ADVANCED 1位 『狛瑚來璃』 |
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ADVANCED 2位 『Never Seen∞World』 |
ADVANCED 3位 『アテナ』 |
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NOVICE 1位 『4Rings』 |
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NOVICE 2位 『No Logic』 |
NOVICE 3位 『狛☆ZIeL』 |
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Kozy a.k.a JUNKNESS 【オリジナル】 | |
オリジナリティを審査しました。大きく2つの項目に分け、評価いたしました。 ①「見たことのないムーブ・組み合わせ」をしているか。 ②「こう来るだろう」という予想を裏切ってくれるか。 ①については、これまで見たことのない技を新たに生み出せているか、または例えばアクロバット直後の何かであったり、ダンスしながら縄を触ったりなど、技と技を組み合わせて新しい一つのムーブとして魅せられているか、ということが大事なポイントとなります。 ②については、例えばシャーに行くと見せかけて踊るとか、終わったと思わせて終わらないなど、誰もが予想できるものをそのまま披露するのではなく、そこから気持ちのいい新しい裏切りをどれだけ演技内に入れられるかが大事なポイントとなります。 NOVICE部門で最高得点をつけた4Ringsは演技の始まり方や移動、また縄を見ずに表情と目線だけで跳ぶところや3人のダンスパートの振り付けに、これまでと被らないオリジナリティを感じました。 ADVANCED部門では、パっと見たときの印象が誰か1人が目立つ訳ではなく、衣装、空気感、動きがどのチームよりも統一されていた「狛瑚來瑠」。 他のどのチームよりもスキルの高いスピードを見せてくれた「Never Seen∞World」に高得点を付けました。 今大会は全体的に有名な選手がやってる技をそのまま取り入れてるチームが例年より多い印象でした。 そのまま出来るからといって自分のオリジナリティにはならないので、そこから新しいものに繋げたり、違う縄の通し方などの工夫をもっとみたかったです。 しかしながら、コロナという大変な境遇の中、限られた時間で出来る限りを尽くして作られた演技はどれも気持ちが込められており、たいへん胸を熱くしてくれました。 みなさんの一生懸命な素晴らしい演技を生で観ることができ、改めてパフォーマンスの素晴らしさを実感することができたとともに、ここからさらに素晴らしいカルチャーになるだろうという希望も湧きました。 大会に関わっている全てのみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。 |
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MAYU(Mrs.DOUBLE DUTCH) 【表現力】 | |
今回私は、表現力項目を審査させて頂きました。ルールに記載の通り、ステージ上における表現が洗練されているかどうかに焦点を当てています。 【全体を通して】 まず今大会において特に気になったのは、ステージの上でダブルダッチをする事ですでに精一杯になってしまって余裕が無く、表現力を発揮するまでに至っていないチームが多かったということです。 例えばですが、ロープを気にする素振りや、慎重すぎるダンス、意図的では無く下がっている目線、ミスした時の焦った様子や、自信のない表情などは、やはり洗練されているようには見えず例えミスが少なかったとしても、表現力項目の得点はなかなか伸びていきません。 また、ダンスパートは表現に力を入れてるのが伝わってくるのに、それ以外の部分では通すことに必死で表現に対する意識が低くなってしまっているチームも多く居ました。ステージの上にいる間は、ロープの中でも外でも常に見られているということをメンバー全員が改めて意識をしながらデモ練習をしてみて下さい。 ミスの恐怖と戦いながらも、自分達のスタイルを自信を持って魅せ切ることは簡単なことではないけど、だからダブルダッチって悔しいし楽しいんだと思うんです。たくさんたくさん練習して、デモ全体を通して表現をそこにしっかりと乗せる余裕を生んでください。 【NOVICE部門】 NOVICE部門にて、最高得点を付けたチームは『4Rings』です。まず照明が付いた時の3人のシルエットの綺麗さと、一発目に見えてきた表情に一瞬で心が掴まれ、最初の5秒で期待度を最高潮に上げてくれました。中盤に差し掛かるにつれて、様々な雰囲気に切り替わり、最後まで全く途切れること無く、魅力を出し切れていました。