展示室コード : M23386JG7

NOVICE部門 1位
『天鈿女』
NOVICE部門 2位
『ARS nova』
NOVICE部門 3位
『Almain』
ADVANCED部門 1位
『BAN FOOT』
ADVANCED部門 2位
『Eifer』
ADVANCED部門 3位
『MAUWALK』
KOSUKE 【技術力】
 大会を通して素晴らしいパフォーマンスを魅せていただき、本当にありがとうございました。私は『技術力』を審査させていただきましたので、総評をお伝えさせていただきます。

■全体を通して
 多くの人が感じたかと思いますが、本当にNOVICE部門・ADVANCED部門のレベルが年々上がっていますね。ジャンパースキル・ターナースキルどちらをとっても非常にレベルが高く、安心して審査させていただきました。
また、技術力の観点でも団体やチームごとに統一感が見られ、確かな練習量を感じることができました。技術力を伸ばすという観点では、個人はもちろんですがジャンパースキル・ターナースキルにチームでの統一感があると、安定性の向上だけでなくパフォーマンスの見え方が良くなる。質が上がります。得点が伸びなかったチームは、ぜひこれからもチームで過ごす時間を大切に、チーム観点でも練習の質を高めていきましょう。

■高得点をつけたチーム
 NOVICE部門では、『ARS nova』が最高点でした。
ジャンパースキル・ターナースキルについて、難易度・安定性ともに自分たちの最高値を発揮できていた印象です。普通に通してしまうところに制限を加えたり一工夫をする、表現を上乗せするなど、パフォーマンスのレベルが非常に高かったです。その上で、1つ1つの縄の見え方など細部にまで更にこだわることができれば、もう一段レベルを上げていけそうです。

 ADVANCED部門では、『BAN FOOT』『Eifer』『JAMBUDDY』が高得点でした。
3チームとも違うタイプのパフォーマンスであり、そのどれもが素晴らしかったです。技術力という観点では、どこも非常に高いレベルです。「ベーシックの縄を跳ぶ」と一口に言っても、早いスピードの曲を使う、ダンスの振りを大きくする、アクロバットや制限を加えるなどが見られ、難易度は非常に高い。その中でも安心して審査をすることができる安定性がありました。

■最後に
 キッズ層のレベルが年を追うごとに上がってきていて、どのチームも本当に輝いていました!そして今年はNOVICE部門にてJAPAN大会へ2枠出場権が設定されるなど、ますます盛り上がりを見せていますね。大会である以上、どうしても相対評価の順位が付いてしまいますが、大会ならではの楽しさ、チームで何か1つを目指す素晴らしさもあります。今回JAPAN大会への出場が果たせなかったチームも、ダブルダッチ本来の楽しさは忘れずに、大会ならではの楽しさもこれからも感じていってくれると個人的には嬉しいです。
今後もとても楽しみにしています!ありがとうございました!
 
RISA 【表現力】
 今大会で表現力を審査させていただきましたRISAです。
選手・指導者の皆様、また長期に渡り大会を作り上げてくださった関係者の方々、本当にお疲れ様でした。

 審査基準は大会HPのルールに準じています。

【NOVICE部門】
 高得点をつけたチームは「天鈿女」です。
各々が持つスキルを活かすためのムーブ、熟練された演技を最後まで見せ切れていた点が良かったです。
特に完成度の高いアクロスキルを演技の中で、縄・音楽・人を絡めながら表現されていたところが高得点につながりました。

【ADVANCED部門】
 全チームレベルが高く、良い意味でジャッジをするのが難しかったです!今大会で一番ワクワクした部門だったと思います。
その中でも、高得点をつけたチームは「BAN FOOT」「MAUWALK」です。

 「BAN FOOT」は表現したいテーマがチーム内で浸透されており、それに沿った曲・ムーブ・表情を組み入れて、完成度の高いパフォーマンスをしていた事が高得点につながりました。
一つ一つの動きが洗練されており、全員の思いが見ていて伝わってくる演技だったと思います。

 「MAUWALK」は後半のミスが惜しかったですが、大人顔負けの表現力に圧倒されました。
特に中盤の女性パートの表情・仕草、ラストの男性パートの魅せ方は印象に残っています。

【全体を通しての感想】
 NOVICE部門・ADVANCED部門共に年々レベルが上がっているのを感じています。
一つ一つの動きに対して意志が伝わる点、目線の使い方まで熟知している選手もおり圧巻していました。
また衣装においても、コンセプトや個々をひき立てる要素の一部になっており、工夫を感じられる点もよかったです。

 勝ちあがることが難しい部門になりつつありますが、来年度もチャンスがある選手・チームは今大会の反省を活かしつつ、これからも挑み続けてほしいと思います。
皆さんの今後の成長が非常に楽しみです。

 また、JAPANに出場されるチームの方のご活躍を願っています。
 
Michael 【構成力】
【はじめに】
 お疲れ様です。Michaelです!
今大会では構成力を審査いたしました。
選手の皆さんのお役に立てればと思いますので、ご一読いただけますと幸いです!

