OPEN部門 1位 『Alfred』 |
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OPEN部門 2位 『Roar』 |
OPEN部門 3位 『雲外蒼天』 |
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ADVANCED部門 1位 『No Logic』 |
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NOVICE部門 1位 『NOAH』 |
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一般部門 1位 『SOLMANIA』 |
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KO-YA (REGSTYLE) 【技術力】 | |
出場された全選手の皆さんこの大変な時期の中、本当に素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました!選手たちを支えた周りの皆さんもたくさんの拍手・応援ありがとうございました!そして、スタッフ・関係者の皆さん、予選から最後まで、この時期に問題なく大会を開催して下さり、本当にお疲れ様でした! 今年のJAPANは全体的にレベルが高く、とても見ていて興奮したと同時に審査がとってもとっても苦しかったです!控え室でもjudge陣全員がギリのギリまで頭をここまで抱えているのは久しぶりだったかと思います!本当に全ての選手にリスペクトです。 ハイレベルだったので、近年にはなく高得点チームが多かったのですが、そんな中、さらに今大会のJAPANにて高得点をつけたチームはこちらです。 [一般部門] SOLMANIA [NOVICE部門] NOAH、Rosy☆Lily [ADVANCED部門] No Logic [OPEN部門] Roar、虜華、爆爆爆爆爆男、Alfred でした! まず、一般部門から!4チームともそれぞれのカラーがあって面白かったです!「DlroW」は重く音を取るところと、タイチくんの目の奥の本気具合にくらいました!「戸愚呂兄弟」、新しくめちゃくちゃ面白かったです!曲のテンポも速い中で2人ターナーが魅せきる技術、素晴らしかったです!もっと色んなバリエーションが見たいってなったのと、欲を言ったらロープの軌道の綺麗さも追求してもらえたら、さらに最高だったと思います!ただ、本当にナイスショーケースで今後もこのような新しい挑戦が出てくれることを僕は願っています!速いテンポも遅くなるテンポも、手元の遊びも、色んなパターンを見てみたいです! 「who’s who」は強く技術が高いパフォーマンスだったためにミスが本当にもったいなく感じました!内容を詰め込める技術の高いメンバーが揃っていると思うので、次こそは優勝を勝ち取ってほしい思いです! 「SOLMANIA」、流石でした。音ドリ、リズム取りの技術、ボディコントロールずば抜けていたと思います!レベルの高い一般でしたが、今回は文句なしの優勝ではないでしょうか。 チーム全体でまとまった技術力!最高のパフォーマンスをありがとうございました! 続きまして、NOVICE部門。こちらもかなりハイレベルの戦いになってきました!3チームともどこが優勝してもおかしくない戦いだったと思います。 「Rosy☆Lilyと「NOAH」は僕の中では近い空気感がありながらも「NOAH」の方がロープ安定感、そしてジャンパーの技を詰め込める安定感が少しだけ高い部分が優勝になった境目だったのかなと思います! ただ、どちらもNOVICE部門とは思えないレベルの技術力でした! 個人的に「BAN FOOT」はとてもわかりやすくチームカラーが好きでした!またショーが始まって一発目の全員でのロックのダウンの揃い具合の技術にも痺れました!そして表情などの表現の技術もとっても良かったので、それをキープしつつミスなく跳び切れる技術があれば、結果に繋がったと思います!引き続きチームカラーを大切にがんばって下さい! ADVANCED部門も3チームとも素晴らしかったです!「Crumb Company」のチームとしてみせる安定感と技術力の高さは、見やすくとても最高のショーでした!アクロバットのクオリティーも高い分、通し方やコンボをさらに盛り込んだら高得点にもさらにつながると思います! 「4 Rings」もターナーも一緒に踊るシーンや音ドリの空気感ナイスでした!その空気感をキープしたまま、ターナーもずっとパフォーマーとしての意識が最後まで切れないショーも見てみたいです!2チームともとっても素敵でした!しかし、今回は「No Logic」強かった!技のクオリティー、数、安定感、表情だけでなく、リカバリーの技術、そして女の子4人で魅せれる出立ちのスター性をも感じました!優勝おめでとうございます。NYをわかしてきてください! そしてOPEN部門。