掴みが肝心とはよく言いますが、それを改めて思わされるショーでした!素晴らしかったです! 【ADVANCE部門】 ADVANCE部門にて最高得点を付けたチームは『Never Seen∞World』です。そもそもメンバー全員の持っているスキルが高いのですが、スキルだけでなく表現力にも驚かされました。デモが進むにつれて、喜びや楽しさが自分達で爆発していっているのが表情や動きに表れていて、見ている方も同じようにテンションが上がりました。なので、後半に行けば行くほどどんどんと気迫が増していったように思います。最後のはけまで気を抜かない、その意識の高さはしっかりと本番のパフォーマンスに活きていました。あと、メイクがかっこよかったです。まずは自分達が楽しむということの大切さが、詰まっていたショーでした! また、その次に高得点を付けたチームは『狛瑚來璃』です。体のラインや、手の位置までしっかりと研究し尽くしたことが、伝わってきます。また衣装がデモの雰囲気を更に引き立て、動きを美しく魅せる効果も果たしていました。世界観をぶらさずに魅せ切れていて、素晴らしかったです! 【最後に】 私はいつも表現力審査をすることが多いですが、いつも思っているのは『どんな形の表現でも突き詰めれば人の心を掴む』ということです。どんな方向性・世界観でも、それに信念を持って突き詰めていけば、可能性は無限大です!自分達の可能性を探ってみてください。これからの皆さんを楽しみにしています! 最後に、このような状況の中、普段とは違うやりにくさや苦悩があったかと思いますが、堂々とステージに立った全ての選手の皆様、そしてコーチ陣、保護者の皆様に心から拍手を送ります。本当にお疲れ様でした! |
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Yamato (SNOWMAN) 【構成力】 | |
お疲れ様でした。構成力を担当したYamatoです。 <審査基準について> 審査基準はNorth大会と同様ですので、North大会の講評をご覧ください。 ただし、得点の水準はNorth大会やEast大会とは異なります。 <高得点のチームについて> ・NOVICE部門では「4Rings」に17点を、ADVANCED部門では「狛瑚來璃」「Never Seen∞World」に 18点をつけました。 ・「4Rings」は、オープニングからエンディングまで一貫した空気感かつ、3人ならではの縄技 + ベーシックを多用した 見せ方、印象的でした。あの空気感、Novice部門でも出せるのですね。。ハリー→3連からの振り合わせのところ、 痺れました!個人的には、3人の統一感は十分にありましたが、せっかく3人なので1人1人の個性をもっと見たいなと 思いました。Japanでは、1人1人の心の内から来る表現・バイブスを見たいです。 ・「狛瑚來璃」と「Never Seen∞World」は、構成力の観点では甲乙付け難かったので、同点にさせて頂きました。 ・「狛瑚來璃」は、U-19でたまにある和の雰囲気のチームでしたが、ここまで仕上げ切ったチームは初めて観ました! 女の子5人というメンバー構成を生かしたコンセプト・衣装、それから縄技・ステップ・3倍・アクロと全ての要素を 漏れなく抑え、メリハリやエンディングに向けての盛り上がりの作り方も申し分なかったと思います! ・「Never Seen∞World」は、まずスキルが高すぎる!各ムーブの質は群を抜いていたと思います。 ただ、難易度とリスクのバランスが難しいですね。今回のミス数と点数を踏まえて、Japanではどの難易度で臨むか、 後悔のないようチームでよく話し合ってください! <高得点とそうでないチームの違いについて> 少なくとも周りのチームとは違う”何か”がないと高得点はつきません。 技の質が圧倒的に高いのか、雰囲気・コンセプトが独特なのか、ムーブの配置に驚きがあるのか。周りのチームとは違う”ここ”で勝負する、というのを明確にした上で、パフォーマンス作りに取り組んでもらえれば、得点も上がってくると思います。 <最後に> 選手の皆さん、全員本当にカッコ良かったです! コロナウイルスの影響でなかなかいつも通りには練習できなかったことと思いますが、その中でも大会に向けて、パフォーマンスを仕上げられたこと、素晴らしいことだと思います!本当にお疲れ様でした! Japan出場権を獲得したチームは、Japan大会も是非頑張ってください! |
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iwaness insane (SOULFUL ARTTRACTION) 【技術力】 | |
