展示室コード : 34338454G

NOVICE部門 1位
『跳和』
NOVICE部門 2位
『SEGYE』
NOVICE部門 3位
『MALCO』
ADVANCED部門 1位
『No Logic』
ADVANCED部門 2位
『Anela』
ADVANCED部門 3位
『U.R JIGGY』
Yosh a.k.a. YOSHIHIRO 【技術力】
 出場された選手の皆さん、保護者、コーチの方々お疲れ様でした!今年は昨年よりもレベルが上がっておりどのチームが優勝してもおかしくないくらい接戦でした。審査をしていて悩むことが多かったですが本当に見ていて楽しかったです!

【NOVICE部門】
■ミスをした後の対応
 今回NOVICE部門ではノーミスのチームはいませんでした。その中でどう点差がついたかというとミスした後の対応です。上位に残ったチームはミスの後慌てず冷静に次の立て直しをしていました。本番は一発勝負でミスが付き物です。その中で練習からいかにミス対応の練習ができているか。ここで明暗が分かれたと思います。

■縄の長さ
 パフォーマンスを見ていて縄が長すぎるなという印象のチームが何チームかいました。縄跳びは自分の跳びやすい又は回しやすいように長さを調節しますよね?ダブルダッチも同じです。自分たちに合った縄の長さを意識してみてください。それだけで今大会の半分のミスはなくなると思います。

 NOVICE部門では「SEGYE」に高得点をつけました。ミスをしても表情に出さず冷静に対応し、縄の安定感が群を抜いていました!まさに安心して見ることができるパフォーマンスでした。

【ADVANCE部門】
■ステージ上での気持ちのコントロール
 今回パフォーマンス冒頭でのミスが多くみられました。皆さんはパフォーマンスをする時にどんな気持ちでステージに立ちますか?勝ちたいという気持ちはもちろん大事ですがそれを全面に出しすぎると本番でいつも以上の力が出てしまい空回りをしてしまうことがあります。それが原因でのミスかなと見ていて感じました。
 普段できないことは本番でもできません。勝ちたい気持ちは練習の時に持つようにし、本番では勝ち負けという考えは捨てて今できる100%の演技することだけを考えてみるのはどうでしょうか?

■個人の技術が映える構成とは?
 今回団体によって構成が似ているチームが多く見受けられました。私たち審査員はたくさんのパフォーマンスを見てきている中で同じ構成だとやはり点数に差をつけることができないのが正直なところです。メンバーそれぞれの得意不得意を認識し、個人の技術が最大限引き出す構成はチームによって違うはずです。
上位のチームはまさに個性が集結して唯一無二のチームパフォーマンスをしていたため技術の点においても高得点をつけました。今一度メンバーの得意不得意を確認しそれを活かすためにはどんな構成がいいのかを考えてみてください。

 ADVANCE部門では「No Logic」「N006」「U.R JIGGY」に高得点をつけました。
「No Logic」は大人顔負けの技術力と余裕感があり今大会では頭ひとつ抜けていました!「N006」「U.R JIGGY」に関しても技術の点で印象に残る技が多く、次は何が来るのだろうとワクワクしながら見ていました。

 最後にはなりますが今回の結果を受けて来年さらに成長した皆さんのパフォーマンスが見れることを本当に楽しみにしています!JAPANへの切符を掴んだチームは関東代表として胸を張って堂々と最高のパフォーマンスをしてきてください!
 
REINA 【表現力】
 出場された選手の皆さんお疲れ様でした。表現力を審査させていただきましたREINAです。
[高得点チームについて]
◯NOVICE部門
・「SEGYE」
 音、縄、動きの調和がよく取れたメリハリのあるパフォーマンスでした。エンディングまでかっこよく、最後までパフォーマーであった4人の表情がとても印象的でした。
・「Battle Cry」
 音の取り方が洗礼されていました。1番素晴らしいと感じたことは、縄の中での表情や一つひとつの動きが全てかっこよかったことです。縄の中でそれらを全て表現できることは、チームとしての強みだと思います。
・「MALCO」
 ダブハリが痺れました。素晴らしい!自分たちの持ち味を最大限にこだわり追求し、しっかりと形にできることはとても素晴らしいです。
・「跳和」
 ダブルダッチのパフォーマンスを見て、きゅんきゅんしたのは初めてでした。縄の外でストーリーが展開していく箇所も素晴らしいですが、縄の中をもっと効果的に使える箇所が増えるとより素晴らしいパフォーマンスになると思います。期待しています。