OPEN部門は本当にわからなかった。敗者復活チーム、5位通過のチームからずっとレベルが高くて今大会自体の空気感が上がっていきました!もしコロナ禍でなく声が出せる声援があったら、さらに会場の空気は激熱になっていたのだと思いました!拍手だけなのに会場はとても熱くなっていて、やはりデライトJAPANは凄いなとまず感じました! オープン部門は本当に全チーム良かったです!その中でも僕が、高得点をつけたチームは、 「Roar」「虜華」「爆爆爆爆爆男」「Alfred」。 優勝した「Alfred」はスピードではミスがあったものの、会場の空気感を掴むのが上手にかんじました!新しい動きでの跳び方やボディコントロールの技術流石でした!男の子のアクロの質もたかくNYでわくと思います!そしてステップの女の子の跳び方の腰をしっかりロックした安定した跳び方によるボディコントロールはマジでカッコ良かったです!技術力の高さを感じました! 「Roar」敗者復活からの勢いで、ショーとしてのクオリティーが高かったです!各ジャンパーのボディコントロール、そしてスピードでジャンパーが移動したり、ジャンパーが転がっているところをチャイホなど新しい技の技術を盛り込んだとめどないパフォーマンスは素晴らしかったです! 「雲外蒼天」オレンジ頭の子、キャラの良さが引き立つだけでなく、各ジャンパーの魅せる技の技術はすばらしかったです!NYでは是非ステップを通しきってわかしちゃって下さい!! 「虜華」「爆爆爆爆爆男」はこれぞデライトJAPANと思うような気迫と技の組技が僕の中では技術高得点でした!NYには行けなく残念でしたが、自信をもって欲しいです!ナイスショーありがとうございました! コロナ禍の中本当に全てのチームがここまで作り上げてきた気持ちを思うと感無量です。選ばれた3チームはデライトに出場した全チームの想いを大切に、日本代表としてNYでぶちかましてほしいと思います! これを目の当たりにしたすべてのダッチャーのみなさん来年も熱い戦いを期待しています! 本当に本当にお疲れ様でした!ありがとうございました! |
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AI (NEWTRAD) 【表現力】 | |
お疲れ様でした。表現力を担当した、AIです。 とにかく心をこめて書きました。きっと他の審査員の方も同様なので、是非全部を最後までお読みいただきたいです。 【高得点のチームについて】 今回私が高得点をつけたチームは下記のとおりです。尚、NOVICE部門・ADVANCE部門が同じ基準、一般部門とOPEN部門を同じ基準で点数をつけています。 <一般部門>… SOLMANIA 「SOLMANIA」 最初からめまぐるしく人が入れ替わるパフォーマンスで、常にハラハラさせるような緊張感がありました。音の取り方が所々面白く、最後まで観れる工夫があったと思います。ギリギリを攻めながらもしっかり上半身でも音を取り続けるステップは社会人の意地を感じてエキサイトさせてもらいました。 <NOVICE部門>…NOAH 「NOAH」 表現力の項目においてNOVICE部門は、3チームとも僅差でした。僅かながら、差をつけた理由は難易度が高い中での一貫性と熟練度が他の2チームよりも長けていたことです。ダブルダッチをよく理解しており、動きに無駄が少なく、ただ1本を飛ぶだけでもその跳び方1つ1つに熟練度を感じた部分が加点につながりました。表情に全面に出すような表現方法ではないものの、3分を通して一貫しておりそれが彼女たちの表現なのだと捉えることができました。無駄な飾りがない分一つ一つの技の凄さをシンプルに観ることが出来ました。抽象的な表現にはなりますが、最後に心にグッとくるものがあればもっといいなと思います。 <ADVANCE部門>…No Logic 「No Logic」 どのチームも本当に非常にレベルの高い戦いでした。その中でこのチームは圧巻でした。本大会を通して最も心に残るパフォーマンスです。何がそうさせたかを以下に書きます。腕や顔の角度、その秒数、フォーメーションなど「魅せる」に関することが事細かく決められており、且つそれが ”決められた動きには見えないくらいまで"熟練されていました。恐らくそれら全てを自分たちで1から作ったわけではないと思うのですが、ある程度先生が作った枠の中でベストを尽くすという概念を越えて、本人達の観客とジャッジへの意識が、ずば抜けていました。誰もが自然と気合いが入る大舞台で、前へ前へ先走るような強い気持ちを空回りさせることなく、いい力加減でパフォーマンスできていたように感じます。ステージを自分たちのものにしていた姿からは人を惹きつける最高のオーラが出ていました。 <OPEN部門>… Roar, Alfred(出演順) OPEN部門は上位数チームの甲乙が付け難く大変悩みました。この項目において勝敗の分け目になったのはやはり「魅せる」ことに対する詰め方。