・はじめに 選手の皆さん、パフォーマンスは誰が作っていますか? おそらく大半のチームはコーチが考えて作っていると思います。もちろん皆さんのコーチは色々な経験をしていて、皆さんのパフォーマンスがより良いものになるように努力しているはずです。しかし、実際にステージに立ってパフォーマンスをするのは皆さん自身です。なので、自分のするパフォーマンスをコーチに任せっきりにするのではなく、自分自身で技、曲、構成などを考えて提案してみてください。自分で考えたものには愛着も湧きますし、パフォーマンスの説得力は何倍にもなります。もちろん全部じゃなくていいです。今回悔しい結果に終わったチームの方は、少しずつトライしてみてください。 ・NOVICE部門 高得点をつけたのは「4Rings」「No Logic」です。この2チームは対極的で、一言で表すとジャンプの「4Rings」、ロープの「No Logic」という印象を受けました。「4Rings」の最初のストップとベーシックでの三連はこの大会の個人的ベストムーブです。他にもベーシックで縄を跳ぶということを意識してるのが伝わってきて好きでした。「No Logic」の中盤のバク転の入れ方やダブルターンなどは安定したロープのスキルがないと出来ない技なので感心しました。どちらも甲乙つけ難く同点としましたが、JAPAN大会では弱点をカバーするもよし、強みをより伸ばすもよし、より良いパフォーマンスが観れるのを楽しみにしております! ・ADVANCED部門 全体的に、パフォーマンスを安定させるために技術は高かったです。ただ安定感だけでおもしろいパフォーマンスにはつながらないので、リスクを取ることも大切です。 高得点をつけたのは「Never Seen∞World」「狛瑚來璃」です。 「Never Seen∞World」の技術はズバ抜けていました。はっきり言って異常な密度で技が繰り広げられて、そんな中でもロープのたるみもほとんどなく演技を終えていたので、最高得点をつけざるを得ないと言ったところでした。「狛瑚來璃」はコンセプトがはっきりしていて、そのコンセプトを壊さないために下地となる技術がしっかりと出来ているんだなという印象を受けました。下地としての技術だけでなく、中盤のハリーステップは難しいリズム感をキープしながら通しきっていたので伝わり易いコンセプトがありつつも技術でリスクを取る勇気に感動しました。 ・おわりに NOVICE部門、ADVANCED部門共にコンセプトがはっきりしているチームが大半を占めていました。コンセプトを打ち立てたパフォーマンス作りというのは、足りない技術を補う戦略として使われがちですが、世界観を崩さない為にも技術は大切です。なのでジャンプもターニングも基礎の鍛錬を怠らず、よりよいパフォーマンスをする為の技術の土台作りをしてください。 |
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Kai(CAPLIORE/REGSTYLE) 【完成度】 | |
【はじめに】 皆様DELIGHTお疲れ様でした!! このコロナ禍の中、運営、選手、保護者の皆様をはじめ、たくさんの方々の協力があって今大会が開催出来た事にとても心を打たれました。本当に皆様ありがとうござました! 【審査基準】 今回僕が完成度をジャッジさせていただきました。基準にしていていたのは下記の3点です!! ①ミスの多さ 単純にミスがどの程度あるのか。 ②身の丈にあったパフォーマンスができているか 自分らのレベルに合ったパフォーマンスになっているのか、パフォーマンスから余裕を感じるか。 ③リスクとのバランス 難易度の高い技をどの程度決め切れているか。 この3点を中心にジャッジさせていただきました! 【大会を通して】 今大会で僕が高得点をつけたのは NOVICE部門 『4Rings』『No Logic』 ADVANCE部門 『狛瑚來璃』『Never Seen∞World』『Flame』 です!! 完成度の観点からは、自分達のレベルをしっかりと見極めパフォーマンスをできているチームに高得点をつけました。 難しい事をすればいい!!簡単にしてミスをしなければいい!!ということではなく、 自分達を理解し、勝負するところはしっかり決め切る!!そんなチームが今回好成績を残せたのだと思います!! Next Heroesも年々レベルがあがっていく中かなりスキルフルな戦いになっています!! その影響もあり、難しい事をたくさん詰め込むようなチームも増えていますが今一度、自分達のレベル、自分達の魅せたいダブルダッチを考えてみてください!! 【最後に】 今大会はいままで経験した事のない色々な思いを感じる大会でした!!いまだ不安な日々は続きますが、仲間と共に一丸となって乗り越えましょう!!本当に素晴らしい大会でした!!皆様とまた会える日を楽しみにしています!! |
PLACE 麻生市民館 〒215-0004 川崎市麻生区万福寺1丁目5番2号 アクセス |
