NOVICE部門 1位
『tricolore』
NOVICE部門 2位
『RULER BURST』
NOVICE部門 3位
『Lemora』
ADVANCED部門 1位
『AuX.』
ADVANCED部門 2位
『Little Dynamite』
ADVANCED部門 3位
『狛夢病愛』
Yosh a.k.a. YOSHIHIRO 【技術力】
 参加された選手の皆さん、本当に輝いていました!そして顧問やコーチ、保護者の皆様、コロナの落ち着かない情勢の中選手たちをこの舞台に立てるようサポートいただきありがとうございました。
今回技術力を審査した私からの総評ですが大前提として「私の意見が100%正しい」と思わないでください。
数多いるダッチャーの一意見として捉えて自分たちで理解・納得できるのであれば今後の糧として取り入れてください。

【全体を通して】
●練習では通ったのには言い訳
本番のミスは全て練習不足です。ダブルダッチにミスは付き物ですがそのミスに対してよりシビアに且つ冷静に対処できるチームが技術の面でも高得点につながりました。
練習の段階からミスをするポイントを徹底的に把握し、もしミスをした時どう立て直せばいいかをチーム全員で理解することを意識してください。たまたま通ったで終わらせないでください。通ることもミスも必ず理由があります。運も実力のうちと言いますが裏を返せば実力(努力や練習)がなければ運もないということを覚えておいてください。
●縄を跳んでこそのダブルダッチ
今回縄を使わない場面でのダンスやアクロバットが多かったです。ダブルダッチの大会での技術力を見ている以上縄の中で行わないダンス、アクロバットは採点要素にはなりませんでした。もちろん他の項目では採点対象になりうると思いますがあくまでも縄を跳んでこそ(ダブルダッチ)の技術力であることを忘れないでください。

【NOVICE部門】
●ターニング・ジャンプスキルが安定していないチームが多かった
ターニングに関しては、身長に合った縄の長さをチョイスしていないチームもちらほら見えました。なわとびと同じ様にダブルダッチロープも自分たちに合った縄の長さがあることを再確認してください。
ジャンプスキルに関しては、自分の一番舞台で映える跳び方や、フォルムをもっと突き詰めてほしいなと思いました。無理して早い音で跳んだり、難しいステップを踏んでいる子が多く見られました。
縄やジャンプスキルはチームメイトと自分をもっと知ることによって格段に上達するので突き詰めていってください。
・高得点をつけたチーム tricolore / RULER BURST / Lemora

【ADVANCE部門】
●「魅せること」と「通すこと」の意識の調整
ダブルダッチは技を通し切ることが大切です。ただ、パフォーマーとしては見ている人に対して魅せることが大切です。通ったけど観客を意識できていない、もしくは魅せることが出来たけどミスしてしまったという場面が多く見受けられました。この2軸のバランスをうまく取れたチームに対して高得点をつけました。
・高得点をつけたチーム AuX. / MAKE WAVES / Little Dynamite / 狛夢病愛 / Cross Over

【最後に】
近年高校生以下の層もかなり厚くなっています。
その中で頭ひとつ抜けるためにはコーチに教わるだけでなく自分から何かを求めて行動するということが大切です。選手の皆さんには色んなプレイヤーのスキルを貪欲に学び、自分のプレースタイルを昇華していって欲しいです。
入賞チームの皆さんは関東代表として胸を張ってJAPANの舞台に臨んでください!
 
REINA 【表現力】
 出場された選手の皆さんお疲れ様でした。表現力を審査しましたREINAです。

[NOVICE部門]
高得点をつけたチームは、「tricolore」です。作り込まれた構成でオープニングから惹き込まれました。曲の上がり下がりを絶妙に表現していました。後半は、盛り上がる曲調に自分たちの気持ちも乗せ、右肩上がりのパフォーマンスに心が躍りました。
続いて、印象に残ったチームは、「Lemora」です。スキルフルな技を見やすく的確に決めつつも、自分たちがこのパフォーマンスを愛し楽しんでいることが、表情やパフォーマンスを通してとても伝わりました。見ていて気持ちよかったです。

