OPEN部門 1位
『Ectcrew』
OPEN部門 2位
『Aperto』
OPEN部門 3位
『Ørbit』
OPEN部門 4位
『Alfred』
OPEN部門 5位
『LeAp Crest』
敗者復活
OPEN部門 6位『arc』
OPEN部門 7位『ELF』
OPEN部門 8位『ARETTA』
一般部門 1位
『Mew Senses Mind』
BEST ROOKIES
『Alfred』
STR(NEWTRAD)【オリジナル】
DOUBLE DUTCH DELIGHT WEST/SOUTH 2020に出場された皆様お疲れ様でした。
今大会オリジナリティを審査させていただきましたSTRです。

まず初めに、
日々状況が変化し開催も危ぶまれる中、選手・観客の安全対策を行い、無事に大会を開催して下さった運営STAFFの皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

オリジナリティの審査基準に関しましては、HPに記載されているルールをベースに点数をつけました。
そちらをご参照下さい。

審査基準を満たし高得点をつけたチームは、WEST一般部門『Mew Senses Mind』WESTオープン部門『Ectcrew』『Aperto』となります。


『Mew Senses Mind』は他チームにはない独自のSTYLEで引きつけられ、個のジャンプスキルが高く技を出しきれていたと感じました。強いて言うならターナーが慎重に回しすぎてる感が伝わったので、ジャンパーとの絡みや遊びがみれたら、更に点数が伸びる可能性があると思います。

『Ectcrew』『Aperto』はパフォーマンス冒頭の空気感から演技を通して全員の動きが安定しており、技全てが申し分ないクオリティでした。他チームには表現できない個性をチームとしてまとめていた印象です。

3チームとも全員の力を結集したパフォーマンスで、独自の色を出していてNICEでした。

SOUTHオープン部門で優勝した『カンガルーポー』はリスクを感じない身の丈に合った内容で自分達の表現したいモノを形にできていたと思います。想像のつくタイミングでのアクロバットに縄を絡めた工夫が見れたら尚良かったです。

大会を通して、
ソロを見せるための周りの使い方がパターン化されていて、ジャンパーに対して向かい合って動きを合わせたり、前で人がすれ違ったり、と同じ演出をするチームが多すぎました。技じゃない部分でのオリジナリティも考えて、生み出して、みせてほしかったです。また、周りとオリジナリティの部分で差を出しやすい「他のチームにはない観客を引きつける独自の技」「演出や音」に工夫があれば得点を稼げたのになと思います。ロープ×アクロバット のオリジナリティある新技・サプライズがチームに1つでもあれば武器になり、観客やジャッジの心を意図してコントロールし、自分達を客観的に見た上で組み立てたパフォーマンスをして欲しいです。非常に難しいですが...

最後に、
もっとダブルダッチを好きになって、
もっともっとダブルダッチを研究して、
もっともっともっとこだわって作り上げたモノをステージで出せば、必ず良い結果がついてくると僕は思います。
本気で結果を出したい時に力を発揮できる準備を常にして下さい。日々の積み重ねを大事にして下さい。基礎を大事にして下さい。でも、ダブルダッチを楽しむ事、仲間を大切にする事を疎かにしたらあかんで!PEACE.
 
SHO-ICHI(浪速連合参謀本部突撃部隊)【技術力】
お疲れ様です。
今回技術力を担当した、SHO-ICHです。
まず、この厳しい情勢の中、参加という選択肢を選んだ選手達に尊敬と感謝の気持ちを伝えたいです。
選手の皆さんがあってこその大会です。
本当にありがとうございました。

技術力とは、「ジャンパー・ターナーの安定感」「ロープがたるまない綺麗さ」「ターニングのリズム感」等を中心に、各技(ロープトリッ ク、ジャンプトリック、アクロバットなど)の習得レベル。
ライバルに埋もれていないかが大事ですね。

●今大会の技術力について●
 全体的に低かったと思います。
 表現力とオリジナリティーのあるデモがしたいのだろうけど、実現する技術が伴ってないな〜。
 縄汚いな〜。シャー手からいってるな〜。身体からいかないと!
っていう印象のチームが多かったです。

その中でも、技術力に高得点をつけたチームは、EctcrewとApertoです。
一般ではミュウセンスマインドかな!

