KO-YA(REG-STYLE)【 技術力 】 | |
選手の皆さん、応援の方々、スタッフの皆さんお疲れ様でした! 今年もNORTH大会のあったかい空気が好きでした!!今回『技術力』を審査させていただいた中で、勝敗の分かれ目は"余裕感"と"決めどころで決めきれたかどうか"だったかと思います。 決めどころの分かりやすいところでいうと、スピードやステップなどで通しきれないチームが多かったと思います。 優勝した「LIBERTY GRAFFITY」はステップを通し切ったところなど、他と差をつけた場面だったのではないでしょうか。余裕感でいうと、もっと顔を上げてパフォーマンスをしてほしいなと思う場面がいくつかありました! judgeコメントでも伝えましたが、パフォーマンスをしている時に何を考えているかは見ている人たちに確実に伝わります!!! ステップひとつにしても、「通さなきゃ、通さなきゃ」と思いながら跳ぶより、自分たちのパフォーマンスに合った気持ちをのせながら跳ぶのとでは伝わるものが全然変わります! それはシンプルに「どーだ、俺かっこいいだろ!」と思いながら跳ぶだけでもだいぶ違います! ロープ通すことだけの練習でなくて、気持ちをのせた表情や動きに意識を向けるところまでの技術を身につけてみてほしいです。 そして、そろそろNORTHからNYに行くチームが出てきて欲しい!!!NORTHの歴史、ダブルダッチ界の歴史を変えてやる!という思いを誰が本気で持つか楽しみにしています!!! 誰かが本気になって、いっぱい色んなパフォーマンスや映像や映画、音をいっぱい聞いて、NORTHの時代をつくって欲しいです!!!今年の一年生も良いチームいました!「Blitzkrieg」とかパフォーマンス終わってから学年を聞いて、一年生なんだーと思いました!!! NORTH地区の皆さん、楽しみにしています!そして期待しています! とりあえず、JAPAN!NORTH地区みんなで応援して盛り上げていきましょう! ありがとうございました! |
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HARUKA(SNOWMAN)【 表現力 】 | |
選手の皆さん、お疲れ様でした! ROPE A DOPEのチームが多く出場していましたが、各チームに色が出ていて、楽しみながら審査することが出来ました。また、観客の声がジャッジ席までよく届いたため、皆さんが一体となってこの大会を作り上げていることがとてもよく伝わりました。この雰囲気を大事にしつつ、皆で更に上のレベルを目指して頑張ってください! 以下、部門ごとの講評です。 【一般部門】 「さっぽろーぷす」曲や道具、表情などで完全に観客を引きつけていました。全員がショー慣れをした立ち振る舞いで、傘を使った小ネタがポンポン飛び出てくるので、まるで大道芸を見ているようでした。 「You’ve Gotta 5」かっこいいHIPHOP系でしたが、全員の動きが雰囲気と合っていて統一感のある演技でした。気迫やメリハリが加わると更に良いです。 「MX」全員の動きを揃える意識が見られて綺麗でした。もう少しテンポを速めた方が、動きのキレが出て見栄えが良さそうだと感じました。 【オープン部門】 衣装が全身黒というチームがとても多かったです。色が同じでも、形や質感、サイズ感で違いは出せるはずです。衣装も自分たちをアピールし印象付けさせる道具なので、デモに合わせこだわって選びましょう。 「LIBERTY GRAFFITI」唯一勝利への気迫が見られたチームでした。何人かの目力にやられました笑。最後まで途切れぬ集中力によって独自の世界観を作り上げていました。ただ、ハリーステップ中の後ろの人の位置や動き方に中途半端な印象を受けてしまったのが残念です。 「ZER ∅-FINITY」5人の配置がきれいに考えられていました。女性陣の舞台映えする笑顔と、ポイントポイントで表情をキリッと切り替えることによってデモの流れを作っていました。男性陣が埋もれていたので、目立て!とまでは言いませんが、視線が映ったときに立ち振る舞いでかっこよく魅せられるよう、身体を鍛えましょう。 「刹那」見事な始まり方でした。演技中の様々なハプニングを物ともしない堂々たる態度がデモの雰囲気と異様にマッチし、観客の笑いを誘っていました。その良さを自覚し、意図的にしかし狙いすぎず組み込んだ演技を見てみたいです。 同じサークルのチームが多いということで、お互いのデモを見合う機会がとても多いと思います。私が今指摘させてもらったように、各チームの良さ悪さを言い合い、悪いところを直し、良いところを取り込む作業を積極的に行いましょう。そして、出来れば関東や関西のチームも直接見るなどして同じことが出来るようにしましょう。自分のチームや他のチーム、他の種目の演技の特徴を言語化し分析する練習をすると、様々な意見をデモに反映しやすくなると思います。是非、そのような文化を作り上げていきましょう! 以上です。JAPAN出場チームの皆さんは全力を出し切れますように! |
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KANEKO(ZIXA)【 構成力 】 | |