やり込んだ量と質が現れたと思います。 得点のチャンスを逃した点 ・技に意識が持っていかれすぎている ・後半に体力切れして表現が途切れる ・遠い観客席まで届いてこない 「Roar」 引き込まれました。曲作りに抜群のセンスを感じました。途中は目まぐるしくて何をやっていたかはあまり思い出せないのが正直なところですが、個々のロープの跳び方へのこだわり、魅せ方への追求で、最後まで独自の世界観に引き込む力、素晴らしかったです。敗者復活からの世界への切符、本当におめでとうございます。 「Alfred」 曲選びから、技の順番まで、玄人受けするようなこだわりが細部に詰まった、渋いパフォーマンスでした。表現をチームで一貫するには、全てに「なぜそうなったか」の理由が全部にあるべきで、特にシャーひとつ取っても後ろから取るのか跳んでシャーするのか等、細部にこだわりを感じられました。最後にステップを跳んだ女の子には安定した技術と音の取り方に衝撃を受けました。NYではスピードパート、ノーミスを期待してます。 その他印象に残ったのは「雲外蒼天」です。表現力という点で評価すべきポイントは、パフォーマンスの一貫性です。簡単そうにすごいことをこなすオレンジの髪色の子が、特にずば抜けてエンターテイナーでした。パフォーマンスの色の割に頭が冷静で、こちらが純粋に楽しむことができました。背伸びしていないナチュラルなキャラ設定と、シンプルな構成だからこそ一貫してやりたいことができ、自分たちの思い通りの観客の反応になったのではないかと思います。 【最後に】 表現力と聞いて一番に意識する『衣装』や『表情』以外で今大会上位に入賞したチームのほとんどに共通するのは、『ベーシックロープ』『ベーシックジャンプ』の跳び方回し方にこだわれていることです。 ダブルダッチの大会なので、ロープの外でどれだけ踊れてもそれが中に入って半減していては表現ができているとはいえません。そういう場合むしろロープ内では出来ないんだ、と私は感じてしまいます。『ベーシックジャンプ』を極めることでロープ内での滞在時間が操れたり、表現する余地が出来る。ターナーも然りです。横から、後ろからのシルエット意識、出来ていますでしょうか?『技』が複雑になってきていますし、『衣装』の選択肢も十分に増えている時代だからこそ、ダブルダッチの原点を見直すことで、ぐんとパフォーマーとしてのレベルが底上げされる気がしました。 今大会はジャッジとして非常に悩ましく、逆に言えば観客の皆さんはとても楽しまれた多種多様でレベルの高い演技ばかりでした。選手の皆様、本当にお疲れ様でした!今年はNYでの開催があるということで、日本代表に選出された選手の皆さんはベストパフォーマンスを日本から期待、応援しています! |
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DAICHI (YUTTY KINGDOM.) 【構成力】 | |
Double Dutch Delight JAPANへ出場された選手の皆様、そしてその選手たちを支えた親御さんやコーチ、応援に駆けつけてくれた人たち全員に、感謝を述べさせてください。練習環境を整えるだけでも難しいこのコロナ禍で、しっかりとパフォーマンスを仕上げてきたこと自体に、感動しました。本当にレベルの高い、素敵な大会だったと、何度思い返してもそう感じさせてくれるほどに、最高のパフォーマンスを全チームが見せてくれました。 自分にとっても大切な時間となりました。ありがとうございました。 さて、総評に移りますが、私は「構成力」を審査させて頂きました。審査基準についてはHP記載の通りですので割愛させて頂きますが、基本的にJAPAN大会ともなると、ほとんどのチームが審査基準から外れない構成を作り上げてきますので、点数に差がほとんど生まれない為「構成力が故に観客を引き込むか、心を掴むかどうか」という観点を更に加点対象として審査致しました。高得点を獲得したの下記のチームです。 【一般部門】 「SOLMANIA」 複雑な動きの中に細かいこだわりが見えたこと、アクロバットの見せ方が特によく、観客を惹きけるポイントとなっていました。 【NOVICE部門】 「BAN FOOT」 見ていて単純に楽しくなりました。観客に楽しさをしっかりと伝えていたし、伝え方を一貫し崩さず最後まで自分たちのスタイルで伝えきれていたところも、とても評価できるポイントでした。 「NOAH」 技を次々と繋げていく構成は、一つ一つが見せ場であり、目が離せない、ハラハラさせる惹きつけ方をしていたし、それを通すことでどのチームよりも大きなインパクトを与えてくれました。 【ADVANCED部門】 「No Logic」 各部門通して、最高の演技だったと個人的に思っています。言うことなしです。ありがとう。 【OPEN部門】 「Alfred」 一つ一つの技の見せ方、メリハリ、曲とのマッチング、構成だけ見ても上手かったことに加えて、個人個人のスキルが合わさったことでとてつもないインパクトを与えてくれました。 