[ADVANCED部門]
高得点をつけたチームは、「AuX.」と「Little Dynamite」でした。
「AuX.」は緊張感が漂う雰囲気から次々と溢れ出すスキルで、迫力のあるパフォーマンスを表現していました。霧の中をかき分けて、光を見つけ出したかのようなパフォーマンスだと感じました。
「Little Dynamite」は、所作の綺麗さ、繊細さなど、細部に渡る全てをかっこよく美しく表現していました。音の取り方ひとつにしても、そこに取り込まれている動きや表情など全てが素晴らしかったです。

続いて、印象に残ったチームは、「Noisy」です。「Noisy」が素晴らしかった点は、彼女たちの目力です。惜しくもミスが目立つパフォーマンスとなりましたが、彼女たちは最後まで諦めていませんでした。
パフォーマンスをやり切る、魅せきるという強い思いが彼女たちの表情や目力から伝わりました。パフォーマンスは生物と言うように、ステージ上で彼女たちによって不完全な形ではあったかもしれませんが、生きたパフォーマンスでした。完璧なものを見たかった。ですが、素晴らしいものを見させてもらいました。これこそ表現者。パフォーマーであると思いました。

[高得点に繋げるためには]
表現とは、人の内面にある感情や感覚などを客観化し、表情や身振りなど外面的な形として表すことです。そのため、目に見えない伝えたいものを、どのようにして目に見える形にして伝えるかが表現のポイントになります。
高得点に繋げるためには、パフォーマーとしての意識が重要になると思います。この意識をチーム全体で明転から暗転まで持ち続けることで、同じような縄、同じような振りでも、見ている人への伝わり方が変わると思います。また、パフォーマーとしてミスがないパフォーマンスをすることがベストですが、仮にミスをしてしまった際でも、パフォーマーとしての意識を切らさないことが大切です。そこまで意識できて表現者だと思います。
皆さんの今後の活躍に期待しています。
 
TASUKU 【構成力】
 選手の皆様、そして本大会に携わる皆様、お疲れさまでした!

今回はミスによって、構成力の判断が難しいチームが多い印象でした。
ミスをしてしまうと見せ場のインパクトが弱くなってしまったり、見せ場自体が消えてしまうことで、せっかくの構成を活かしきれないことが多いです。

構成力はミスを最大限抑えた上で、
『自分たちの強み』を
『どの順番/配置』で、
『どういった演出』で、
見ている人たちに訴えかけるか?を考えているチームが非常に強いです。

上記に加え、上位チームとそうでないチームの構成には明確な違いがありました。それは①「曲が変わるタイミングを持て余さない」、②「ミスの後にも取り返す技・流れ」です。

①に関しては、技を行うことに集中してしまい、構成の流れを意識してパフォーマンス作成を行えていないことが要因だと考えます。1曲目が終わったタイミングで流れが切れてしまい、次の技の準備を始める…それだと流れが悪く、見ている人を引き込むようなパフォーマンスにはなりにくいです。

②に関しては、今回ミスが多かったこともあり、特に顕著にあらわになってしまったと思います。序盤からキレイに技を繋いで好印象は与えたものの、後半に持ってきた大技がミスをしてしまった…そんなチームが多かったです。しかし上位のチームは、大技だけに頼ることなく、その後もしっかり見せ切れるような技の配置、畳みかけるような演出がありました。
そういった構成はノーミスの場合でも、良い意味で人の期待を裏切り続けることができると思います。

NOVICE部門は「tricolore」に最高得点を付けました。
スタートの勢いを活かしたまま、3人の強みを気持ちよく散りばめた最後まで飽きさせない演出でした。技のつなぎのスムーズさとステージ全体を上手く活用していた「Crazy Fire」、「Lemora」、「RULER BURST」も印象に残りました。

ADVANCED部門は「AuX.」に最高得点を付けました。
序盤の技の繋ぎのスムーズさは当然の如く、一番自分たちでも自信を持っていたであろうスピードによる圧倒的な見せ場から、その後も途切れることの無いエネルギッシュなパフォーマンスでした。
気持ち良い期待の裏切りが多かった「Little Dynamite」、安定したパフォーマンスで自分たちの世界観をキレイに纏め上げていた「4Rings」、しっかりノーミスで構成を伝えきれた「Cross Over」も高得点を付けています。

