OPEN部門 1位 『ORDER』 |
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OPEN部門 2位 『Doo-Dah』 |
OPEN部門 3位 『AutoBahn』 |
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OPEN部門 4位 『Cú』 |
OPEN部門 5位 『RAD NEW JACK』 |
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敗者復活 | ||
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OPEN部門 6位『Nobel Vainqueur』 |
OPEN部門 7位『NASH!RA』 |
OPEN部門 8位『€UBE』 |
一般部門 1位 『NEWJERSEY BOBCATS』 |
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BEST ROOKIES 『Ałbërt』 |
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KOSUKE 【技術力】 | |
大会を通して素晴らしいパフォーマンスで魅せていただき、本当にありがとうございました。私は『技術力』を審査させていただきましたので、総評をお伝えさせていただきます。 ■全体を通して 感じたことを2点お伝えさせていただきます。 1、ダブルダッチで魅せられている IJRUなど競技ダブルダッチの国内普及もあるかもしれませんが、ロープの中で、ダブルダッチで魅せてくれるチームが多かった印象です。 審査基準にも下記記載があります。 「ダブルダッチのロープのなかで行われる各技を評価し審査する。」 魅せ場こそロープの中でダブルダッチとしてこだわってくれているチームが多く、皆さんの素晴らしいパフォーマンスにきちんと点数が付けられました。反対に、すごいことをしているのに点数が伸びていないチームは上記見直してみるのも良いかと思います。 2、基礎力の強化 ダブルダッチには主にターナースキル、ジャンパースキルと2つの観点があるかと思います。どちらも共通して言えることとして、基礎力の強化が必要なチームが多いと感じました。見せ場や、特にこだわっている箇所はもちろんですが、そうでないタイミング。特にベーシックで回している、跳んでいる時に縄がたゆんでいる、リズムが合っていない等が見られ、そういった見せ場ではない場面で安定性がなくミスをしているチームが多かったです。見せ場はもちろんたくさん練習して見え方までこだわると思いますが、その土台となるのは基礎です。点数が高いチームは総じて、上記安定した技術力が見られました。 ■高得点をつけたチーム 一般部門では、『NEWJERSEY BOBCATS』が最高点でした。 各技の難易度、安定性どちらをとっても抜群でした。特にターニングスキルについては、場面ごとに合わせた縄の綺麗さ、手首から腕の動きや目線など安定感が感じられ、安心して見られました。高い技術力からの安定性は申し分ないので、ジャンパー、ターナーともに何かもう1つ制限を加えるなどすることで、より点数を伸ばしていけそうだと感じました。 OPEN部門では、『ORDER』が最高点でした。 部門の中では断トツの技術力だったのではないでしょうか。基礎力に裏付けられた確かな技術力があるからこそ、多少足が引っかかったとしてもミスに見えないようなリカバリー、早いスピードの曲でのパフォーマンス進行などができており、難易度・安定性どちらも非常に高いレベルでした。 ■最後に 今大会ではとびぬけて低い点数をつけるチームはいませんでした。その反面、とびぬけて高いチームも少なかったです。自分たちのレベル感を正しく認識してパフォーマンスづくりができている、ということだと思います。これは良い反面、他チームと差が開きにくいです。その中でも頭一つとびぬけるチームはいます。その差は、本当に細かい観点でより内容を詰めていけるか。正しい到達点が設定できているか。そこに対して自分たちの技術力を高めていくことができるか、だと思います。 技術力は、誰もが等しく伸ばしやすい項目です。チームとしても個人としても自分たちのパフォーマンスに対してより多くのフィードバックをもらいながら、正しく伸ばしていきましょう。 今後もとても楽しみにしています!ありがとうございました! |
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RISA 【表現力】 | |
