1st PLACE 『Flava』(追手門学院大学 Dutcher's616)



2nd PLACE 『union』(追手門学院大学 Dutcher's616)



3rd PLACE 『卍.tis』(京都産業大学 ダッチゃ)




4th PLACE 『Silvart』(同志社大学 Sil vous plait!)



5th PLACE 『O$CAR』(立命館大学BKC Fusion of Gambit)



一般 1st PLACE 『BALLYdaCHOPPER』(一般)



DAICHI(YUTTY KINGDOM.)【 技術力 】
選手の皆様、本当にお疲れ様でした。

本大会において、私は「技術力」を審査させて頂きました。まず、前提として以下の通り審査項目内容の一部を抜粋致しますのでご確認下さい。
・ダブルダッチのロープの中で行われる各技を評価し審査する。
・「ジャンパー、ターナーの安定感」「ロープがたるまない綺麗さ」「ターニングのリズム感」
を中心に各技の習得レベルを審査する。

上記の通り、技術力という項目に関して言うと、ダブルダッチのロープの中で行われる各技を評価しているということを意識したパフォーマンス作りが大切になってきます。つまり、縄の中で行われていない技に関して、技術力という項目において点数が付かないということです。
ただし、これは全ての技を縄の中でやる必要があると言っているわけではありません。何故なら、他の審査項目の中に「ロープの中で行われる各技を評価し・・・」という文言は入っていないからです。(もちろん、ダブルダッチの大会であることを忘れてはいけませんが)
このことから、自分たちパフォーマンスの中で、技術力という項目でしっかりと点数を稼ぎたい技に関しては、ロープの中でその技を行う必要が有るということを、この大会に臨む選手たちは意識したパフォーマンス作りをしなければならないということになります。

■一般部門
高得点を付けたのは「S.K.T」「BALLYdaCHOPPER」「Bibidi-Babidi-BooN!!」でした。ミスが目立ったものの、全体を通して技術力の高さを伺わせるパフォーマンスをしていました。

■OPEN部門
高得点を付けたのは「Flava」でした。しっかりと見せたい技をちゃんとロープの中で行い、かつ見ていて安心できる程、ジャンパーとターナーに安定感がありました。

Double Dutch Delight West 2016に関しては、特に「やろうとしている技」に自分達の技術が追いついていないチームが多く見られました。いくら自分達がこれをやりたい‼と思っても、ジャンパーもターナーもいっぱいいっぱいで縄も汚い、そんな状態では技術力として高い点数はつきません。あとは、冒頭部分に記載していることをもう一度意識して、パフォーマンスを作って欲しいと思います。
この大会に向けて、たくさん練習を重ねてきたと思います。勝ったチームも、負けて悔しい想いをしたチームも、今回の結果をしっかりと受け止めて、次のステップへと繋げて欲しいです。
 
Uryna(NEWTRAD)【 表現力 】
選手のみなさまお疲れ様でした。自分自身現役としてあの舞台に立ってから あまり間も無いので、熱い気持ちがとても伝わってきました!
全体の印象として、テーマ性があったり独特な音を使ったりと【表現力】という項目で得点を得ようとしているチームが多くなってきていると感じました。しかし、その表面的な表現のせいで自分達自身がかもしだす雰囲気や本来の良さを見失っているように見え、付け加えた表現が裏目に出ているチームも多いように感じました。

今回私が表現力を審査する上で、『チームの雰囲気を後押しする』を大前提として 衣装、音、身体、縄、技、ジャンパー以外の動き などのツールをどのように駆使しているかを見ていました。その中で飛び抜けた表現力として高得点につながったのは

◆縄で雰囲気を表現している
回し方ひとつにしても、あえてベーシックを選んでいるように感じたり スライドのスピードや ターナー間から出る雰囲気など。
◆技で雰囲気を創っている
通ると沸く技を効果的な演出やフォーメーションで入れることで流れを創り、その流れを雰囲気創りに活かすなど。
◆”キハク” という、作ろうと思って作れるものではない本来の表現力
熱いメッセージともいえるような気迫。ホンモノに勝る作り物はないの一言。

この3つの点でした。ダンスや衣装での表現が当たり前になって来た中で、こうしたダブルダッチ独自のツールでチームの雰囲気を表現できているチームは少なく目を引きました。しかし、何度も言いますが『チームの雰囲気を後押しする』が大前提のため それに合わなければ無意味とも言えます。

「RedHook」「union」「RIZE」「BALLYdaCHOPPER」は自分達の人間性からでる雰囲気、チームの武器、それらの見え方をしっかり理解してダンスや衣装フォーメーションなどダブルダッチ要素の少ないものから縄、技などダブルダッチ独自のツールまでしっかり取捨選択できていたと感じました。
もう一度自分は何者か、チームメイトは何者か、どんなときに輝いているのかチームで研究してみることでより効果的な表現ができると思います!チーム練習のときに色んな音で跳んだり、色んな技を練習することも発見のきっかけになるので是非試してみてください。

Japan大会に進んだチームは、代表として自信を持って想いをぶつけて来てください!!Japanという大舞台を思いっきり楽しんでこそお客さんやジャッジを楽しませることができるはずです!ありがとうございました!!
 
