NOVICE部門 1位
『ストロベリーストロングボンバーズ』
NOVICE部門 2位
『昆古那』
NOVICE部門 3位
『月読命』
ADVANCED部門 1位
『BASKU RATCH』
ADVANCED部門 2位
『Rough Necks』
ADVANCED部門 3位
『BAN FOOT』
JUN 【技術力】
【はじめに】
NHW大会に出場された選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。また保護者や指導者の皆様も暑い中選手たちのサポートや応援をしてくださってありがとうございました。

【全体的な感想】
さて、今回技術力の審査を行いました。審査内容はHPに記載の通りです。
全体を通して個人個人のスキルレベルが上がっており、パフォーマンスクオリティが高かったです。どのチームがJapan大会に行ってもおかしくないと思えましたし、正直上位チームの優劣を付けるのは非常に難しかったです。
好感をもったところは、ロープの安定感です。
人の動きで多少ロープのたるみはあってもベーシックな状態ではたるみが少なく綺麗に回せていたとおもいます。ジャンプ、アクロだけでなくロープのスキルも上がっていたと思いました。

【高得点をつけたチーム】
⚪NOVICE部門:
・ストロベリーストロングボンバーズ
印象的なパフォーマンスでした。
他チームにはないチームとしての一体感が抜群に良かったと思います。ロープの中で表情や気持ちをのせて踊りきるところ、早回しのレベルも高いと感じました。全体の完成度が高いところも技術力として評価しました。

・毘古那
多少ロープに引っかかっても、もろともしない堂々とした姿が印象的でした。大事なところでのステップでは、移動中のロープもきれいでジャンパースキルも高かったです。アクロのクオリティも高く、一つ一つのムーブの積み上げが高得点に繋がった内容でした。

⚪ADVANCED部門
・Rough Necks
大人顔負けのスキルフルな内容で、圧倒された印象でした。アクロを3重で通したり、小ネタを入れつつ確実に通すロープの安定感だったり、軸がぶれないステップ、どれをとっても評価せざるを得ないくらいクオリティが高かったです。

【点差がついた3項目】
パフォーマンスを通して以下3点が採点する上で差がついたところです。

①ミス数またはミス後のリカバリーがスムーズ
なにより上位チームはミス数が少なかったです。またはミスがあっても動じず、リカバリーがスムーズでした。練習を繰り返し、リカバリーをする場所を決めて、焦らず次へ切り替えができていたおもいます。大人でも中々難しいことをやり遂げているのは相当な鍛錬だったと思います。

②必死感が演出かどうか
ギリギリを攻めるところ、早いテンポや人の動きでスピード感をだしたり、疾走感を演出したところもチームによってはバタバタしているように見え、むしろ逆効果になっているところもありました。
特にロープへ入るところと抜けるところです。日頃の練習から抜け方、入り方を研究してみてください。
反対に上位チームはその点うまく演出できていたと思います。

③見せ場を通し切る
本番の緊張やプレッシャーがある中、通しきるところは観客席からは自然と声が上がっていたかと思います。技術力の審査とはかけ離れるかもしれませんが、会場の雰囲気や歓声はそのパフォーマンスを1つ2つ上のクオリティにしてくれます。見せ場を通しきれるチームは評価されていたと思います。

【最後に】
悔しい結果となったチームも入賞されたチームも必ずとなりに最高の仲間や先生、家族がいます。この経験が大切な財産になり、自分を成長させてくれると思います。みんなでいろんな気持ちを共有してダブルダッチを楽しんでほしいです。
Japan大会に出場されるチームの皆さん、心から応援してます!ありがとうございました。
 
hinazo 【表現力】
 今回表現力を審査させていただきましたhinazoです。審査基準に関してはHPに記載されている内容に基づき審査致しました。

【高得点を付けたチーム】
今回高得点を付けさせていただいたチームに共通することは下記の3点です。
①曲・衣装・感情や所作の関連性があるか
②チームで表現方法の統一や共有ができているか
③表現スキルがあるか
(・曲・個人・チーム)

その中で今回高得点を付けたチームは

⚫ NOVICE部門
『ストロベリーストロングポンバーズ』
⚫ADVANCED部門
『BASKU RATCH』
です。

『ストロベリーストロングポンバーズ』
衣装・曲・オーラ全てイメージの共有ができており、キャラも表現されていました。
立ち姿から、所作まで自分のモノになっており見応えのあるパフォーマンスでした。

『BASKU RATCH』
音の質感までも表現されており、ダブルダッチ力を含め他のチームから1つ抜けた印象を感じ高得点を付けました。

【最後に】
表現力の中にはジャンパーや外振ももちろんありますがターナーではなく縄の動きも含まれています。

縄の表現方法を3つ例えると
①ソロ演出▶ジャンパーをよく見せるための工夫
②ターナー演出▶サムライのもちゃすお手玉みたいな
③全体演出▶チーム全体で見せる時の縄に意図を持ってより良く見せているか

などがあると思います。
ジャンパースキルに長けているチームはすごく増えてきていますが、空間を表現する際の縄にも注目してもらいたいです。表現幅が広がるのでぜひ参考にしてください!

Japan大会に出場される皆さん!
悔いの残らないように全力で楽しんできてください。応援しております!
 
Michael 【構成力】
【はじめに】
お疲れ様です。Michaelです!
今大会では構成力を審査いたしました。
選手の皆さんのお役に立てればと思いますので、ご一読いただけますと幸いです!