Kozy a.k.a JUNKNESS ・2011年 NDDL「Holiday Classic」 優勝 ・2012年 Double Dutch Delight East 2012 OPEN部門 優勝 ・2016年 Double Dutch Nighit Vol.14 優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2017準優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2017準優勝 |
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MAYU(Mrs.DOUBLE DUTCH) ・2005年 NDDL「Holiday Classic」 優勝 ・2017年 Double Dutch Delight East 2017一般部門 優勝 ・2017年 Double Dutch Delight Japan2017 一般部門 優勝 ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 3位 ・2019年 DOUBLE DUTCH CONTEST SHANGHAI 2019 優勝 |
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Yamato (SNOWMAN) ・2013年 NDDL Holiday Classic 3位 (snowman) ・2013年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2013 3位 (Liar) ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2017 2位 / WORLD 3位 (What makes us different) ・2019年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2019 4位(All you need.) ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 4位 (A Miracle City Harmony) |
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iwaness insane (SOULFUL ARTTRACTION) ・2009年 NDDL「Holiday Classic」出場 ・2013年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2013 U-19部門 優勝 ・2018年 Double Dutch Delight East 2018 一般部門 優勝 ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST KOREA 2018 JUDGE&GUEST SHOW ・DOUBLE DUTCH ONE'S FIANAL 2016-2019 FINALIST |
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Kai(CAPLIORE / REGSTYLE) ・2015年 Cirque Du Soleil Milano公演出演 ・2017年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2017 優勝 ・2017/2018/2019年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 優勝(3連覇) |
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MC Father 今年もDelightを盛り上げるのはもちろんこの男。選手と観客を繋ぎ、会場すべての人を巻き込んで大会のテンションを最高潮まで持っていく。選手に最大のリスペクトと優しさを持って、自身がかつて戦ったステージへ送り出す。 |
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KENGO (REGSTYLE) 赤髪がトレンドマーク”REGSTYLE”の超大型新人KENGO!! 若手ながらに、海外のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」やベルリン「Wintergarten Variete」にも出演し、DOUBLE DUTCH CONTEST WOLD 2019 では、準優勝という実績も持つ。初MCとしてどんな顔を見せてくれるのか、彼のトークに乞うご期待!! |
ADVANCED 1位 『BRASH×BRUSH』 |
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ADVANCED 2位 『whynot』 |
ADVANCED 3位 『zest proud』 |