SHIMO(M.A.D)【 構成力 】
出場された選手の皆様、お疲れ様でした。全員が次に繋げられる大会になっていれば幸いです。
今回の感想としては、スキルもあり安定感もあるのに3分間のパフォーマンスとしてのレベルは例年より低かったのかなと思います。様々な構成のパターンが生まれている中で、縄を跳ぶ時間、縄を回す時間よりも、構成を考える時間が少なかったのかなと思いました。また、上位5チームとそれ以外のチームとの差を大きく感じた大会でもありました。
気になった項目を挙げていきます。

【技間のスムーズさ】
見せ場と見せ場の間で勢いが止まるチームが多かった印象です。
ミスが多かったのもありますが、ミスしても止まらないチームもあったので、ミスのみが原因ではありません。
1つ1つのムーブの持っていき方は、良いチームが多かったです。特に、見せ場を見せ場として見せることはできていたのではないでしょうか。
しかし、見せ場が1つ1つに分かれてしまっており繋がっていないチームが多かったです。技を並べるだけではパフォーマンスとして成り立ちません。3分間のパフォーマンスとして1番の見せ場を示し、そこまでにオーディエンスの期待感を煽り、パフォーマンス後に心に残るもっていき方ができていたチームは少なかったように思います。

【パフォーマンス一連の流れを一つにまとめ上げる】
ここが特に上位5チームとその他のチームに大きく感じた差です。
技やムーブが良いチームはたくさんありましたが、3分間のパフォーマンスとしてまとまっているチームは本当に少なかったように思います。
近年、毎回言われていることかもしれませんが、起承転結が無いチームがほとんどでした。
自分たちがどの部分でどう見られたいのか、だけでなく、オーディエンスをどこの部分でどう思わせたいのかをもっと考えて欲しいです。統一感がありつつ引き込むための仕掛けをたくさん作らなければオーディエンスを引き寄せ続け、心に残すまでには至りません。
見ている人の期待を良い意味で裏切るパフォーマンスを狙って行ってください。

気になったのはこの2項目でした。
この2項目を含めて高得点がついたのが上位5チームです。
5チームの中でも、「Flava」「卍.tis」が、見やすくまとまっており、技間も途切れることなく見せられていたと思います。大枠で捉えたときに、シンプルかつ分かりやすい構成があり、その中で見せ場の分かりやすさとこだわり、見せ場から見せ場へのもっていき方での工夫やスキルが目立っていました。

以上となります。
今後、もっと発展したダブルダッチが見れることを大いに期待しています!Japan出場チームはWestを背負って大活躍してくれることを期待しております!ありがとうございました!
 
JUN(alttype)【オリジナリティ】
今回「オリジナリティ」を担当させていただきました。「オリジナリティ」を審査させていただく中で、「他のチームにはない独自の技・演出や曲」がいかに観客を引きつけるものかどうかというところに重視しました。また「新しい見せ方・技の組み合わせ方」などにも加点しました。

 「オリジナリティ」はシンプルに「独自の」という意味ですので、基本的にはそこを重視しております。「他にはないもの」「自分たちの強み」ですね。

今回その点で印象に残っているのがOPEN部門では「union」で、スピード感あるパフォーマンスに今や定番となっている見せ場の中にも独自の見せ方やアクセントがあり、すごく印象に残りました。

 全体を見た感想としては「似たチームが多いな」と思ったのが正直なところです。
総評でも言わせていただきましたが、過去に「勝ったチーム」を目指すのはいいのですが、そこを見過ぎて自分たちの個性を出せずにいたり、出ていても薄い気がします。その「勝ったチーム」は、今までになかった独自のパフォーマンスや技を取り込んでいたからこそ勝てたのではないでしょうか。

 時には上達するために真似して練習も必要かもしれませんが、そこから「自分たちの味」に、しかも「濃い味」にしてほしいと思います。

Japanに進むチームも入賞できなかったチームにとって今後の参考になればと思います。更なるWestシーンの向上を願います!ありがとうございました。
 
YOSSY( 戎 )【 完成度 】
昨年に引き続き完成度の審査をさせて頂きました。
上位が混戦したように感じた中で、一般・オープン部門合わせて高得点を付けたのは「S.K.T」と「Flava」でした。「S.K.T」については、少しのミスこそあったもののそれを払拭するようなジャンパースキル・アクロバット・ダンスが高い水準で保たれたパフォーマンスが、完成度として高得点を付けるに十分でした。「Flava」においては、高難易度の技を複数こなしながらも3分間一切の乱れを感じさせない安定感に今大会では一番高い得点を付けました。
その他「Bibidi-Babidi-BooN!!」「E.U.S」「卍.tis」「O$CAR」「union」「RIZE」等が(他にもありますが)完成度という点において上位に上がりました。