「雲外蒼天」 最高得点ではないですが、構成が非常に上手かったので記載させて頂きました。MCも言ってましたが、自分たちのキャラを理解し、身の丈にあった表現で最大限にまでそれを伝えるパフォーマンスだったと思いますし、一番印象に残ったチームでした。 昨今のパフォーマンスは非常に複雑化しており、すごいと感心する一方で、何をしているのかどこを見せたいのかがはっきりしないチームが増えたとも感じております。もう少し「見せ方」についてのこだわり方を観客目線にしても良いのでは、と感じました。 また会場を広く使っているのですが、その移動自体に何の意味も持たないチームやアクロバットの通し方、その後の抜け方が同じ(ように見える)チーム、技と技の繋ぎに一瞬の間やスキがあるチームについては、点数が伸びなかったと感じております。 「誰のためにパフォーマンスを作っているのか」。ここを設定することによって、作り方や内容は大きく異なってきます。そしてその人の立場に立って考えることができなければ、自己満足のパフォーマンスになってしまいます。 しっかりと自分たちの伝えたいことを伝えることができるパフォーマンスであれば、自ずと構成力は点数がついてくると思います。 ただし今回の大会については、重ねてになりますが、本当に素晴らしいパフォーマンスばかりでした。点数の差は本当に僅差です。差なんてつけたくなかったです。死ぬほど悩みました。だから自信は持ってください。どんな点数であっても、悪いわけではないです。どこに差があったのか、そこをよく考えてみて欲しいです。 まだまだコロナ禍、油断を許さない状況ですが、皆さんのパフォーマンスを見て、たくさんの人が、また明日から頑張ろうと思えたはずです。そんなパフォーマンスができたことに、人の心に届くパフォーマンスをやり遂げたことに、誇りと自信を持って欲しいです。 本当にお疲れ様でした。素敵なパフォーマンスをありがとうございました。 |
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t.taishi (YUTTY KINGDOM.) 【オリジナル】 | |
今回のJAPAN大会は、「これこそJAPANだわ〜!」と本当に見応えのあるパフォーマンスばかりでしたね。同じ様に感じた人、多いと思います。 自分は、オリジナリティを審査させていただきました。ポイントとしては以下の3点です。 ①ダブルダッチとしてのオリジナリティ ②チームとしてのオリジナリティ ③見たことのないトリック、魅せ方 まず、一番初めに触れるべきチームは「戸愚呂兄弟」だと思います。2人でのパフォーマンス。既成概念を覆すというチャレンジ精神は本当に素晴らしいです。しかしながら厳しい評価をつけさせていただきました。ダブルダッチは3人以上で行うことがベースとなるストリートスポーツであり、2人でのダブルダッチを安易に許容してしまうと、「何でもアリ」「新しければオリジナリティ」ということを認めてしまうことになるからです。 そこで、①ダブルダッチとしてのオリジナリティの観点から「3人居てできる事(ダブルダッチ)」を「2人で実現した」場合に、加点を行いましたが、結果としては「2人でできる事」が多く、厳しい得点となりました。 片方の縄を置いて相方が回す縄を跳ぶ(くぐる?)ムーブがありましたが、これは3人居て出来る事を2人で実現した例になると思います。 他のチームで、「DlroW」はスニーカーを利用する事で3人でワールドを実現していました。これは4人居ないとできないダブルダッチの技を3人で実現しており、ダブルダッチとしてのオリジナリティであると評価できます。 続いて、高得点をつけたチームは以下4チームです。 「No Logic」「Roar」「雲外蒼天」「Alfred」 まず「No Logic」には満点をつけています。理由は①②を最も発揮できたチームだからです。 ③見たことのないトリック、魅せ方を行うことはシンプルにオリジナリティにつながっていくのですが、大会を終えた今「No Logic」という文字をみただけで、あのパフォーマンスが強烈に浮かび上がると思います。これは「No Logic」が他のチームよりも、唯一無二のチームとして皆さんの頭の中に成立できていることを意味しており、新しいトリック・魅せ方を作り出すことよりも難しいことだと思います。オープン部門に出場された選手の皆さんにも是非彼女たちのパフォーマンスを参考にしてほしいので、あえて取り上げました。 また、高得点をつけた4チームに共通しているのが、トリックやパフォーマンスに「ダブルダッチっぽさ」を感じることができた点にあります。(①ダブルダッチとしてのオリジナリティの観点) ジャッジを務めている我々は、「ダブルダッチっぽさ」という感覚を形成しています。前述しましたが、「何でもアリ」「新しければオリジナリティ」なのではなく、ダブルダッチっぽさを失わずにオリジナリティを発揮することが重要で、上記の4チームは、この点をカバーできていたと思います。 