◯ADVANCED部門
・「No Logic」
 一人ひとりのスキルの高さを最大限に生かしたパフォーマンスでした。一つ一つの動きやムーブが洗礼されていて圧巻でした。
・「N006」
 おしゃれさの追求やこだわりをとても感じたパフォーマンスでした。自分たちが大切にしているもの、魅せたいものを詰め込み最初から最後までとてもかっこよかったです。一人ひとりのオーラがあり、そのかっこよさに引き込まれました。
・「U.R JIGGY」
 右肩上がりのパフォーマンスで見ていてとても気持ちが上がりました。特に、後半のカーボーイからの流れ、、。あの時の音や3人のパッションやこれから何が起こるんだという期待感など、それら全てが混ざり合い自分の中で込み上げてくるものがありました。心がぐわっと動いたパフォーマンスでした。
・「星叶愛」
 強さも、可愛さも、仕草も、その全てがアイドルでした。ミスがあり、所々その世界が途切れてしまったことが残念でした。

[大会を通して]
 大会において、上位を狙うために2点大切なことをお伝えしたいと思います。1点目は、魅せたいところを誰が見ても伝わる形にするということです。ムーブやパフォーマンス全体が自己満足になっていないか、客観的にパフォーマンスを見ることはとても大事なことです。よりよく魅せるために、位置や角度やタイミングなど、細部まで研究をし試行錯誤をしてよりよく魅せるための努力を大切にしてください。
2点目は、リスクカットです。伝わらないこだわりはないか、またそれらはミスに繋がっていないか冷静にパフォーマンスを分析することはとても大切です。ミスがあっては伝えたいものも伝わりません。リスクカットが上手にできるかは、大きく勝敗に関わってくると思います。

今後の皆さんの活躍を楽しみにしています。ありがとうございました。
 
TASUKU 【構成力】
 大会出場者の皆様、運営STAFFの皆様お疲れさまでした!今年も様々な趣向を凝らしたパフォーマンスの数々に胸が躍る大会となりました。その一方で、ミスの多発に伴って構成を活かしきることができず、点数の伸び悩むチームも多くありました。

■本大会で入賞したチームの傾向
 構成として点数が伸びやすい傾向はEASTの総評をご確認ください。
その上で、かなり当たり前の話にはなってしまいますが、今回上位に入賞するチームとそうでないチームには大きな差がありました。それはジャンパーの入れ替わりがスムーズなチームは、パフォーマンスの勢いを途切らすことなく、メリハリを持った構成に仕上げることができていました。
 チームによってはダブルダッチを初めて間もないこともあり、あえて人の出入りに余裕を持たせているケースもあるとは思うのですが、大会で上位を狙うという観点で言うと難しくなります。ここが苦手なチームはパフォーマンスに緩急を加えるためにも、ぜひ継続して練習してほしい点だと感じました。

構成力に関して得点を高く付けたのは以下チームです。
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 NOVICE部門:「MALCO」「SEGYE」「跳和」
 ADVANCED部門:「No Logic」「Anela」「星叶愛」
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 レベルの高いダブルダッチスキルを、気持ちの良いテンポでつなげることができていた「No Logic」の圧倒的なパフォーマンスに最高得点を付けました。また、「星叶愛」はミスが目立ったものの、個々のレベルの高い技と小手先じゃないコンセプトの徹底ぶりによるパフォーマンスとしての一体感に魅了されました。

■大会全体を通して
 大会当日にYOSHIHIROからもありましたが、OPの直後にミスをするチームが非常に多い印象でした。その結果、パフォーマンスの出だしから仕込んでいた構成の流れを十分に活かすことができず、構成としても点数が伸び悩むチームが多くありました。
パフォーマンスを作る上で個々人のスキル/強みに応じて、無理のない範囲で最適な構成/流れを作った上で、入念にミスを無くすための練習を積み重ねることが大切です。そのうえで、表現やオリジナリティを補強して、全体の完成度を高めていくような順番で作っている/練習を行えているチームは上位に入賞していると、本大会はより顕著になりました。
 NOVICE部門、ADVANCED部門ともに年々レベルは上がっている印象を受けているので、より自分自身とチームの目指すべきスタイルを見つけながら、引き続き大会全体が盛り上がることを楽しみにしています!