これらのチームが得点を得た理由について一つは、ミスの少なさであり、もう一つはパフォーマンスが細部まで完成されていたところです。完成度の審査対象を確認しても分かる通りパフォーマンスの安定感・統一感・ミス数を中心に難易度に応じて点数を付けるんですが、点数が思ったより伸びていないチームはミス以前に(ミスが多いチームは元も子もないですが)縄の中・外でのフリやフォーメーションがチーム全員で詰めきれてなかったり、仕草・表情に違和感がありパフォーマンス感が無いことが多くあり、一つのパフォーマンスとしての完成度を下げる形になったと思います。
特に「卍.tis」「O$CAR」「RIZE」は同じ世界観を全員で共有しているように感じさせパフォーマンスに一つの統一感を持っていると思いました。ミスが多く完成度的には伸びなかったですが「Silvart」も細部までこだわりを持った統一感のあるチームでした。

最後に、勝ったチームがいれば負けたチームがいるのも事実です。結果を真摯に受け止めこの大会を糧に次のステージへ前向きに進んで頂ければ幸いです。
エントリー期間
・JDDA会員  2016年 7月 15日(金)17:00 ~ 7月25日(月)17:00
・JDDA非会員 2016年 7月 18日(月)17:00 ~ 7月25日(月)17:00
チケット販売期間
2016年 7月 19日(月)10:00 ~ 9月 2日(金)17:00まで
大人 前売り券 ¥2,500 当日券 ¥3,000
小人 前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500
PLACE
池田市民文化会館
〒563-0031
大阪府池田市天神1-7-1
TEL:072-761-8811
アクセス

OPEN  / 12:00
START / 13:00
CLOSE / 20:00
JUDGES
JUN(alttype)
・ギネス世界記録保持者 [2本のロープの中で3人が駆足跳びを行いひっかかるまでに何回跳べるか]
・宝塚歌劇団 月組 技術・構成指導
・Asia's Got Talent SEMI FINALIST
・2005年 We Love Double Dutch 優勝
・2013年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2013 優勝
DAICHI(YUTTY KINGDOM. )
・2012年 Double Dutch Delight West 2012 一般部門 優勝 Til soul circus
・2013年 Double Dutch Delight West & South 2013 GUEST SHOW出演
・2014年 Double Dutch Contest World 2014 GUEST SHOW出演
・DOUBLE DUTCH ONE’S 2015-2016 FINALIST
・Double Dutch Night vol.8・vol.9 優勝
YOSSY(戎)
・2012年 Double Dutch Delight West 2012 優勝
・2012年 Double Dutch Deligh Japan 2012 準優勝
・2012年 NDDL「Holiday Classic」 優勝
・2013年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2013 3位
SHIMO(M.A.D)
・2012年 Double Dutch Delight Japan 2012 3位
・2012年 NDDL「Holiday Classic」3位
・2012年 THE GOLD 2012 バトル部門 優勝
・2013年 Double Dutch Delight Japan 2013 優勝
・2013年 NDDL「Holiday Classic」準優勝
Uryna (NEWTRAD)
・2014年 American Double Dutch League (Altavista) 準優勝
・2014年 NDDL「Holiday Classic」(Altavista) 3位
・2015年 battle de Double Dutch in France 審査員
・2014年 2015年 B-tribe TV(京都放送) レギュラーダブルダッチリポーター
・韓流アーティスト「SHU-I」live tour2015 オープニングショーダンサー
YUI(REG-STYLE)