【総評】
 非常にレベルの高い大会だったと思います。
後半にかけての盛り上がり、音楽との融合感、技の繋ぎ方等、パフォーマンス意識が高いチームが非常に多かったです。
また、技術力や完成度の項目にも関わってきますが、基礎技術のレベルが非常に高く、パフォーマンスにノイズが少なかったです!

【NOVICE部門】
・最高得点は天鈿女です。
  最初から最後までスピード感が保たれており技数も多かったですが、それがしつこくなく、非常にバランスの取れたパフォーマンスだったと思います。

NOVICE部門での得点差の要は技と技の間のスムーズさです。1つ前の技で盛り上がった雰囲気を割り増しできるように繋がっているかが大きなポイントでした。

【ADVANCED部門】
 最高得点はBAN FOOTです。
圧巻のパフォーマンスでした!Delight Westと総合して最高得点をつけさせていただきました!
次はどんな展開になるのかと見ている人をワクワクさせるパフォーマンスでした。
音楽との融合もダントツでした!

 ADVANCED部門は一段とレベルが高く、どのチームも僅差でした。
点差のポイントは2点あります。
1つ目はその曲じゃないとダメ!というような組み立てや技をどれだけ入れられていたかです。どれだけ気持ちいいと思えるかですね。
もう1つは、サプライズです。このチームには、この音はこういう風に聞こえているのか!と思わせてくれるようなチームはポイントが高いです。

【さいごに】
 Next Heroes Westは毎年、右肩上がりでレベルが上がっているなと感じています。
今後もどんどん選手の技術は上がっていくでしょう。そこで気を付けて欲しいのは、
できるようになった新技を入れたからといって見栄えがよくなるのか。ということです。
今はできる技が少ない。だからこそ見せ方を工夫しているチームが多いと思います。
技の数が増えたり、クオリティが上がったりしても、その技に溺れないで欲しいです!
今、根底にあるパフォーマンスへの意識を変えずに、新しい作品を作っていただきたいです!
 
MOCHAS 【オリジナリティー】
 今回私はオリジナリティを審査いたしました。早速、総評と高得点を獲得したチームについてピックアップして解説させていただきます。

 まずは全体を通しての総評です。
毎年レベルが上がっていると言われるNOVICE・ADVANCED部門ですが、今年は特に熾烈な争いを繰り広げた大会だったと思います。どのチームも最大限の実力を発揮できており、甲乙つけがたい局面もあったほど見ていて気持ちのいいパフォーマンスが多かった印象です。見ごたえのあるパフォーマンスをありがとうございました!

 そんな中でも特に高得点を付けたチームをいくつかピックアップさせていただきます。

まずはNOVICE部門。
 「ARS nova」に高得点を付けさせていただきました。パフォーマンスのイメージ共有がチームメンバー内で出来ていたのではないかと思います。盛り上げるところにはしっかり感情を乗せることが出来ており大人顔負けのパフォーマンスでした。

次いでADVANCED部門。
 「MAUWALK」に高得点を付けさせていただきました。
独特の世界観と、次はどんな展開が来るのだろうと期待させるようなパフォーマンス構成が非常に好印象で他を圧倒しており、Next Heroes West大会の最高得点を付けさせていただきました。
 「Eifer」に高得点を付けさせていただきました。
アクロバットスキルをはじめ、ターニング・ジャンプスキルは他のチームと比べて一つ抜きんでている印象でした。パフォーマンスとしてもかなり作り込まれており、充実感のある内容となっており高得点に繋がりました。

 最後に、昔までOPEN部門とNext Heroes Westでは審査のハードルが若干異なっていた印象(OPENの方がやや厳しめ)でしたが、ここ数年はその線引きもなくなりつつある感覚です。それだけレベルが上がってきていると共に、技の練度やパフォーマンスへのアイデアの要求レベルも変化を遂げているフェーズにあり、今後の発展がさらに楽しみなる部門だと思っておりますので選手・指導者の皆様、引き続きNext Heroes Westを盛り上げていきましょう!ありがとうございました。
 
