OPEN部門 1位 『一寸法師』 |
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敗者復活 『Aaron-Dallas』 |
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一般部門 1位 『戸愚呂兄弟』 |
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HKR 【技術力】 | |
【審査について】 まず、技術点を稼げているチームがほとんどいませんでした。得点源となるトリックやムーヴを入れてパフォーマンスを作りましょう。 自分たちの技術力に合ったパフォーマンスをしているか、技数は足りているか、安定感はあるかなど、パフォーマンスを見直してミスを減らすことが技術点を加算していく上で重要になってきます。 全体的な印象としてはターナー、ジャンパー技術ともに及第点に達していないチームが多い印象でした。基礎から見直して、より良いパフォーマンスができるように頑張りましょう。 あとはダブルダッチの理解をもっと深めましょう。知っているだけで得点につながるようなトリックも多々あるので、チームのパフォーマンスに落とし込んで、もっとダブルダッチをしましょう。見た時に『このチーム深いな』と思わせてくれるようなパフォーマンス期待しています。 今回自分が高得点をつけたのは『一寸法師』です。安定したスキルでしっかりと技術点を獲得し、Southの中で一番ダブルダッチしていたことが高評価につながりました。 以上が技術力の総評になります。 選手の皆さんお疲れ様でした。 大変な状況であったと思います。 Japan出場チームはしっかりと調整してベストを尽くせるよう頑張ってください。 ありがとうございました! |
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YuI 【表現力】 | |
Double Dutch Delight South 2021に出場された選手の皆さまおよび運営の皆さま、コロナ禍の中、大会直前の映像審査への対応について大変な思いをされたかと存じますが、これまでのご準備誠にお疲れ様でした。そして、Japanへの切符を獲得した皆さま、本当におめでとうございます。 ※Double Dutch Delight West 2021/Next Heroes West 2021の総評とあわせてご一読下さい。 【審査基準について】 私は「表現力」につきまして、HPにて公開されている審査基準に基づき、全体の熟練度を審査し、難易度に応じて評価させて頂きました。 【一般部門について】 「戸愚呂兄弟」については、“2人でダブルダッチのパフォーマンスをする”という前代未聞の表現の仕方に、驚きを隠せませんでした。音にマッチしたロープによる表現の仕方や2人で行うシャーの新しさが特に良かったです。 個人的には、チーム名から連想されるキャラクターのとおりに、サングラスを付けてパフォーマンスをして欲しかったです。Japanでは、是非衣装にも力を入れて頂けたらと思います。 【OPEN部門について】 本大会において、私が高得点をつけたチームは「一寸法師」です。安定感のあるロープにより、技のクオリティが高く見えたこと、各ムーブに合わせて音の変化がつけられていた点が高評価に繋がりました。また、背景が黒色であったため、ロープの動き・衣装がとても見やすかったです。 一つ言わせて頂くと、ステップのムーブだけ、ピアノ音が消えてダブステップ音のみになった点が不思議に思いました。パフォーマンスにより統一性を持たせるために、もうひと工夫が欲しいと感じました。 惜しくもJapan出場とはなりませんでしたが、Aaron Dallasは、映像審査にも関わらず、ターナーが前を向いてアピールをするなど、しっかりと観客を意識出来ていた点がとても好印象でした。 【最後に】 選手の皆さまは、緊急事態宣言の発令に伴い、大会実施方法が直前に変更になったことによって戸惑い、悩まれたことでしょう。 それでも、チームメイトと共に本大会に出場するために一丸となって日々精進された、その努力こそが皆さまの一層のチームワークに繋がる素晴らしい経験になったのではないかと思います。 今回Japanに出場することが出来なかったチームは、次の挑戦に向けてしっかりと話し合い、再スタートを切れるよう頑張って下さい。 |
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HIROSHI 【構成力】 | |
Double Dutch Delight South 2021 お疲れ様でした。構成力を担当した、HIROSHIです。 “最後に“を特に読んでいただきたいです。 【審査基準】 大会評価基準の通りですが、ここを抑えて置くことは非常に重要なので、下記しておきます。 構成力:演技全体の演出方法を審査する。特に「オープニング、エンディングの演出」「使用する曲と演技の融合感」「メリハリ」「技間のスムーズさ」「インパクト」「ステージの広さを生かした演出」などを中心に、パフォーマンス一連の流れを一つにまとめ上げるこができているか否か審査する。 【高得点のチームについて】 一般部門では、“戸愚呂兄弟” のみの参加でしたので、コメントさせていただきます。 初めて2人のパフォーマンスを拝見しましたが、正直ミスもあり全体像があまり掴めなかったので高得点はつきませんでした。ただ、新しいチャレンジだったと思うので、より一層Japanに向けて仕上げていただきたいです。 オープニング部門では、“ReorcA”と”一寸法師” に高得点をつけさせていただきました。 ReorcAについては、技術力がそこまで高くはなかったですが、それをカバーするフォーメーションを中心とした演出が終始見やすいパフォーマンスになっていると感じました。 見せ場の前の演出はできていたと思うので、見せ場の後、いかにして歓声を持続or倍増できるかというところが更に得点を重ねるポイントかと思います。