Double Dutch Delight Northお疲れ様でした。昨年も同じことを書いたのですが、会場の一体感やデモの作り方など、関東とも関西とも全く違う予選で、とてもフレッシュでした。選手・観客の皆様、誠にありがとうございました。 さて、では本大会の総評に進もうと思うのですが、その前に、「構成力とは何か」というお話について改めて再掲させて頂きます。 基本的にダブルダッチパフォーマンスの構成は下記3点から成り立っています。 ①「何をするか」…技やステップなどのトリック ②「どの順番でやるか」…トリックを組み合わせる流れ ③「どういう演出でやるか」…空間構成や音楽、OP/EDなどの演出力 「構成力」は、「①・②・③を駆使することで、見ている人に『このパフォーマンス見て良かった!』と最終的に思わせる力」です。『最終的に』というところがポイントです。 EASTでもそうでしたが、NORTHで更に強く感じたのは、①「何をするか」ということが割と際立っているチームほど、上手く作れているルーティーンを1,2曲目の頭に固めすぎていて、『最終的に』という部分がおざなりになっているということでした。 確かに序盤のアイキャッチが大事なのはもちろんそうなのですが、序盤で自ら作ったハードルを越えきれずに終わってしまうチームをちらほらと見受けました。率直にもったいないので、どう流れを作るのがベストなのか、何がキラームーヴで、それをどう温存すれば一番映えるのか、を自分達で評価しながらパフォーマンスを作れるように意識してみてください。 全体構成では、NORTH大会は、EAST大会やWEST大会と比べて、良くも悪くも「あっさり系」の構成が多いように感じました。流れがすっきり見えるという利点もありつつ、心に引っかかるムーヴや演出も無く終わるという難点も併せ持っているという意味です。 そういう意味で、ある種の「ねちっこさ」を上手く残していたチームが非常に目に留まったように思います。 徹底的にオーディエンスが湧き切るまでルーティーンを長尺で作っていた「BNCrew」、3人という手数の限られた状況で、上手く小道具を使った小ネタで見せ場まで繋ぎ切った「さっぽろーぷす」、縄を回さない箇所での縄を使った小ネタが巧みだった「ZERφ-FINITY」が好印象でした。 昨年も総評に記載したのですが、やっぱりNORTH大会にはまだまだたくさんの可能性を感じます。鍵は「ルーティーン」(特に複数人ハリー系)と「気の利いた小ネタ」です。 考えるのも面倒ですし、これまでなかなか身近に無かったようなパフォーマンスをまとめるのは勇気のいることですが、そこを振り切って飛び出したチームが、東北のシーンを1歩も2歩も先に進めるんだろうなあと思っています。 期待してます!! |
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TAISUKE(Waffle)【オリジナリティ】 | |
まずは選手の皆さん及び本大会に関わった全ての方々、お疲れ様でした! NORTH大会は毎回観客の声援が暖かく、みんなで大会を盛り上げていこうという雰囲気がとても素晴らしいです。大会全体の盛り上がりは演技者だけでなくジャッジする側も気持ちよく審査することができます。 今回私は「オリジナリティ」を担当させて頂きました。得点を付けていく上で ・現段階のロープトリック、アクロバット、ダンス等のレベルから更にもう一工夫されている。 ・パフォーマンスのコンセプトが明確にされておりチーム及び個人の色や個性が光っている。 以上2点が出来ているチームにはより良い得点を付けました。 一般部門は優勝した「さっぽろーぷす」(NORTH ROPES)に最高得点を付けました。 曲に合わせて構成やテーマを統一しており、アクロバットを一切しない中で、ダブルダッチのパフォーマンスの傘の使い方が発想力豊かでした。その他にも高度なロープトリックを行なっていましたが少しのミスが目立ってしまったのが残念です。 OPEN部門は「さっぽろーぷす」のような発想力のチームはいなく、純粋にスキルで魅せるチームが多い印象でした。 優勝した「LIBERTY GRAFFITI」(岩手県立大学 ROPE A DOPE)はダンスで全体の雰囲気を出せていて動きももう一段階レベルの高い事をしようとしていましたが、縄の通し方や丁寧さの詰めが少し甘かったです。他のチームと違う事をしようという意識は伝わってきたので、JAPANまでにまだまだ伸びしろがあると思います。 惜しくも優勝は逃しましたが、「BNCrew」(宮城大学 SeVault)は複雑で高度なロープトリックを行なっており、あの難易度は他の地区でも中々できないレベルでした。ただし、まだチームとしては浅く感じたので、これから全ての能力を上げてチーム力を強化していけば、NORTHに新しい風を吹かす事ができるチームになると思います。 NORTH地区は毎年レベルは上がっていますが、EAST・WEST地区に比べるとまだまだな部分があります。 NORTH地区のダッチャーはもっともっと他の地域のダッチャーとの交流を増やすべきです!今はYouTube等で簡単に最新の動画をどこでも見る事が出来ますが、ダブルダッチに対する取り組み方や意識、考え方は直接人と会う事によって学べます。1番身近なのはサマーキャンプ、スプリングキャンプ等があります。時間やお金の問題はもちろんあると思いますが、NYに行けるチームをNORTHから出すには待っているだけではなく、積極的に自分から動いてみてください! |