皆さんも跳んでる人や、回してる人を見て、明らかに他のチームと違うと感じたはずです。

●高得点のチームと低得点のチームの違い●  個人スキルの差。
 あくまでパフォーマンスなので、
 『ダブルダッチをやっている』のではなく、
 『ダブルダッチを魅せている』のです。
 縄の跳び方も練習してる人と、練習してない人では明確に違うし、ロープトリックも練習してる人と、していない人では、全く違います。
 練習量が足りない人は、パフォーマンスに無理している感が伝わります。
 よって、技術力が足りていないということになります。

●高得点を取るためには●
個人スキルを高めること。これは絶対。
自分に任せられたロープトリック、パートはダブルダッチ界の誰よりも上手くなるよう努力すること。
ダブルダッチは個人の総合力も大事ですが、何か1つでも[誰にも負けない何か]があれば輝くことができます。
それがオリジナリティーにも繋がり、表現力にも繋がります。
そのためには、他の人がやっていない練習をすること。
それが、量なのか質なのかは、自分のやり方次第です。
個人的には、地味な練習を継続することをオススメします!多くいるライバルの中で埋もれない努力!

●最後に●
技術力が高くなれば、この技術をどうやって魅せるのか、絶対に考えるはずです。
それが、完成度に繋がります!
全ての項目に繋がってくるのが技術力だと個人的には思います!

この状況化の中、大会を開いて下さった運営の方に、上手くなってダブルダッチを盛り上げて恩返ししましょう!

長くなりましたが、以上です!
皆さん、身体に気をつけて練習しましょう!
ありがとうございました!
 
YuI(ELLE)【完成度】
Double Dutch Delight WEST/SOUTH 2020にお集まり頂いた皆さま、選手の皆さま、長期間に渡り大会をつくりあげて下さった運営・スタッフの皆さま、コロナの中大変な思いをされたかと存じますが、これまでのご準備、誠にお疲れ様でした。
そして、JAPANへの切符を獲得した皆さま、本当におめでとうございます。

【DDDSについて】
まず、Double Dutch Delight SOUTH 2020につきましては、開催することができたことを心より嬉しく思います。出場した「カンガルーポー」は自分たちの実力を把握した上で、最大限にその実力を引き出すことが出来ており、ダブルダッチを心から楽しんでいる姿にとても好感が持てました。
コロナが落ち着き、また岡山でDouble Dutch Delight SOUTHを開催することが出来ることを願っております。

【審査基準について】
私は「完成度」につきまして、HPにて公開されている審査基準に基づき、全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価させて頂きました。

【高得点をつけたチームについて】
私が高得点をつけたチームに共通することは、次の4点です。
・「実力を把握した上で、最大限に実力を生かしている」
・「各々の個性が滲み出つつも、チームとしての協調性が高い」
・「複数人でバリエーション豊富なリズムやテンポを作り出す上で、タイミングに統一性がある演出・技」
・「縄と縄の外にいる人との間隔およびステージのサイズが常に意識されたポジショニング」

そして、今回私が高得点をつけたチームは下記のとおりです。
<一般部門>… Mew Senses Mind
<OPEN部門>… Ectcrew、Aperto、Ørbit

「Mew Senses Mind」
バリエーション豊富なリズム・テンポをチーム全員で作り出していたこと、各々の個性が滲み出つつも、チームとしての協調性が高い演技を行っていたことが、好印象でした。

「Ørbit」
実力を把握した上で、最大限にそれを生かしたパフォーマンスであったこと、曲・スタイルがチームにフィットしていたことが、印象的でした。

「Aperto」
ブレない綺麗な縄によるパフォーマンス全体の安定感と「チームの武器」が明確に観客へ伝わったことが、得点に繋がりました。

「Ectcrew」
本大会の最高得点をつけさせて頂きました。ステージを広々と利用したポジショニングができていたこと、難易度の高い技を取り入れているにも関わらず、安定感のある綺麗な縄により、技のクオリティが高く見えたことが高評価に繋がりました。


【ミスについて】
今回、全29チーム中12チームが5回以上ミスをしていました。そして、ノーミスのチームはありませんでした。
よくミスをするところ、不安なところがあれば、全員で何度も確認して、パフォーマンスに取り入れるか否かを再度検討して下さい。
例えば、アップテンポの曲を使う際、曲のテンポにチームの対応力(技術力)が追いついているか、しっかりと練習段階で判断して下さい。アップテンポが故に、シャー・縄の受け渡し等がリスクとなるのであれば、曲のテンポを落とすなど、しっかりとリスクヘッジして下さい。
また、未完成のアクロバットや実力に沿わない高度な縄技・ステップ・ダンスなど、練習で7〜8割の力で通すことが出来ない技は、本番では通すことが出来ないと思ってい頂いていいかと思います。