TOMO 【完成度】
【 はじめに 】
 本項目の審査基準に関しては、HPにて公開されている審査基準に基づき、全体の熟練度・成熟度を審査し、難易度に応じて評価させて頂きました。

【 高得点チームについて 】
 今回、高得点をつけたチームは下記のとおりです。
<NOVICE部門>… Almain、ARS nova
<ADVANCED部門>… BAN FOOT、Eifer

Almain:パフォーマンスの細部にまでこだわりがある事が伝わってきました。特にロープの安定性がNOVICE部門の中で一番で、終始安心して観ることができました。

ARS nova:自分たちの実力に沿った内容の中にそれぞれの個性が輝いていました。また、縄を跳んでいる人だけでなく周りの人の動きも統一されているパフォーマンスでした。

BAN FOOT:自分達の魅せたいものを最後まで一貫しており、高い熟練度を感じました。動きや表情にこだわりを感じ、観ている人がステージの上からのエネルギーを一番感じることのできるパフォーマンスで、会場を巻き込んでいました。

Eifer:演技を通して全員の空気感や動きが統一・安定しており、ロープ・技全てが申し分ないクオリティでした。アクロバットに関しては今大会一番の安定感を感じました。

【 大会を通して 】
 毎年、Next Heroesのレベルがどんどん上がっているように感じており、今大会もかなりレベルの高い大会だっと思います。その中でも高得点を取れているチームは自分達の技術・個性を理解し、魅せたいものをはっきりしていました。総評でも少し話をさせてもらいましたが、パフォーマンスが作り終えて完成ではありません。そこから自分達のパフォーマンスと向き合うことが大切です。自分達にとって難しい技術を取り入れて不安を残すよりもシンプルな動きを自信を持って行う方が観ている人を引き込むことができます。自分達の「良い」と感じるものは何か、それをパフォーマンスに取り入れることで自分達にしかだせないものができあがっていきます。
まずは自分やチームメイトの「良い」を見つけてみましょう。

【 最後に 】
 今大会に出場するためにたくさん困難を乗り越えてきたと思います。ここまで頑張ってきた自分に拍手してあげてください。そして、ダブルダッチができていることや大会に出られることは当たり前ではありません。一緒に頑張ってきたチームメイトや先生、応援してくれる人達に感謝の気持ちを忘れないようにしてください。



   



 
【 会場内観覧チケット販売期間 】 2023年08月03日(木)12:00 ~ 08月 28日(月)15:00まで
【 Live配信チケット販売期間 】 2023年08月03日(木)12:00 ~ 09月 02日(土)23:59まで
会場観覧チケットは完売いたしました。
※チケット完売のため当日券販売も実施いたしませんのでご注意ください。

前売り券 ¥2,500 当日券 ¥3,000
前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500
LIVE配信 一律 ¥2,000

チケットページの【ご購入の前に必ずご確認ください】をご一読の上お申込み下さい。
PLACE

パープルホール

〒583-0035 大阪府藤井寺市北岡1-2-3

アクセス
MOCHAS( MACKDADDY )

・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN / WORLD 2016 優勝
・2015,2018年 World Jump Rope Championships 総合優勝
・2016-2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門優勝
・2020,2023年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN SENIOR部門優勝
KOSUKE( Fat man Crew )

・2010年 Double Dutch Delight West 2010 優勝
・2012年 DOUBLE DUTCH CONTEST Vol.10 準優勝
・2016年 WORLD JUMP ROPE CHAMPION SHIP Single FreeStyle 優勝
・2019年 DOUBLE DUTCH GRAND PRIX 一般部門 優勝
・各種メディア出演
Michael( 毘沙門天 )

・2016年 Double Dutch Delight West 2016 一般部門 優勝
・2017年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝
・2017年 Double Dutch Delight West 2017 一般部門 優勝
・2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門 優勝
RISA( SOLMANIA )

・2018 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018出場
・2019 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2019 FINAL出場
・2021 DOUBLE DUTCH GRAND PRIX 2021 総合優勝
・2021 Double Dutch Delight West / Japan 2021 一般部門優勝
・2022 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 2022 3位
TOMO( SAMURAI DRIVE )

・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 出場
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門優勝
・2021年 Double Dutch Delight Japan 2021 一般部門優勝
・2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2022 第3位
・2023年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2023 優勝
MC OHINA

プロダブルダッチチーム「NEWTRAD」の新メンバーとして、MCも務めるOHINA!おしゃべり大好き愛嬌たっぷりの関西ガール!ステージでの様々な表現を経験した彼女だからこその視点を持ち、OHINAらしい優しさ満点で選手を送り出す!