(【最後に】のコメントに繋がる点) 一寸法師については、見せ場が明確なパフォーマンスでした。音に合わせて、止まるところは止まる、動きを見せるところはフォーメーション移動 とはっきりしていてよかったです。一方で、何か伝えたいことがありそうで、それが伝わってこないもったいなさを感じました。曲、演技を強調する衣装を選ぶことも、パフォーマンスの一貫性を増す手段として検討してみてください。 【最後に】 構成という観点でいうと、とにかくすごいことを詰め込むことが点数につながるのではないことは、皆さんなんとなく想像できるかと思います。 2~3分のパフォーマンスを通して、観客・ジャッジの気持ちを動かし続けられるよう、考え抜かないといけません。 そのために“効率的”なのが、オープニングで心をつかむこと、エンディングで追い込むこと(技・表現を上げ切ること)なのかなと思います。ただ、必ずしもそれが答えということではないですし、それだけではいけません。 最初から最後まで、どこで何を観客に感じさせて、それをどう組み合わせていくことが、一番人の心に突き刺さるのか 考え抜いてください。(観客の“Wow”をコップからこぼさずに満杯にしていくイメージ。溜まりきらなかったなor一瞬溜まったけどこぼれちゃったなというチームは点数が低い) 今回、構成力があまりにも低かったチームに、まず力を入れて欲しいのは、パフォーマンスに使う音源を考え抜くことです。 音源で人の心が動かせれば、それにあった表現を添えるだけで構成としては、素晴らしいモノになると思います。 まずは、感覚的にカッコいい、すごいと思っているチームが、何をしていて、なぜそこまで感じるものがあるのか考えてみてください。 答えは一つではありませんが、自己満足で終わっているチーム、点数につながっているチームの違いを分析し、より高得点につながる演技を考えてみてください。 |
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STR 【オリジナリティ】 | |
Double Dutch Delight South 2021に出場された皆様お疲れ様でした。 まず初めに、 South大会の実施開催が中止となり映像審査へと移行した中で、出場する事を選択し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた選手の皆様に尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。 オリジナリティの審査基準に関しましては、HPに記載されているルールをベースに点数をつけました。 そちらをご参照下さい。 審査基準を満たし高得点をつけたチームは、 オープン部門『一寸法師』 続いて、『SiLFY』『Aaron Dallas』 一般部門では『戸愚呂兄弟』 となります。 『一寸法師』はまとまりを感じるパフォーマンスの中に安定感あるターニング・アクロバット・スピード・ステップが垣間見れました。技自体ハイリスクとは思えませんが、決して背伸びせずに演技を見せきった点が評価に繋がりました。目的のある移動や技間の流れが非常に良かったです。 ただ、オープニングや中間のロープを置いた演技の部分で『何を』伝えたいのかがより明確になれば、パフォーマンスのオリジナリティを更に生み出せる気がします。 パフォーマンスの細部にまで意味や趣旨を作り出し、より世界観を増幅させてJapan大会に挑んでみて下さい! 個人的に!ジャンパーが浮き足立たずに重みを感じるジャンプをしたら他項目にも良い影響があるかもしれないです。 『SiLFY』は人数を活かしたフォーメーションが今大会では光っていました。ですが、移動に気を取られて『パフォーマンス』という部分に余裕がなく、全体的に動きが固かったのが勿体無いと感じました。 『Aaron Dallas』は非常に落ち着いており、3人ならではのムーブも織り交ぜながらも個々のスキルを表現できていました。ただ、審査員や観客の心をどうコントロールするか、それが意図して行う事ができれば更に点数が上がると思います。 一般部門『戸愚呂兄弟』は、ダブルダッチという点でかなり頭を使って作ったんだなと思います。斬新なアイデアで演技序盤のインパクトからかなり期待して見ていましたが、後半にかけて尻すぼみした感覚で高得点は付けれなかったです。予測のつかないジャンプスキルや、より伝わりやすい角度などをもっと研究して作り込んだ上でJapan大会へ臨む事に期待しています! 大会を通して、各チームのコンセプトにはオリジナリティがありましたが、個としてもチームとしてもスキルやムーブの部分で、新鮮かつクリーンなものが見当たらなかったです。常日頃からダブルダッチを研究し、もっとこだわって作り上げたモノをステージで出し、勝負してみて下さい。場数を踏んで色々試すのも1つの手だと思います。 学年・年齢関係なく大会にかける思いをステージで爆発させたチームは、何かしら審査員や観客に響くものがあると思います。来年のSouth大会に期待しております。 Japan大会へ出場するチームは、South代表として胸を張ってパフォーマンスして下さい。来年Japanが西日本に戻ってくる事を僕は期待しています。 ありがとうございました。 |
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TATSUKI 【完成度】 | |