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タク( 超三流 )【 完成度 】 | |
完成度の審査とミスのカウントを担当しました。 ルールで示されている完成度の項目の中でも特に「パフォーマンス全体を通した演技の安定感」を重視して点数をつけています。そのため、ミスの回数の多少とは必ずしも得点が一致していません。ミスなくできていることの他に、どのくらいの成熟度で実施できているか、どのくらいの難易度のものか、演技全体の印象にどのくらい貢献しているか。他に動きの質であったり、全メンバーのバランスであったりを総合して点数化しています。 NORTH大会のジャッジは昨年に続き2度目でした。 出場チーム数は昨年と同数だったとのことですが、大きく変わっていたのが1年生?と思われるチームのミスの少なさ。MCのコメントから推測するに、初めて4か月くらいというチームが複数いたのですが、大崩れするチームがほとんどいなかった。これは練習量と、先輩たちの指導のおかげなのでしょう。さらに1年後の飛躍を期待したいと思います。 逆にNORTH大会のトップレベルには物足りなさを感じました。 OPEN部門で優勝したLIBERTY GRAFFITIはこの大会では抜群に上手かったし、かっこよかった。ただしそこで満足はしてほしくない。ミスも多かったし、地区を引っ張る、引っ張ってきたチームだからこそ、他地区のトップと肩を並べるレベルに向けて、JAPANまでの積み上げをどれくらいやってくれるか楽しみにしています。 少し違う視点からLIBERTY GRAFFITIの感想をもう一つ、OPENトップバッターでミスもある程度あって納得できるパフォーマンスではなかった彼らが、終了後にコメントした内容が「あとは他のチームを応援するだけです!」というものでした。すごいと思ったのは、大会全体がこの考え方と同調していたことです。パフォーマンスするチームを会場のみんなが応援して、他団体でも関係なく、素晴らしいターニングスキルや見たことない技なんかで会場が沸いていました。ゲストパフォーマンスも最高の盛り上がり。これが今の盛岡ダブルダッチ界の特徴でしょうか。 心配なのは盛岡だけで完結してしまうこと。 カッコいい先輩を追いかけるだけではなく、自分たちの個性にあった強みを活かして、もっと遊んで、もっともっと踏み外して欲しい。 そういうチームが出てくる下地はだんだんできてきたのかな。学生後、社会人として活動している人材もいたりして、遊び心や余裕のあるパフォーマンスにも昔より触れてきているのでしょうか。刹那はそういうところを引っ張っていってほしいキャラクター性を持っているメンバーが多くいました。他のチームにもいいドヤ顔をする人なんかもいましたね。 一般部門で優勝したさっぽろーぷすは、そういった部分でいいお手本になる存在でした。 曲選択や衣装の色使い、メンバーの個性に合わせたベストと思わせるチョイスだったと思います。表現力の得点がいい点も見逃せません。カッコいいだけが表現力じゃないということを結果で示してくれたチームでした。欲を言えばもっと力を抜いた感じをだせればいいのにと思った部分があったのと、ミスで少し見せ場がつぶれていたのでその辺をJAPANでしっかり魅せきって欲しいです。 自分の出身ということもあり、NORTH地区の今後の発展になんとか力になっていきたい感じた週末でした。みなさんお疲れ様でした。 |
12:00 | 開場 | |
12:30 | WORK SHOP | |
13:30 | 開演 | |
15:10 | GUEST SHOW | |
15:25 | 休憩 | |
15:40 | 結果発表 | |
16:10 | 終演 |
13:30〜15:10 | ||
〈 一般部門 〉 | ||
順番 | チーム名 | 所属 |
1 | MX | 岩手大学 RepTont |
2 | さっぽろーぷす | NORTHROPES |
3 | You've Gotta 5 | 一般 |
〈 OPEN部門 〉 | ||
5 | LIBERTY GRAFFITI | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
6 | Blitzkrieg | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
7 | Σ | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
8 | BNCrew | 宮城大学 SeVault |
9 | RipNDip | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
10 | ZER∅-FINITY | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
11 | pari passu | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
12 | 4CKmatic | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
13 | On Cloud Nine | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
