HONGKONG 2014 優勝 ・DOUBLE DUTCH NIGHT Vol.9 優勝 |
SEIJI(REG-STYLE) 声もデカくて体もでかい、とにかくでかいイケメンMC!!ダブルダッチパフォーマンスはもちろんのこと、モデルとしても活躍するREG-STYLE SEIJIがMCとして会場を熱くする!! |
|
MC Father(ZERO DD&GA) 今なおプレイヤーとしても活躍するMC Fatherが今年もDouble Dutch Delightに登場!!まさにFatherのごとく、優しさあふれるトークで会場を包み込む。かつて自身も戦ったステージへ出演者たちを後押しする。 |