ダブルダッチ界きってのイケメン女子!プロダブルダッチチーム"REG-STYLE"の紅一点YUIが関西仕込みのマイクパフォーマンスで会場に旋風を巻き起こす!
タイムテーブル
12:00 開場
13:00 開演
13:20 1部 パフォーマンス
[ Double Dutch Delight Next Heroes West 2016 ]
14:00 休憩
14:20 2部パフォーマンス 〈一般部門 / OPEN部門〉
[ Double Dutch Delight West 2016 ]
15:50 Double Dutch Delight Next Heroes West 2016 結果発表
16:10 休憩
16:30 3部パフォーマンス 〈OPEN部門〉
18:50 GUEST SHOW
19:00 休憩
19:20 結果発表
20:00 終演
出演順
1部13:20〜 【Double Dutch Delight Next Heroes West 2016】 3部16:30〜
〈NOVICE部門〉 〈OPEN部門〉
順番 通し順 チーム名 所属 部 順番 通し順 チーム名 所属
1 1 中道家 MIYAKO JUMP ROPE CLUB 1 36 Spada 京都産業大学 ダッチゃ
2 2 luce ダブルダッチスクールクローバー 2 37 Fiatt 京都大学 MTTR
3 3 BRASHxBRUSH MIYAKO JUMP ROPE CLUB &  B-TRIBE 3 38 Jack×Jack 神戸大学 Dutch Days'
4 4 SOLEIL ダブルダッチスクールクローバー 4 39 Bee Hive 京都産業大学 ダッチゃ
〈ADVANCED部門〉 5 40 Spasiбa 京都大学 MTTR
5 5 A'device SDDC(島本ダブルダッチクラブ) 6 41 Ussort 佛教大学 佛跳
6 6 Buzz MIYAKO JUMP ROPE CLUB 7 42 LUMINOUS 立命館大学BKC Fusion of Gambit
7 7 SPIRIT MIYAKO JUMP ROPE CLUB 8 43 MANATY 関西大学 mixpackage
8 8 E-DRAGON MIYAKO JUMP ROPE CLUB 9 44 union 追手門学院大学 Dutcher's616
9 9 Fright-Works LDPS 10 45 O$CAR 立命館大学BKC Fusion of Gambit
10 10 Red-splash MIYAKO JUMP ROPE CLUB 11 46 @muse 追手門学院大学 Dutcher's616
11 11 ☆跳亀良☆ MIYAKO JUMP ROPE CLUB 12 47 だぃぽーる 大阪大学 ちょると
13 48 Attirer 同志社大学 Sil vous plait!
2部14:20〜 【Double Dutch Delight West 2016】 14 49 同志社大学 Sil vous plait!
〈一般部門〉 15 50 Flava 追手門学院大学 Dutcher's616
部 順番 通し順 チーム名 所属 16 51 GRENADE 京都産業大学 ダッチゃ
1 12 S.K.T 一般 17 52 RIZE 大阪体育大学 華縄麗
2 13 ZAXA 一般 18 53 一縷 立命館大学BKC Fusion of Gambit
3 14 大猩々 京都大学MTTR 19 54 Salud 大阪体育大学 華縄麗
4 15 BALLYdaCHOPPER 一般 20 55 e.m-buddy! 同志社大学 Sil vous plait!
5 16 膝小僧feat.パパ ブランコラボ 21 56 GAIA 立命館大学 dig up treasure
6 17 Catalunya 一般 22 57 CapriCe 関西大学 mixpackage
7 18 E.U.S 一般 23 58 Red Hook 京都産業大学 ダッチゃ
8 19 Bibidi-Babidi-BooN!! 一般 24 59 ULURU 京都産業大学 ダッチゃ
〈OPEN部門〉 25 60 Master creW 関西大学 mixpackage
9 20 Quartz 立命館大学BKC Fusion of Gambit 26 61 NEO 立命館大学BKC Fusion of Gambit
10 21 HANGOVER 立命館大学 dig up treasure 27 62 sunekey 佛教大学 佛跳
11 22 Quintet 同志社大学 Sil vous plait! 28 63 ANGOL 追手門学院大学 Dutcher's616
12 23 Skinny guineapig 追手門学院大学 Dutcher's616 29 64 REBECCA 同志社大学 Sil vous plait!
13 24 Woodstock 神戸大学 Dutch Days' 30 65 Earl Grey 神戸大学 Dutch Days'
14 25 Tipsy-Bear 立命館大学 dig up treasure 31 66 FREAKS 立命館大学 dig up treasure
15 26 卍.tis 京都産業大学 ダッチゃ 32 67 RUMBLE 立命館大学BKC Fusion of Gambit
16 27 Voltter 京都産業大学 ダッチゃ 33 68 Babel-Road 京都産業大学 ダッチゃ
17 28 Leilly 追手門学院大学 Dutcher's616 34 69 Multiverse 大阪体育大学 華縄麗
18 29 GEEK 立命館大学 dig up treasure 35 70 HOT 京都大学 MTTR
19 30 Rey- 関西大学 mixpackage 36 71 Badass 京都産業大学 ダッチゃ
20 31 Re-voke 立命館大学BKC Fusion of Gambit 37 72 Gladiolus 追手門学院大学 Dutcher's616
21 32 Stein 関西大学 mixpackage 38 73 Fiatt 京都大学 MTTR
22 33 ZEDD 追手門学院大学 Dutcher's616
23 34 Silvart 同志社大学 Sil vous plait!
24 35 BERZERK 立命館大学BKC Fusion of Gambit