今回完成度を審査させていただきました。 【審査基準について】 再度視認していただくために、ルールから引用します。 「パフォーマンス全体を通した演技の安定感」「ダンスなど複数人で行う演技・技は統一されているか」「ミスがない」などを中心に全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価する。 オープン部門の出場者には特に、「ミスがない」≠「完成度が高い」ということを言い添えておきます。また、上記基準に則ったうえで、「観客側に伝わる想い」という点でも審査しました。 【高得点を付けたチーム】 一般部門 「戸愚呂兄弟」 2人でのパフォーマンスという新しい形を見させていただきました。ミスが目立っていたことが少し残念ではありましたが、ロープでの音取り、チャイホ時のジャンパーも含めた動きの統一感など、観ていて気持ちが良かったです。Japan大会ではミスのないパフォーマンスを楽しみにしています。 オープン部門 「一寸法師」 総じて、細部まで作り込まれているなという印象を受けました。メンバー各々がパフォーマンスに向き合い、表情や身体の動きを工夫して演技しているように感じました。 「Aaron Dallas」 ジャンパーの動きと、各所ターナーの動きの連動が良かったです。パフォーマンスの雰囲気に合わせた表情や、振る舞いがチームで統一されており、好印象でした。 【全体を通して】 今回は映像審査ということもあり、全体的にミスが少ないように感じました。しかし、実際に観客の前での演技はできなかったため、大会独特の緊張感はなく、気持ちをぶつけるのは難しかったかもしれません。高得点を付けたチームは、パフォーマンスとして観客に披露するという意識が感じられました。一方で、細部への拘りが弱いチームには、相応の点数を付けています。 実地開催の中止による映像審査への移行は、戸惑いもあったかと思います。しかし、映像審査として提出するものは、観客の前で披露するものであったはずです。約3週間前に披露したとしても同程度のクオリティが出せていたでしょうか。その猶予を活かして、パフォーマンスに磨きがかけられたでしょうか。そもそも本番までのスケジュール管理に問題は無かったでしょうか。様々な外的要因があったとしても、自身には厳しくあってください。今大会を今後に活かすことができるかどうかは、自問自答を繰り返し改善していけるかどうかに懸かっています。(自戒の念を込めて。) 更なるSouth地区全体のレベルアップを楽しみにしています。 【最後に】 映像審査という方法でのSouth大会開催にご尽力いただきました、全ての関係者様に御礼申し上げます。ありがとうございました。 |
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PLACE 岡山市立市民文化ホール 〒700-8544 岡山市北区大供1-1-1 アクセス |
HKR( alttype ) ・2016 - 2021年 CIRQUE DU SOLEIL 『JOYÀ』 出演 ・2015年 ASIA’S GOT TALENT SEMIFINALIST ・2014 - 2015年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 優勝 |
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STR(NEWTRAD) ・2014年 Double Dutch Delight Japan 出場 ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 優勝 ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 優勝 ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 第3位 ・2016 – 2021年 DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL -FINALIST- |
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YuI(ELLE) ・2016年 DOUBLE DUTCH NIGHT VOL.13 優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2016-2017 準優勝 ・2018年 THE GOLD –king of double dutch- 優勝 ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 準優勝 ・2016 – 2021年 DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL -FINALIST |
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HIROSHI(MACKDADDY) ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 優勝 ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD総合優勝(2部門制覇) ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 第3位 |
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TATSUKI( Avoir/独歩 ) ・2017年 Double Dutch Delight South 2017 OPEN部門 優勝 ・2017年 Double Dutch Delight Japan 2017 OPEN部門 出場 ・2018年 Double Dutch Delight South 2018 OPEN部門 優勝 ・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 OPEN部門 出場 |
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MC Uryna(NEWTRAD) プロダブルダッチチーム「NEWTRAD」のメンバーでMCを務めるUryna! パワフルさと関西弁のノリの良さを持ちながら、英語も話せる多様さで、会場を盛り上げる! |