今大会で表現力を審査させていただきましたRISAです。 選手・指導者の皆様、また長期に渡り大会を作り上げてくださった関係者の方々、本当にお疲れ様でした。 審査基準は大会HPのルールに準じています。 【一般部門】 高得点をつけたチームは「NEWJERSEY BOBCATS」です。 個性の強みを理解した上で、音・外の動き・フォーメーション等を用いて良さを引き立てる工夫がなされていた点・イメージの共有がチーム内でされていた点が評価に繋がりました。 縄の安定さや本番でスキルを見せきったのは流石だと感じました。 【OPEN部門】 高得点をつけたチームは「ORDER」「AutoBahn」です。 「ORDER」は明転時から気迫を感じました。歩き方・動作・表情等細かな部分までこだわり、絶対に勝つという覚悟が全員から伝わってくる演技でした。 各々高いスキルがあるので、ムーブから細かな音が聞こえたり、緩急のある構成で充実感のある内容だったことが高評価に繋がりました。洗練されたパフォーマンス素晴らしかったです。 「AutoBahn」は完成度の高いムーブを縄の中で体現していた点が評価に繋がりました。特に前半部分の内容は、自分達にしか表すことができない雰囲気を創り上げていたと思います。音の重さに負けないムーブが印象的でした。 【全体を通しての感想】 ・音源について 音量調整ができていない、音質が悪く聞こえるチームが一部いました。音でパフォーマンスの良し悪しが決まると思います。音源提出する前に見直しを必ず行いましょう。 ・ダンススキル ダンススキルが備わっている選手が年々増えているように感じます。パフォーマンス中も目を引く選手が多数いました。 武器とも言えますが、その他メンバーとの乖離があり、違和感を生じているチームも散見されました。その部分を埋め合わすことができれば、イメージ共有ができていることが見てる側に伝わるのではないかと感じています。 また縄の外でスキルを披露していても、評価には繋がりにくいです。縄の中でかつパフォーマンスのテーマに沿って見せきることが出来れば、高得点に繋がる要素になると思います。 今後のみなさまのご活躍を心より願っています。 |
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Michael 【構成力】 | |
【はじめに】 お疲れ様です。Michaelです! 今大会では構成力を審査いたしました。 選手の皆さんのお役に立てればと思いますので、ご一読いただけますと幸いです! 【総評】 全体的な印象としては上位チームと下位チームの得点差が著しく開いている印象です。 その大きなポイントはリアクションのコントロールです。 そもそも自分達のパフォーマンスをみた人にどう思って欲しいのか、この技の次にこの技がくれば、こう思うだろうということを下位チームはもっと考えてください。 パフォーマンスをした側とみた側で、そこの乖離が少なければ少ない程、構成力は点数が上がります。 【一般部門】 NEWJERSEY BOBCATSに最高得点を付けました。 前述したように、自分達のパフォーマンスをみた人がどう思うか?をコントロールできていたと思います。技間のスムーズさや見栄え、個々のキャラクター演出が突出していました。 非常に迫力のあるパフォーマンスでした! 【OPEN部門】 最高得点はORDERです。 スピード感、緩急、サプライズ、どこを取っても文句なしのパフォーマンスでした。 音楽との融合性も非常に高かったです! どの技が大ネタでどの技が小ネタかを把握できていて使いこなせていた点も高得点のポイントです。 また、OPEN部門全体で気になったことは大きく下記2点です。 ・曲について 曲自体が乱雑なチームはどうしても構成力の点数は上がりません。 例えば、全体的に落ち着いた曲なのに、ド派手なことをしても音楽との融合性から点数は伸びません。逆に、曲の構成がよければ、その曲に準じて作ればある程度は点数が伸びます。自分達がどんなことをしたいかが定まったら、まず一番大事なのは、それを表現できる曲かどうかです。 ・ステージの使い方について そのムーブをステージの端っこでやって、何の意味があるのだろう?と思うチームが複数チームありました。もっと俯瞰で見てください。根底はシンプルイズベストです。 移動するなら移動した方がいい理由を用意してください。 「次のムーブはステージ横でやった方が見栄えがいいから」「かっこよく移動できるムーブがあって、それを魅せたいから」等、理由は何でもいいです。 ずっと真ん中にいるなー、そろそろ横行くか。のような考えで移動すると逆に点数が下がる可能性があります。 【さいごに】 今大会の個人的な感想ですが、見ていて悔しい気持ちになるチームが多かったです。 個人スキルはめちゃくちゃ高いのにパフォーマンスの組み立てが雑なため、点数がつけられないチームが数多くありました。 スキルが高いだけでは勝ち上がれないのがフュージョンです。 逆に言えば、スキルのある選手が増えてきているということでもあると思います。 ダンス、映画、バラエティ番組等、色々なところにパフォーマンスのヒントが隠されています。 アンテナを張って生活すれば、もっと良いパフォーマンスができるようになると思います! 今回出場された選手の皆さんの今後の活躍に期待しています! |
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MOCHAS 【オリジナリティー】 | |