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NOVICE 1位 『SOLEIL』 |
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NOVICE 2位 『BAN FOOT』 |
NOVICE 3位 『SHINY』 |
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SHO-ICHI(浪速連合参謀本部突撃部隊)【技術力】 | |
お疲れ様です! 今回、技術力を担当させて頂きましたSHO-ICHIです! この状況下の中で、出場という選択肢を選んだ皆さんに感謝の気持ちをお伝えさせて頂きたいです。 本当にありがとうございました。 ●良かったチームについて● 年々レベルが上がってきている、ネクストヒーロズ。 今回の大会も勢いを感じる大会となりました。 その中でも、技術力に高得点をつけたチームは、[BRASH×BRASH]です。 練習してるっていう背景が見えました。 特に、赤髪のナオ君。 練習量からくる自信を感じました。これは観客として見て頂いた皆さんも感じたと思います。 圧倒の安定感。 技術力からの自信によるものですね。 さすがでした。 ●全体的な感想● 足りない技術力を表現力、オリジナリティ等でカバーしてるチームが多かった。 という印象です。 もちろん、戦い方としては正しいと思います。 しかし技術力が伴ってるチームには勝てないだろう。ということですね。 しっかりと綺麗に縄が回せるチーム。 ベーシックな跳び方がカッコイイチーム。 ここは、どうしても個人スキルの差で負けてしまうと思います。 ●今後どうすればいいか● パフォーマンス力というか、舞台で魅せる表情等はしっかりできてきるチームが多かったです。 なので、今度は個人スキルを徹底的に磨いてみて下さい。 個人スキルを磨けば、今の舞台での表情等が20倍良く見えます。観客の心もジャッジの心も掴めます。 なのでチーム練習以外の時間で、 かっこよく跳ぶためにダンスの練習をしよう。とか アクロバットが高くなりたいから筋力をつけるために筋トレをしよう。とか 縄が上手くなりたいから、くくつりつけて縄の練習をしよう。とか あくまで例えですよ。 すぐに効果はでませんが、半年も継続して練習すれば周りから絶対に なんか良くなったね。 って言われます。 地味に地道に継続して個人の練習をしていれば、結果は絶対についてきます。 そして、その個人スキルをどうやってパフォーマンスに活かすか。 技術力は間違いなく上がっているので、他の項目も確実に点数はつきます。 もっとダブルダッチ楽しくなりますよ! 長くなりましたが以上です! 皆さんお身体に気をつけて! 本当にありがとうございました! |
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YuI(ELLE)【完成度】 | |
Double Dutch NEXT HEROES WEST 2020にお集まり頂いた皆さま、選手の皆さま、長期間に渡り大会を創りあげて下さった運営・スタッフの皆さま、コロナの中大変な思いをされたかと存じますが、これまでのご準備、誠にお疲れ様でした。 そして、JAPANへの切符を獲得した皆さま、本当におめでとうございます。 【審査基準について】 私は「完成度」につきまして、HPにて公開されている審査基準に基づき、全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価させて頂きました。 ※点数の水準は、Double Dutch Delight WESTと異なります。 【高得点をつけたチームについて】 今回、私が高得点をつけたチームは下記のとおりです。 <NOVICE部門>… SOLEIL、BAN FOOT <ADVANCED部門>… BRASH×BRUSH 「SOLEIL」は、縄を通す際、ジャンパーが浮くのを見ながらしっかりと通していた点が、パフォーマンス全体の安定感に繋がっていたと思います。また、パフォーマンスにメリハリがあり、次のムーブを期待しながら見ることができた点が、高評価に繋がりました。 「BAN FOOT」は、自分たちの実力に沿った内容で、統一感・安定感のあるパフォーマンスであったことに加えて、曲・衣装・スタイルがフィットしていたため、とても好印象でした。 「BRASH×BRUSH」には、本大会最高得点をつけさせて頂きました。まさに、THE Double Dutch。これぞ、THE Double Dutchでした。見ていて、終始テンションが上がっていました!!ターナーとジャンパーの絶妙な兼ね合いにより、パフォーマンス全体に安定感があるからこそ、高度な技のクオリティーもとても高く見えます。「チームの武器」が観客にはっきりと伝わり、ワクワクしながらパフォーマンスを見ることが出来ました。 