【最後に】
パフォーマンスを作る際に大切なことは、「なぜその曲、衣装、スタイルなのか」をチーム全員で共有することだと思います。そして、限られた時間の中でパフォーマンスを完成させるために、チームの実力についてしっかりと現状を把握し、自分たちの最大の力を発揮する方法を考え抜くことが大切です。

DDNH WESTのジャッジコメントにも書かせて頂きましたが、DDDW/S 2020に出場できたことについて、これまで一緒に頑張って来たチームメイト、サポートしてくれる人達、大会を運営する人たちに対する”感謝”の気持ちを大切にして下さい。
 
HIROSHI(MACKDADDY)【表現力】
Double Dutch Delight South/ West 2020 に出場した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。また、全力のパフォーマンスをありがとうございました!
表現力を審査させていただいたHIROSHIです。

今回の大会が、今後の皆さんの成長に少しでも繋がるよう、以下コメントさせていただきたいと思います。

◆全体を通して
個性的なパフォーマンスが多かった印象を受けました。
ただ、その個性を表現するのに十分なダブルダッチスキルが伴っていないと、パフォーマンスとして観客を巻き込めるようなものにはなりません。
自分が表現したい、わくわくするパフォーマンスを作るためにダブルダッチの練習、研究を継続してください。
表現したいものを全力で出し切って、観客から反応がもらえたときは最高に気持ちがいいはずです!

◆高得点を取ったチーム
Open:Ectcrew, Orbit
衣装、音の雰囲気が統一されており、パフォーマンスに見入ることができました。雰囲気という点については、どのチームにとっても一つ大きな課題なのかなと思いますが、最も重要なことは自分たち自身がそのパフォーマンス(音、衣装、振り付け、技、構成)に興奮しているかどうかです。ただ、それだけでは、自己満になってしまうので、いかに観客を巻き込めるかがポイントになります。
1.自分たちが興奮できるか(ぶち上れるか)2.それを観客に共感してもらえるか 3.ミスなく見せ切れるか
この3つのポイントを高いレベルで満たしたパフォーマンスを作ることができれば、自ずと点数はついてくると思いますので、今後意識してみてください。

◆より高得点を取るために
今回、低得点がついてしまったチームについて、最も大事だと感じたのは、自分がフルで表現できる“難易度”を理解するということです。難易度が高すぎてパフォーマンスになっていないチームが多々見受けられました。
全体まとめでも記載した通り、まずはダブルダッチのスキルを積み上げることで、自分の表現の幅を広げられるように練習すると良いかと思います。

◆JAPAN出場チームに一言
JAPAN出場、本当におめでとうございます!
素晴らしいパフォーマンスを見せていただきましたが、欲を言えばJAPANに向けてまだ調整するところはあると思います。
繰り返しになりますが、パフォーマンスの最初から最後まで見直したときに、上記3つのポイントが抑えられているのかチームで話し合ってみてください。よりパワーアップしたものを見られること、楽しみにしています!
 
RYO-TA(Mythology / INGSNGSN / ALCHEMIST)【構成力】
今回は構成力のジャッジをさせていただきました。僕が構成力を審査する上で大切にしていたポイントがあります。
《音楽の聴き心地・見心地・サプライズ》の3点です。今回の大会はミスが非常に多く、見せたいムーブを見せれていないチームが多かったように感じます。
まず、聴き心地については音楽の編集や音量などになります。音楽の相性やジャンルなどがぐちゃぐちゃであれば聴き心地が悪く違和感を感じます。
見心地に関しては流れを見ていて連動性がある事です。無理やり入れているなぁという技はいくら凄くても見心地はよくありません。
サプライズに関してはここでの意味合いは感動になります。すごい技やすごい見せ方など観客が思わず声が出てしまった!など感じる瞬間です。
以上の3点を重点的に審査させていただきました。

まずSOUTHに関しては今回1チームのみの参加でしたが、ステージを広く使ったパフォーマンスに見応えを感じました。
盛り上げたいポイントや見せ場に入る瞬間などしっかりと作り込まれていたかと思います。
少しミスがあり見れない部分がありましたが、JAPAN大会ではミスの少ないパフォーマンスに期待しております。