選手の皆様ならびに大会に関わったすべての皆様、長丁場お疲れさまでした。 今回私はオリジナリティを審査いたしました。早速、総評と高得点を獲得したチームについてピックアップして解説させていただきます。 まずは全体を通しての総評です。曲に対して効果的なアプローチできているチームが少なかった印象でした。*ここでいう効果的なアプローチとは、予想を裏切りながらもパフォーマンスのクオリティにプラスに作用するような表現がダブルダッチで実現できていることを意味しています。 型にはまっていたり、どこかで見たような表現を取り入れているチームや、音を全くとらず、ムーブと音源が噛み合っていないチームが散見されました。 特に曲の切り替わり(フェードイン⇒フェードアウト)のタイミングでは音がちゃんと取れているのかも含め、自分たちのパフォーマンス内容が曲に対して最善かどうかを改めて見直していただければと思います。 オリジナリティは卓越した個人スキルや目を引くような大技だけが加点対象になる印象強く、点数を取りにくいイメージをお持ちの選手もいるかと思いますが、そうではありません。選曲に対してダブルダッチを通じた表現のアイデアさえあれば、そのチームにしかない「色」になると思いますし、どのチームも確実に得点を上げることが可能です。(もちろん曲以外の要素も重要ですが。) ダブルダッチ以外でも構いません、もっと色んな作品を見て引き出しを増やしましょう。 ここからは特に高得点を付けたチームをピックアップいたします。 一般部門では「NEWJERSEY BOBCATS」に高得点を付けました。 ターニング・ジャンプ・アクロバットの基礎スキルがあった上で人を目立たせるタイミングが絶妙で、他チームと比べて突出した個性をダブルダッチで表現できており高得点につながりました。 OPEN部門では「ORDER」「Doo-Dah」「AutoBahn」に高得点を付けました。 「ORDER」は他にはない一貫したスキルの高さと、見ている側を巻き込むスピード感で大きく点を伸ばし、今大会の最高得点を付けさせていただきました。一人一人の役割が明確で、終始見ていて気持ちの良いパフォーマンスでした。 「Doo-Dah」は見ている側を飽きさせない技数の多さと、一つ一つのムーブがパフォーマンスの展開とマッチしており、自分たちが表現したいダブルダッチが明確に伝わった事が高得点につながりました。 「AutoBahn」は導入部分から音に対してのアプローチに技の洗練さが加わり、彼らのクールな雰囲気に一気に引き込まれました。他を圧倒する個人スキルの高さがパフォーマンス全体を底上げしており、高得点につながりました。 最後に、これはオリジナリティだけにいえる事ではありませんが、自分たちのパフォーマンスのどの部分が、どの項目の加点を取れそうなのかをもっと意識しましょう。外れていてもいいので、まずは思考を巡らせることが重要です。良ければ実践してみてください。 ありがとうございました。 |
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TOMO 【完成度】 | |
【 はじめに 】 本項目の審査基準に関しては、HPにて公開されている審査基準に基づき、全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価させて頂きました。 【 高得点チームについて 】 今回、高得点をつけたチームは下記のとおりです。 <一般部門>… NEWJERSEY BOBCATS <OPEN部門>… ORDER、AutoBahn、RAD NEW JACK NEWJERSEY BOBCATS:チームとしての協調性が高い演技の中でもそれぞれの個性が輝く安定性の高いパフォーマンスを行っていたうえ、緩急を上手く使って次は何をしてくるかと期待感を持たせていたことが高得点に繋がりました。 ORDER:自分たちの強みを理解し、持っているダブルダッチスキルを魅せきることのできる高い熟練度を感じさせる圧巻のパフォーマンスでした。 AutoBahn:アクロバット・ダンスに非常に高い熟練度を感じました。自分達のスタイルに自信を持っており勢いがあるパフォーマンスが良かったです。 RAD NEW JACK:「自分達らしさ」のこだわりを感じることができ、パフォーマンス全体の流れや一つ一つの技に対する演出のタイミング、バランスが良かったことで非常に高いパフォーマンス性を感じました。 【 大会を通して 】 総評でも少し話しましたが、パフォーマンスを作って終わりではありません。そこから向かうことが大切です。今大会ではミスが目立ち、安定感に欠けているチームが多くありました。みなさんはノーミスを目指して練習していると思いますが、ミスをする理由はチームで理解して共有されていますか? ミスには必ず理由があります。ただ闇雲に練習を繰り返すのではなく、ミスの理由をチーム全体が理解して身体を動かすことが大切です。 また、通っているから大丈夫ということでもありません。なぜ通っているのかを突き詰めることで不安な部分がなくなり、パフォーマンスをする時に自信が持てます。そうすることで自然と安定感が生まれてきます。 次に統一感についてです。縄の外に抜けた時、外振りをしている時に舞台に立っている意識が抜けてしまっている場面が見受けられました。縄を跳んでいる人が熟練度の高いものを披露していたとしても、縄の外に居る人の動きが揃っていないとチームとしての統一感が無くなってしまいます。 