上位のチームは先述した①②の要素を網羅した上で、技の配置から演出までこだわることができていたので、今後のパフォーマンス作成の参考にしてほしいなと思います。
 
TO-MA 【オリジナリティー】
 今大会ではオリジナリティを審査させていただきましたTO-MAです。審査基準はルールに記載されている通りです。

【高得点チームについて】
NOVICE部門では、「tricolore」に16点、ADVANCED部門では、「狛夢病愛」に17点の最高得点を付けました。
・「tricolore」
このチームに関してはNOVICE部門でダントツの点数でした。曲と衣装で伝わってくるコンセプトのわかりやすさ、アクロバットの通し方の工夫は、どうしたら自分たちらしいパフォーマンスになるのかをよく考えて作られていたように見えました。パフォーマンスの流れを理解して、あのタイミングのロープを止めたパラパラはナイスでした!

・「狛夢病愛」
歌詞に合った動きや振り付けで一貫性のある楽しいパフォーマンスでした。それでいてロープトリックやステップなどのスキルも高く、自分達にしかできないオリジナルを表現できていたと思います。

【全体を通して】
今大会、ほとんどのチームがオリジナリティの得点に大きな差は付きませんでした。
ダブルダッチにおけるオリジナリティとはなんでしょうか?例えば、誰も見たことのない一抜けだったり、やったことのないロープトリック、これはオリジナルだと思います。でもそれを取り入れたからといって得点に反映されるかどうかは別です。僕たちジャッジは得点を付けるまで、良くも悪くも一度しかパフォーマンスを見ることができません。なのでその一度で伝わる印象深いものでなければ得点は伸びないと思ってください。

オリジナリティで高得点を取るチームは、大会が終わってからも「あの衣装のチーム」「この曲使ってたチーム」「こんな技やってた」というように印象に残っていると思います。
NEXT HEROESでは、出来る技があまりなかったりロープトリックのレパートリーが少なかったりすることもあると思いますが、"曲×衣装"や"フォーメーション×技"といったように、パフォーマンスを掛け算で考えて自分達のスタイルを見つけられたら強いですね。

【おわりに】
選手の皆さんお疲れ様でした!コロナ禍が続き、出場したくても叶わなかったり、万全の状態で大会に臨むことができなかったチームもあったかと思います。しかしその中で諦めずに挑戦したことは必ず自分達の糧になります。
次の時代を担うNEXT HEROES!今大会の経験を活かし、次のステップへ成長していってください!
ありがとうございました!
 
haruka 【完成度】
【はじめに】
 本項目の審査基準は大会HPのルールに準じています。“完成度”という項目は他の4項目と比べ、ミス数と非常に強い関係があります。しかしながら、必ずしもミスが多かったチームの点数が低く、ミスの少なかったチームの得点が高くなるわけではありません。なぜならば,1つのミスが得点に及ぼす影響が、「演技におけるミスの発生場所」「ミスの大きさ」「ミスの発生から次のモーションへと切り替わるのに要した時間(以下:リカバリー時間)」などの要因によって変化するからです。 このように、ミス数と演技の完成度は切り離せない関係であるものの、必ずしもミス数の観点から演技の完成度を評価できるわけではありませんでした。

【全体を通しての印象】
ミスを多発・連発してしまったチームが多い大会でした。特に、予期せぬミスに対する動揺や混乱、落胆などが、さらなるミスの発生につながってしまった状況も目立ちました。こうしたミスの連発を防ぐには、単に「ミスを無くす練習」を行うだけでなく、万が一ミスが起きた場合に備えてのプランBやプランCの準備が必要不可欠です。技術力を向上させる練習が重要な一方で、本番のステージに“絶対はない“と心得て、「ミスを想定した練習」および心の準備も重要であり、日々の貴重な練習時間をこれらに充てることも有意義です。