14 | FroodyDudes | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
15 | 刹那 | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
16 | GLARE | 岩手県立大学 ROPE A DOPE |
大人 | 前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500 |
小人 | 前売り券 ¥1,500 当日券 ¥2,000 |
盛岡劇場 〒020-0873 岩手県盛岡市松尾町3-1 TEL:019-622-2258 FAX:019-622-1910 Google MAP |
KO-YA(REGSTYLE) ・2012年 DOUBLE DUTCH CONTEST BELGIUM 2012 優勝 ・2015年 超DANCE@HERO GRANDFINAL優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2017 優勝 ・DANCE@LIVE2016 GUEST ・多数メディア出演 |
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タク(超三流) ・2005年 ダブルダッチチャレンジinTOKYO ユーモア賞 ・2009年 Duoble Dutch Delight EAST一般部門優勝 ・2015年 World Jump rope over30 優勝 ・2015年 JRSF全日本選手権中学生以上の部ダブルダッチ30秒スピード優勝 ・judge:Duoble Dutch Contest Japan、Duoble Dutch Delight kids 他 |
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HARUKA(SNOWMAN) ・2013年 NDDL「Holiday Classic」3位 ・2014年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2014準優勝(BEST OF SHOW 獲得) ・2014年 DOUBLE DUTCH CONTEST HONG KONG 2014優勝 ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2016 3位 ・2017年 WORLD JUMP ROPE 2017 Championship 出場 |
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KANEKO (ZIXA) ・2011年 Double Dutch Delight 2011 4位 ・2012年 テレビ朝日系列「仮面ライダーフォーゼ」出演 ・2014年 EDINBURGH FESTIVAL "Fringe"参加 ・2015年 WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIP 男子オープン部門総合優勝 ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 第3位 |
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TAISUKE(Waffle) ・2008年 Double Dutch Delight Japan 2008 優勝 ・2010年 Double Dutch Delight Japan 2010 優勝 ・2010年 NDDL「Holiday Classic」優勝 ・2014年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2014 優勝 ・2016年 DOUBLE DUTCH DELIGHT JAPAN 2016 一般部門優勝 |
MC FAther(ZERO DD&GA) 今なおプレイヤーとしても活躍するMC FAtherが今年もDouble Dutch Delightに登場!!まさにFatherのごとく、優しさあふれるトークで会場を包み込む。かつて自身も戦ったステージへ出演者たちを後押しする。 |
BAD TASTE |
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Kozy a.k.a JUNKNESS / Macchi / KEITA / t.taishi / YO-TA | |
2011年に BLACK×PIERROT のリーダーとしてNDDLホリデークラシック優勝へ導き、大学卒業後に結成した YUTTY KINGDOM. では「DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2017」へ出場するなど多方面で活躍。ソロのプレイヤーとしても多くのダッチャーからリスペクトされている「Kozy a.k.a JUNKNESS」プロデュースによるスペシャルパフォーマンス! 他にも超豪華なダッチャーが集結し、彼らが奏でるBAD TASTE (悪趣味)なパフォーマンスは、会場内を魅了すること間違いなし‼ North・East・NH East大会 限定のスペシャルパフォーマンスを見逃すな! |