JAPANに出場するチームは頑張ってください!
 
TO-MA 【オリジナリティ】
 今大会でオリジナリティを審査させていただきましたTO-MAです。審査基準はルールに記載されている通りです。
●高得点チームについて
 NOVICE部門では【跳和】【BROADPEAK】の2チームに15点、ADVANCED部門では【No Logic】に18点の最高得点を付けました。
【跳和】
 このチームは、次はどんな展開になるんだろうと、観ていてワクワクしました!他のチームとは一味違った独特の世界観を持ち、わかりやすいストーリー性のパフォーマンスでした。また腕を組みながらターナーターンをするなど、コンセプトに合ったトリックを取り入れていたのも好印象でした!

【BROADPEAK】
 一体感のあるステージングで、7人の隊形が非常に綺麗で気持ちのいいパフォーマンスでした。
ロープの外にいる時、何人かが正面ではなく向き合って振りをしていたのは、他になく面白いなと思いました!

【No Logic】
 一言!圧巻のパフォーマンスでした!
それぞれの高いスキルはもちろんのこと、パフォーマンスの最中ロープを止めてあおりに来たり、全員で音にのる振りがあったり、本人達が全力でステージを楽しんでいるのが伝わってきました。自分たちの魅せ方をよく理解していたと思います。
あと、2人の揃ったフロア系のアクロバット大好きです!

●全体を通して
 今大会、オリジナリティの得点は平均的に高く付きました。パフォーマンスを通して何を伝えたいのかが明確なチームが多かったです。曲や衣装がマッチしていてコンセプトのわかりやすいチーム、新しいスキルでガンガン攻めるチームなど、それぞれの個性がしっかりと伝わってきたチームに高得点が付いています。
 逆に得点が伸びなかったチームに関しては、パフォーマンスに一貫性がなかったり、見たことのある技が多かったりと、印象に残らなかったチームです。どのチームもやっていることだとは思いますが、もう一度改めてメンバーと向き合い、自分達にしかできないこと、魅せ方ってなんだろう?と考えてみてください。

【おわりに】
 選手の皆さんお疲れ様でした!
大会は悔しい思いをするチームの方が圧倒的に多いですが、出場しているというだけでそれは貴重な経験値になります。
 誰よりも早く前を向いて、その経験値を次に活かしてください。そして、上手くなりたい!勝ちたい!という気持ちを常に持ち続けてください。それだけで一回一回の練習の質がより良いものに変わってくると思います!
NEXT HEROESのレベルは年々上がっていて、毎回驚かされます!皆さんの更なる成長を楽しみにしています!

ありがとうございました!
 
haruka 【完成度】
【はじめに】
 今大会で完成度を審査させていただきましたharukaです。本総評は大会HPに記載のある審査基準に準じて作成いたしました。
【全体を通しての印象】
 本大会は非常にミスの多い大会でした。加えて,ミスの多かったチームの傾向として,数か所に集中したミスではなく定期的にミスを繰り返してしまったという点が挙げられました。決してリカバリーに時間がかかってしまっていたわけではなく,1つのミスから次に発生した新しいミスまでの時間が短いという印象でした。つまり,演技全体を通して断続的にミスが生じてしまったことになります。このようなチームの完成度項目は非常に厳しい結果になりました。一方で,生じたミスに対し,ロープや動作のみならず,冷静に“こころ”を立て直すことのできたチームは,本来の力を魅せきれた時間が長かった印象を持ちました。

【高得点獲得チームの傾向】
 “完成度”の項目は公式HPのルールを引用すると,「ミスがない」という観点のほかにも「演技の安定感」や「技の統一性」「熟練度・成熟度」についても触れられています。しかしながらミスが多くなればなるほどミス以外の項目を評価できる機会が減少してしまいました。完成度項目において高得点を獲得したチームは,ミスが少ないことで,その他の項目に関しても高得点を獲得できるチャンスを得られました。