今回上位に残れなかったみなさんには、この「ダブルダッチっぽさ」という感覚を磨いてほしいです。過去の動画を漁ったり先輩方とコミュニケーションをとっていくことで、この感覚は磨かれていくのですが、 すぐにでもトライできるのが、「これって縄があるからこそ格好いい動きだよね」「これってジャンパーがいるからこそ映える縄技だよね」などといった点を意識しながらトリックやパフォーマンスを作っていくと「ダブルダッチっぽさ」が出てくると思います。 まだまだダブルダッチには色々な可能性があって、上記が必ずしも正解だとは思いません。 それでも「何でもアリ」にはならないように。一人一人が「ダブルダッチとは何か」を意識しながら、 新しいモノを生み出していけたらなと思います。 「”温故”知新」を大事にしていきましょう。 |
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TATSUYA (Waffle) 【完成度】 | |
今回、完成度を審査させていただきましたTATSUYAです。完成度の審査基準はこちらです。 一つのパフォーマンスとしての完成度を審査する。 特に「パフォーマンス全体を通した演技の安定感」「ダンスなど複数人で行う演技・技は統一されているか」「ミスがない」など を中心に全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価する。 ■高得点をつけたチームについて ・一般部門 「SOLMANIA」 全体的に高いレベルのダンス、アクロバット及び縄のスキルにおいて安定がある演技だったので高得点をつけました。特にスピード感がある演技の中でステージを大きく使っていて、ジャンパー以外のメンバーのフリの統一が徹底していたと思います!常に縄が変化しながらステージを動いていて、縄が生き物のような!そんな印象を受けました! ・NOVICE部門 「NOAH」 アクロバットの熟練度の高さはもちろん、たたみかけるようなムーブの構成が見ていて気持ちよかったです!また、それを通すターナーも落ち着いていて、練習からアクロバットをバンバン通しているチームだなと伝わりました。チームワークの良さや、迫力のある見せ方がとても印象的でした。特に3人での即宙の見せ方は流れも良くインパクトが強かったです! ・ADVANCED部門 「No Logic」 ひとつひとつのムーブに対して新しい見せ方をチャレンジしていましたが、そのムーブの安定感が素晴らしかったです。1人1人のダブルダッチスキルの高さが見ていて伝わりました。パフォーマンス全体を通しての安定感は大人顔負けの演技だったと思います!今大会で1番感動しました! ・OPEN部門 「Alfred」 オープニングからエンディングまで見ている人を飽きさせない構成かつ高い完成度でした!スピードステップはミスがありましたが、1番印象に残っています。最後の女性のステップはダンススキル、縄を跳ぶスキル、見せ方を総合的に判断して完成度としては今大会1番高いムーブだったと思いました。 ■上位チームとその他チームの差について ・全て難易度の高い技を組み合わせればいいわけではなく、見てる人が落ち着くポイントだったり裏切りだったりを上手く要所要所にいれてるチームが上位に食い込んでいたと思います。 せっかく難しい事をしているのに、どこを見てほしいのか伝わらず流れてしまうような作り方をしているチームはもったいないなと感じました。デモ作りの段階から、「一度見て難しさや凄さが伝わるのか」を考える事は非常に大事なことだと思います。 ・ダンス等を行う演技について 縄を跳ばずにダンスをしている際は、ダンスの完成度を見ています。そこで、印象を落とさせないように、ダンスを突き詰めてほしいと思いました。 ・フォーメーションについて フォーメーション移動の立ち位置がズレているチームが多いと感じました。1人でも立ち位置がズレていると目立ちます。特に縄の外でフリを合わせる人の立ち位置等はしっかりと練習から、大体この辺り、ではなく、ピンポイントで綺麗に合わせられるようにしてほしいです。 上記3点を上位チームは意識をして演技を作っていると感じました。 ■最後に 縄の円の中の空間だけではなく円の外(ターナーの足元)等を上手く利用して見せる新しいアイディアが多くまだまだダブルダッチには面白い見せ方があるなと感じました! 今大会はミスも少なく非常にハイレベルな大会だったと思います!ダブルダッチシーンのレベルが更に加速したように感じました。 昨年度から引き続き、コロナ禍で大変な状況の中ダブルダッチデライトジャパンをオフラインで開催出来たのは、スタッフ、選手、会場に足を運んでくださった皆様、全ての方の協力があったからだと思います。 現在もコロナ禍で大変な状況が続いていますが、皆さんで一つになってダブルダッチ界を更に盛り上げていきましょう! |