JAPAN出場とはなりませんでしたが、「zest proud」は、縄が酷く絡まっても冷静にムーブを続け、結果大きなミスにつながることを防げていた点がとても好印象でした。 【全体を通しての感想】 本大会では、先生と生徒によって創り上げられるパフォーマンスがほとんどですが、イメージだけが先行しているチームは少なかったという印象でした。これは、「なぜその曲、衣装、スタイルなのか」を先生とチーム全員が共有できている証拠なのではないかと思います。 【最後に】 DDNH WEST 2020に出場できたことについて、これまで一緒に頑張って来たチームメイト、先生、サポートしてくれる人達、大会を運営する人たちに対する”感謝”の気持ちを大切にして下さい。 |
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HIROSHI(MACKDADDY)【表現力】 | |
NEXT HEROES 2020に出場した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。また、全力のパフォーマンスをありがとうございました! 表現力を審査させていただいたHIROSHIです。 今回の大会が、今後の皆さんの成長に少しでも繋がるよう、以下コメントさせていただきたいと思います。 ◆全体を通して 昨年もジャッジをさせていただいたのですが、年々NEXT HEROESのレベルが上がっていることにとても驚きました。 ダブルダッチのスキルもしっかりとついている上に、自分たちが表現したいパフォーマンスをしっかりと理解しているため、観客としては見ていて世界観に入り込みやすいのかなと思いました。 ◆高得点がついたチーム BRASHxBRUSHに最高得点をつけさせていただきました。 「曲、衣装、表情」すべてに説得力がありました。 表現という観点では、余裕感を見せながら、誰一人浮くことなく曲の雰囲気を最後まで演技し続けられており、且つ、観客を魅了するダブルダッチスキルが詰め込まれた圧巻のパフォーマンスでした。 ◆より高得点を取るために 今回、低得点がついてしまったチームについて、最も大事だと感じたのは、自分がフルで表現できる“難易度”を理解するということです。難易度が高すぎてパフォーマンスになっていないチームが見受けられたので、まずは全力で表現できるパフォーマンスを目指しましょう! ダブルダッチスキルがレベルアップすれば、表現の幅も広がりますます楽しくなると思います。 ◆JAPAN出場チームに一言 JAPAN出場、本当におめでとうございます! JAPANに向けては、当日パフォーマンスを全力で楽しめるよう、より自分たちのパフォーマンスに慣れた状態で挑んでほしいと思います。 関西を代表していく皆さんがJAPAN本番も全力でかましてくれること期待しています。 [最後に] 皆さん、本当におつかれさまでした。 今回、悔しい思いをしたチームもあったかとは思いますが、その悔しさをばねに更にパワーアップしてください! これからも人の心を動かせるようなパフォーマンスをしてくれること期待しています。ありがとうございました。 |
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RYO-TA(Mythology / INGSNGSN / ALCHEMIST)【構成力】 | |
今回は構成力を審査させていただきました。今回はコロナウイルスの影響により練習など難しいこともあったかと思いますが、素晴らしいパフォーマンスがたくさんありました。 チームごとに色が出ており見応えがありました。 特に高得点をつけたチームはNOVICE部門では「SOLEIL」「BAN FOOT」の2チームでADVANCED部門では「BRASH×BRASH」でした。 「SOLEIL」に関しては始まり・曲の変わり目・パフォーマンスの細部にまでこだわりがある事が伝わってきました。 3人チームですがステージを広く使い、見せ方にも工夫があり、観客の視線を離させないパフォーマンスで構成力が高くなっております。 「BAN FOOT」に関してはロックダンスを中心に構成されており、統一性が感じられ曲と動きに連動性があり、見心地がよかったです。 観客への意識が最初から最後まで意識されており、ステージの上からのエネルギーを一番感じることのできるパフォーマンスでした。 「BRASH×BRASH」に関しては今大会で際立っており、音楽の聴き方・技の構成・全体的な流れが非常にレベルが高いものを感じることができました。 ステップ・スピード・アクロバットどの項目をとってもレベルが高いものがあり、ただ技を見せるだけではなく技の出し方にも工夫がされており、 3分間見応えがあり次は何が来るのであろうと、わくわくさせている状態を続けさせている構成になっていたと思います。 今大会を通じて感じたことはNEXT HEROSに出場していたチームはどのチームもカラーが溢れ出ていると感じました。 