【ロープの意図しない接触】
ロープ同士/ロープと人との接触が散見されました。ロープの乱れなどのマイナーミスは演技を中断するほどの致命的ミスではありません。しかし、意図的ではないロープの接触は,将来的に大きな1ミスを誘発する危険性があります。これらのマイナーミスを1つずつ潰していくことこそが、演技全体の完成度を底上げするきっかけになり得ます。日々の練習の中で、動画を撮影し、確認する時間があるかと思います。ここで是非、マイナーミスを誘発するトリガーを早期に発見し、解決していくことが重要です。

【高得点獲得チーム】
tricolore ・RULER BURST・Lemora・Little Dynamite・狛夢病愛・AuX. の各チームは、ミスの少なさに加え、曲や衣装の一貫性、アクロバットの質、短いリカバリー時間、などにおいて高い評価を付けました。特にAuX.は、リスクを伴うエレメンツが複数あったにも関わらず安定性のある3倍ムーブを魅せきりました。これらは、彼女らの演技完成度が高かったことを示す裏付けの1つになりました。また、惜しくも入賞には至りませんでしたが、MAKE WAVES、狛ETERの「高難度の複雑な技における,ぶれない縄の安定性」、「短いリカバリー時間」は高評価に値するものでした。

最後になりましたが、今大会に出場された選手/サポーターの皆様の今後の参考になれば,幸いです。


   
2022年 7月 8日(金)12:00 ~ 8月 8日(月)15:00まで
前売り券 ¥2,500 当日券 ¥なし
前売り券 ¥2,000 当日券 ¥なし

チケットページの【ご購入の前に必ずご確認ください】をご一読の上お申込み下さい。
PLACE

幸市民館

〒212-0023 神奈川県川崎市幸区戸手本町1-11-2

アクセス
TO-MA ( FLY DIGGERZ )

・2017年 Double Dutch Delight Japan 2017 優勝
・2017年 American Double Dutch League 国際大会 2017 優勝
・2017年 NDDL「Holiday Classic」準優勝
・2019年 World Jump Rope Championships 2019 全カテゴリー男子 総合優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 優勝
TASUKU

・2017年 Double Dutch Delight East 2017 準優勝
・2019年 Double Dutch Delight East 2019 一般部門 優勝
・2021年 THE GOLD - king of double dutch - バトル部門優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021 準優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 第3位
REINA ( Mrs.DOUBLE DUTCH )

・2016年 Double Dutch Delight Japan 2016 準優勝
・2016年 NDDL「Holiday Classic」 4位
・2019年 DOUBLEDUTCH CONTEST JAPAN 2019 5位
・2020年 DOUBLEDUTCH CONTEST JAPAN 2020 準優勝
・2021年 DOUBLEDUTCH CONTEST WORLD 2021 準優勝
haruka ( Old pal )

・2011年 NDDL「Holiday Classic」出場
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 出場
・2018年 World Jump Rope 2018 - DDCW in Florida男女混合部門 準優勝
・2019年 Double Dutch Delight East 2019 優勝
・2021年 IJRU Virtual World Championships 2021 Double Dutch Single Freestyle Female 16+ (allow younger) 優勝
Yosh a.k.a. YOSHIHIRO
( YUTTY KINGDOM./BITTER's CLUB )


・2019年 WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIP シニア部門総合優勝 (GILDE)
・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 優勝 (ヤマアラシ)
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021準優勝 (はらぺこあおむし)
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 3位 (はらぺこあおむし)
・2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2022 準優勝 (YUTTY KINGDOM.)
KENGO ( REG☆STYLE/FLY DIGGERZ )

今やダブルダッチ界の赤髪といえばこの男!世界最高峰のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」出演の実績を持ち、プロチームを兼任し前線を走り続ける。グローバルCM『Apple Air Pods”Jump”』主演、DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021では優勝を果たし勢いが止まらない!!
最近では、日本テレビで行われた日本ダンスの祭典、THE DANCE DAYにてハッピージャパンのメンバーとして決勝に進出!今回もMCを通してハッピーを届けてくれる彼のトークをお楽しみに!!