PLACE カルッツかわさき 文化ホール 〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-4 アクセス |
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KO-YA(REGSTYLE) ・2015年 超DACE@HERO GRAND FINAL 優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2017 優勝 ・2017年 2018年 2019年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 優勝(3連覇) |
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TATSUYA(Waffle) ・2008年/2010年(オープン)、2016年(一般) Double Dutch Delight Japan 優勝 ・2010年 NDDLHoliday Classic 2010 優勝 ・2012年/2014年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 優勝 ・2011年/2012年/2015年 Double Dutch Delight GUEST SHOW ・2019年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN予選1位 |
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DAICHI(YUTTY KINGDOM.) ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2017 準優勝 ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 準優勝 ・DOUBLE DUTCH ONE’S 2015-2017 FINALIST ・DOUBLE DUTCH ONE'S 2018-2019 FINAL 優勝 ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 3位 |
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AI(NEWTRAD) ・AMERICAN DOUBLE DUTCH REAGUE 国際大会 2016 優勝 ・DOUBLE DUTCH DELIGHT WEST/SOUTH 2017 Guest show ・DOUBLE DUTCH DELIGHT JAPAN 2017 Guest show ・2018年 The 43rd Monte-Carlo Circus Festival 特別賞受賞 ・AMATEUR NIGHT JAPAN 2019 TOP DOG出場 |
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t.taishi (YUTTY KINGDOM.) ・2016年 Double Dutch Delight East 2016 一般部門 優勝 ・2016年 Double Dutch Delight Japan 2016 一般部門 優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2017準優勝 ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018準優勝 |
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MC KENSAKU DANCE界の枠を越え、STREETの様々なイベント、TV・CMはもちろんのこと、国際大会でMCやラジオDJを務めるなど多方面で活躍。 ユースオリンピック正式種目となった“ブレイキン”の最終選考会「WDSF世界ユースブレイキン選手権」にて、歴史的な1ページとなるイベントのメインMCをも務める。 DOUBLE DUTCH DELIGHT JAPAN開催当初からMCを務め、関西人特有の突っ込みやハイテンションだけではなく、出演者の気持ちを理解し愛のある言葉が多くの支持を獲得。 ダブルダッチ界でも絶対に欠かせない存在として、縦横無尽にしゃべくり倒してイベントを最大限に盛り上げる名MC。 |
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YUI 世界大会3連覇を果たしたプロダブルダッチチーム"REGSTYLE" の紅一点YUI !!。 “イケメン女子”として男性のみならず女性からも支持を集める他、様々なメディアにも出演しジャンルの壁を越え活躍の幅を広げ続けている。 "Regale=おもてなし"を胸に皆さんに最高のマイクパフォーマンスをお届け!! |