みんなで同じ振り付けを合わせているのを想像してください。 そこで一番目立つのは技術の高い人ではありません。 振りをしていない人や振りが合っていない人です。 自分達の魅せたいものを周りの人たちを活かしてさらにより良くするために、縄の外に居る人達の動きもこだわってください。 高得点を出したチームはメンバー全員がパフォーマンスに向き合えており、自信を持って舞台に立てているように感じました。 【 最後に 】 今大会に出場するためにたくさん困難を乗り越えてきたと思います。ここまで頑張って来た自分に拍手してあげてください。そして、ダブルダッチができていることや大会に出られることは当たり前ではありません。一緒に頑張ってきたチームメイト、応援してくれる人達に感謝の気持ちを忘れないようにしてください。 |
PLACE パープルホール 〒583-0035 大阪府藤井寺市北岡1-2-3 アクセス |
MOCHAS( MACKDADDY ) ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN / WORLD 2016 優勝 ・2015,2018年 World Jump Rope Championships 総合優勝 ・2016-2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝 ・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門優勝 ・2020,2023年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN SENIOR部門優勝 |
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KOSUKE( Fat man Crew ) ・2010年 Double Dutch Delight West 2010 優勝 ・2012年 DOUBLE DUTCH CONTEST Vol.10 準優勝 ・2016年 WORLD JUMP ROPE CHAMPION SHIP Single FreeStyle 優勝 ・2019年 DOUBLE DUTCH GRAND PRIX 一般部門 優勝 ・各種メディア出演 |
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Michael( 毘沙門天 ) ・2016年 Double Dutch Delight West 2016 一般部門 優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝 ・2017年 Double Dutch Delight West 2017 一般部門 優勝 ・2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝 ・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門 優勝 |
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RISA( SOLMANIA ) ・2018 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018出場 ・2019 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2019 FINAL出場 ・2021 DOUBLE DUTCH GRAND PRIX 2021 総合優勝 ・2021 Double Dutch Delight West / Japan 2021 一般部門優勝 ・2022 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2022 3位 |
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TOMO( SAMURAI DRIVE ) ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 出場 ・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門優勝 ・2021年 Double Dutch Delight Japan 2021 一般部門優勝 ・2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2022 第3位 ・2023年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2023 優勝 |
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MC Uryna プロダブルダッチチーム「NEWTRAD」のメンバーでMCを務めるUrynaが母になり更なるパワーアップを遂げカムバック!関西弁のノリの良さを持ちながら、英語も話せる多様さを持つ"浪速のお喋りバイリンガルかぁちゃん"が会場を盛り上げる! |