WESTの構成力として最高得点を付けさせていただいたチームは「Ørbit」「Ectcrew 」「Aperto」の3チームです。
3チームの共通点として見せたい箇所を確立できていることでした。音楽との連動性・周りの人の動きなど全てに意味がある動きを行なっていたように感じます。
構成力が高くついているチームはメンバー全員が印象に残せているチームが多くなっております。
パフォーマンスを作っていく上で誰がどのタイミングで何を行うのか、どのような意味があるのか、観客にどのような印象を残したいのかを考え、チーム全員で作り上げているなと感じるからです。
それぞれのチームが自分たちにしか出せない・このメンバーだからこそこのパフォーマンスなんだ!という思いが伝わってきました。

今回の大会でミスが多かった要因として構成を作っていく際にパフォーマンスを作りながら作成段階ではできない技や技術を習得しようと見栄を張っているチームがあるのではないかと思います。
僕はパフォーマンスを作る際には技術面ではトランプゲームの大富豪、観客の心境については食事のフルコースに例える事があります。
大富豪に関しては配られた持ち札でどのような順番で出せば相手に勝てるのかを考えます。パフォーマンスについても自分たちの持ち札を上手く使えていないチームが非常に多く感じます。
パフォーマンスを作っていく段階では持ち札はそこまでの努力で決まっているとおもいます。
パフォーマンスは常に掛け算にならなくてはいけないのではないかと思います。3分間を通した時に意味のあるものにしていただきたいですが、ほとんどのチームがその技の瞬間だけで完結してしまいもったいないです。どの技をどのように出していくのかを考えていただければもっと良いパフォーマンスができると思います。
技をどのように出したいかは自分たちが観客にどのような事を伝えていきたいかで変わってきます。
フルコースには前菜・副菜など出てくる順番が決まっており、徐々に満足度が満たされていきます。自分たちはどのような手段で観客を満足させていくのかたくさんチームで考えていただきたいです。
一人一人のプレイヤーに良さが必ずあります。更なる良さを引き出すため、一人の力では出せないものをパフォーマンスを通して見せれた時、構成力に深みが増してくると思います。


7/1 15:00 START
   
 

2020年 8月 3日(月)17:00~ 2020年 8月 21日(金)17:00 迄
前売り券 ¥2,000 当日券 ¥なし
前売り券 ¥1,500 当日券 ¥なし

チケットページの【ご購入の前に必ずご確認ください】をご一読の上お申込み下さい。
PLACE

池田市民文化会館

〒563-0031 大阪府池田市天神1丁目7−1

アクセス
STR(NEWTRAD)

・2014年 Double Dutch Delight Japan 2014 出場
・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2016総合優勝(2部門制覇)
・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018第3位
・DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 2016-2019 FINALIST
SHO-ICHI(浪速連合参謀本部突撃部隊)

・2015年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2015優勝
・2015年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2015優勝
・2015年 DOUBLE DUTCH NIGHT vol10 優勝 MVP獲得
・2015年 DANCE@LIVE JAPAN FINAL 2015 MAIN STAGE OPENING SHOWCASE
・DOUBLE DUTCH ONES 2018-2019 FINALIST
YuI(ELLE)

・2016年 DOUBLE DUTCH NIGHT VOL.13 優勝
・2017年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2016-2017 準優勝
・2017年 Double Dutch Delight Japan / West / South 2017 GUEST SHOW出演
・2018年 THE GOLD –king of double dutch- 優勝
・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 準優勝
HIROSHI(MACKDADDY)

・2014年 DOUBLE DUTCH NIGHT 2014 優勝
・2014年 WE LOVE DOUBLE DUTCH 2014 優勝
・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2016 総合優勝(2部門制覇)
・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 第3位
RYO-TA(Mythology / INGSNGSN / ALCHEMIST)

・2014年 Double Dutch Delight Japan 2014 OPEN部門 優勝
・2014年 NDDL「Holiday Classic」 優勝
・2015年 Double Dutch Delight West 2015 一般部門 優勝
・2015年 Double Dutch Delight Japan 2015 一般部門 優勝
・2018年 Double Dutch THE GOLD 2018 battle部門 優勝
MC Uryna(NEWTRAD)

プロダブルダッチチーム「NEWTRAD」のメンバーでMCを務めるUryna!パワフルさと関西弁のノリの良さを持ちながら、英語も話せる多様さで、会場を盛り上げる!