【高得点獲得チーム】
<NOVICE部門>
 SMILE-4Uを高く評価しました。少ないミス数,ロープの安定感,シンクロされたフロアムーブとロープの内外を問わない動作の同時性が素晴らしかったです。

<ADVANCED部門>
 No Logicは最高得点を獲得しました。ミスの存在しない演技,良質なアクロバット,どの場面を切り取られても終始一貫とした技の成熟性は圧巻でした。
 狛ETER,Anela,U.R JIGGYはミスの少なさだけでなく,3人で魅せる工夫を凝らしつつも1つ1つの技に安定感が見られ,チームの色が見られたという点で“統一性”を高く評価致しました。
 残念ながら入賞には至りませんでしたが,New Tom・UNITENITEは落ち着いたミスのリカバリーや余裕のある動作の中で技を魅せることができたという点,N006は難易度の高い技における安定性,動きの精緻性が卓越していたという点で強く印象に残りました。

【おわりに】
 本大会では,非常に悔しい想いをされた選手が多かったのではないかと予想しています。是非その悔しい気持ちを原動力に,次のステージへ向けて再出発を切ってほしいと感じました。最後になりましたが,様々な境遇で学校生活と練習を両立し一生懸命に準備をされてきた選手の皆様にとって本総評が今後の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。


   



 
【 会場内観覧チケット販売期間 】 2023年08月10日(木)12:00 ~ 09月 04日(月)15:00まで
【 Live配信チケット販売期間 】 2023年08月10日(木)12:00 ~ 09月 09日(金)23:59まで
前売り券 ¥2,500 当日券 ¥3,000
前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500
LIVE配信 一律 ¥2,000

チケットページの【ご購入の前に必ずご確認ください】をご一読の上お申込み下さい。
PLACE

麻生市民館

〒215-0004 川崎市麻生区万福寺1-5-2

アクセス
TO-MA ( FLY DIGGERZ )

・2017年 Double Dutch Delight Japan 2017 優勝
・2017年 American Double Dutch League 国際大会 2017 優勝
・2017年 NDDL「Holiday Classic」準優勝
・2019年 World Jump Rope Championships 2019 全カテゴリー男子 総合優勝
・2021年,2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 優勝
TASUKU ( fish or beef, or me )

・2017年 Double Dutch Delight East 2017 準優勝
・2019年 Double Dutch Delight East 2019 一般部門 優勝
・2021年 THE GOLD - king of double dutch - バトル部門優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021 準優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 第3位
REINA ( Mrs.DOUBLE DUTCH )

・2016年 Double Dutch Delight Japan 2016 準優勝
・2016年 NDDL「Holiday Classic」 4位
・2020年 DOUBLEDUTCH CONTEST JAPAN 2020 準優勝
・2021年 DOUBLEDUTCH CONTEST WORLD 2021 準優勝
・2023年 DOUBLEDUTCH CONTEST JAPAN 2023 3位
haruka ( Old pal )

・2011年 NDDL「Holiday Classic」出場
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 出場
・2018年 World Jump Rope 2018 - DDCW in Florida男女混合部門 準優勝
・2019年 Double Dutch Delight East 2019 優勝
・2021年 IJRU Virtual World Championships 2021 Double Dutch Single Freestyle Female 16+ (allow younger) 優勝
Yosh a.k.a. YOSHIHIRO
( YUTTY KINGDOM./BITTER's CLUB )


・2019年 WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIP シニア部門総合優勝 (GILDE)
・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 優勝 (ヤマアラシ)
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021準優勝 (はらぺこあおむし)
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 3位 (はらぺこあおむし)
・2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2022 準優勝 (YUTTY KINGDOM.)
KENGO ( REG☆STYLE/FLY DIGGERZ )

世界最高峰のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」出演の実績を持ち、プロチームを兼任し前線を走り続ける。
グローバルCM『Apple Air Pods”Jump”』主演、DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021,2022では二連覇を果たし勢いが止まらない!!
今回もMCを通してハッピーを届けてくれる彼のトークをお楽しみに!!