パフォーマンスの統一性+個人としての個性が混ざり合うと更に見応えが増し、チーム力を高めていけると思います。 それぞれに持っていただきたい事が自分は何をしている時に楽しいのか、嬉しいのかを考えて全力で取り組んでいただきたいです。 現段階でもパフォーマンスを楽しんでいるのが伝わりますが、自分がやりたいことを全力で取り組みパフォーマンス内に入れていく事で パフォーマンスをする事がもっと楽しくなると思います。普段から音楽をたくさん聴きダブルダッチで遊んでいく事でやりたい事が溢れてくると思います。 ステージの上では皆さんが主役になれます。チーム全体のパフォーマンス力はもちろんですが、それぞれが輝く瞬間があり、全員を印象に残していけるパフォーマンスは非常に構成力が高いと思います。 今大会にて上位に残っているチームはチーム全体+個人が印象に残せていたため、構成力の点数が高くつきました。 まだまだ可能性は無限大です!自分にワクワクしてステージに立っていただければと思います。 |
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Mochas(MACKDADDY)【オリジナル】 | |
Double Dutch Delight 2020 Next Heroes Westに出演の選手ならびに関係者の皆様、この度は大変お疲れ様でございました。 時節柄、練習等も制限された中だったかと思いますが、本番当日に見た皆様のパフォーマンスは例年通り変わらず、熱かったです! 今回、私はオリジナリティを審査させていただきました。 毎年技術レベルが上がっている為か、それぞれのチームが出す雰囲気や個人から受けるインパクトは年々強くなっていると感じました。 その中でも特に印象に残ったチームについて、部門ごとに解説させていただきます。 ■NOVICE 部門 対象が小学生 ~ 中学 1 年生までということで、ダブルダッチ歴が浅い選手も多かったのではないでしょうか? 高度なスキルを多く盛り込むというよりも、選曲にマッチした衣装選びやデモ中の表現など、パフォーマンスとして完成度の高いチームが今回オリジナリティの高得点に繋がったのではないかと思います。 その中でも「SOLEIL」「BAN FOOT」は高得点でした。 ではなぜ高得点だったのか。どちらのチームにも言えるのですが、特にこの2チームは曲に合った「衣装・内容」でパフォーマンスが出来ていました。 パフォーマンスの印象を左右する上で、曲の重要度はかなりのウエイトを占めていると考えています。曲から連想して衣装を決めるし、曲に合わせて技を入れますよね?(違う人いたらすみません。)曲はそのチームが与えられる印象の土台と言っても過言では無いと思います。 「SOLEIL」は、衣装と曲のマッチングもさることながら、普通だったら聞き逃してしまいそうな曲の些細な部分の音取りも出来ており、一層パフォーマンス性が強い印象を受けましたのでNOVICE 部門の最高得点を付けさせていただきました、 ■ADVANCED 部門 中学2年生〜高校生3年生までのADVANCED 部門。全体的に技術力もかなりレベルアップしており、オープン部門にも引けを取らない見応えのあるパフォーマンスばかりでした。 NOVICE 部門で解説したパフォーマンスとしての完成度に加え、ADVANCED 部門は個人のスキルも突出しているチームが多く見られました。 特に「BRASH×BRUSH」はアクロバットがかなり光っていました。 アクロバットの回数自体は他のチームより多かった印象を受けたのですが、見る人を飽きさせない工夫が2つありました。 一つはアクロバットの種類の多さ。そして二つ目はアクロバットの使い方です。 手数が多い事は特な事ですが、曲とマッチしていなかったり、似たような展開で技を繰り出していれば飽きられます。 しかしBRASH×BRUSHのパフォーマンスで繰り出されるアクロバットは、曲にマッチしつつ、観ている人の予想できないタイミングで技を繰り出したり、「ここでアクロ来てほしい!」っていう時にも技のクオリティで想像を超えてきてくれましたので、今回はBRASH×BRUSH にADVANCED 部門におけるオリジナリティ最高得点を付けさせていただきました。 以上になります。 最後に私の個人的なオリジナリティの定義になりますが、オリジナリティ=「他のチームには無いプラス要素」だと考えています。一見、点数を取ることが難しいとされている項目ではありますが、オリジナリティで高得点を狙うことはどのチームにも可能です。 曲、衣装、チーム、個人、パフォーマンス内容、ダブルダッチの技など、他のチームと差別化させる為のアプローチ方法はいくらでもあります。次回のDDDNHでは更にパワーアップした皆様のプレーが見られる事を期待しております。 ありがとうございました。 |
7/1 15:00 START |
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PLACE 池田市民文化会館 〒563-0031 大阪府池田市天神1丁目7−1 アクセス |
SHO-ICHI(浪速連合参謀本部突撃部隊) ・2015年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2015優勝 ・2015年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2015優勝 ・2015年 DOUBLE DUTCH NIGHT vol10 優勝 MVP獲得 ・2015年 DANCE@LIVE JAPAN FINAL 2015 MAIN STAGE OPENING SHOWCASE ・DOUBLE DUTCH ONES 2018-2019 FINALIST |
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YuI(ELLE) ・2016年 DOUBLE DUTCH NIGHT VOL.13 優勝 ・2017年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2016-2017 準優勝 ・2017年 Double Dutch Delight Japan / West / South 2017 GUEST SHOW出演 ・2018年 THE GOLD –king of double dutch- 優勝 ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 準優勝 |
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HIROSHI(MACKDADDY) ・2014年 DOUBLE DUTCH NIGHT 2014 優勝 ・2014年 WE LOVE DOUBLE DUTCH 2014 優勝 ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2016 総合優勝(2部門制覇) ・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 第3位 |
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RYO-TA(Mythology / INGSNGSN / ALCHEMIST) ・2014年 Double Dutch Delight Japan 2014 OPEN部門 優勝 ・2014年 NDDL「Holiday Classic」 優勝 ・2015年 Double Dutch Delight West 2015 一般部門 優勝 ・2015年 Double Dutch Delight Japan 2015 一般部門 優勝 ・2018年 Double Dutch THE GOLD 2018 battle部門 優勝 |
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Mochas(MACKDADDY) ・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2016優勝 ・2016-2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝 ・World Jump Rope 2015/2018 総合優勝 ・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018一般部門優勝 ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020優勝 |
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MC Uryna(NEWTRAD) プロダブルダッチチーム「NEWTRAD」のメンバーでMCを務めるUryna!パワフルさと関西弁のノリの良さを持ちながら、英語も話せる多様さで、会場を盛り上げる! |
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KENGO (REGSTYLE) 赤髪がトレンドマーク”REGSTYLE”の超大型新人KENGO!! 若手ながらに、海外のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」やベルリン「Wintergarten Variete」にも出演し、DOUBLE DUTCH CONTEST WOLD 2019 では、準優勝という実績も持つ。初MCとしてどんな顔を見せてくれるのか、彼のトークに乞うご期待!! |