【総評】
非常にレベルの高い大会だったと思います。
年々基礎スキルが上がっており、非常に見応えのあるパフォーマンスばかりでした!

特にADVANCED部門はこれまで僕が関わった大会の中で最も激戦区でした!
勝ち上がったチームには自信と誇りを持ってJapan大会に挑んでいただきたいです!

【NOVICE部門】
・最高得点は毘古那です。
繰り出される技や勢いのある構成は王道の「強いチーム」のパフォーマンスでした!
どうすれば構成力で高得点になるかが、よく練られていたなと感じました!

ストロベリーストロングボンバーズについては最高得点はつけられませんでしたが、個人的にめちゃくちゃ好きなパフォーマンスでした!

【ADVANCED部門】
最高得点はBASKU RATCHです。
音楽・見栄え・サプライズの隅々まで作り込まれていました!

スピードの魅せ方、中盤のソロはお見事でした。
最後のソロに関しては声を出さずにいられませんでした!

また、個人的にはBAN FOOT大好きです!
ステージで輝く皆さんに再び会える日を楽しみにしています!

【さいごに】
大会の総評コメントでもお話しさせていただいた通り、今大会は大変レベルの高い大会でした。
そんなハイレベルな戦いの中で、勝敗を分けたポイントはネタの組み立てです。

勝敗をつける大会なので、良いパフォーマンスであることに加えて、強いパフォーマンスである必要があります。
前に繰り出されたネタより次のネタの方が強くないと構成力の点数は伸びにくいです。
自身を客観視して見え方を工夫していたチームに高得点をつけています。

 また、今大会は皆さんが命を賭けて挑んでいたことが伝わってきました。

 この勝負に挑んだ皆さんが選んだ道であれば、どんな道でも輝くことができます。
この大会に挑戦したことに誇りを持って、これからも色んなことにチャレンジしてください!

 本当にお疲れ様でした!
 ありがとうございました!!
 
MOCHAS 【オリジナリティー】
 オリジナリティを審査しましたMochasです。

【全体を通して】
 NOVICE、ADVANCED共に非常にレベルの高い大会でした。
またADVANCEDは過去最高の大会難易度だったと思います。
特に上位チームはOPEN部門でも入賞できそうなほどパフォーマンスとして完成されていた印象でした。

【高得点のチームについて】
<NOVICE部門>
・ストロベリーストロングボンバーズ
 他チームとは一線を画すような、強烈なインパクトを残したチームでした。
技数やネタの難易度が上がれば、さらに点数が伸びるのではないかと感じました。

・Re:13hais
 衣装や曲、パフォーマンスの演出に至るまで一貫したテーマ性のある内容で非常に見やすかったです。

<ADVANCED部門>
・BASKU RATCH
 技のクオリティもさることながら、音の取り方や見せ場の強調の仕方など、細部に至るまで作り込まれている事が伝わるパフォーマンスでした。
Japan大会での活躍も楽しみにしております。

・BAN FOOT
 チームとしてのオーラ、気迫のようなものをひしひしと感じました。
ロックのスタイルを貫きながらも、ダブルダッチの技もハイクオリティに繰り出しており、高得点に繋がりました。

・Rough Necks
 全員がスキルフルに動き、盛り上がるところはリスクをかけながらも確実に通す、満足感のあるパフォーマンスでした。


 正直、ADVANCED部門の審査は非常に難航しました。何度も言いますが過去最高レベルです。
勝ち残ったチームには思う存分戦っていただきたいですし、今回惜しくも敗れてしまった選手の皆様も、ぜひ次のチャレンジに向けて果敢に挑んでいただければと思います。

【高得点を目指すためには】
 オリジナリティ観点で高得点を獲得するためには、技とパフォーマンス内容がいかにマッチしているかが重要だと考えます。
ステップやロープトリック一つを取っても、ただ技を曲に合わせて繰り出しているだけなのか、「そのチームの演出に合わせたカスタマイズ」が施されているかで観ている側が受け取るインパクトが変わることも少なくありません。

 また同じ技でも選手の表情や立ち振る舞いなどで、大きく印象が変わる場合もあります。
地味な点かもしれませんが、審査の観点ではどの項目のジャッジも観ている点かと思いますのでぜひ意識をしていただければと思います。
今後のパフォーマンス作りの参考としていただけますと幸いです。


 最後になりますが、選手・保護者・コーチの皆様、お疲れ様でございました。
 引き続きNHWを盛り上げていきましょう!
 
KATSUMAN 【完成度】
■はじめに
 選手の皆様、そして関係者の皆様、この度は本当にお疲れさまでした。

■審査基準について
 本項目は大会HPの審査基準に記載されている通りなのでお手数ですがそちらをご確認ください。(DDDW2025の総評にももう少し具体的に記しているので良ければご確認ください。)
その上で高得点を付けたチームは下記のチームです。

■高得点のチームについて
〈NOVICE部門〉…ストロベリーストロングボンバーズ、Re:13hais 
・ストロベリーストロングボンバーズ
 本部門の最高得点です。良き時代のアメリカンポップカルチャーを作品として落とし込めていました。
何をどう魅せたいかがハッキリしており、自分たちの持っているもので最大限力を発揮するにはどうすれば良いのかを各々が熟知しているように感じました。

・Re:13hais
 役者顔負けの良い表情でした。鋭い眼光、私を見てという主張、ゾクゾクしました。パフォーマンスに深みが出ていたと思います。

〈ADVANCED部門〉…BASKU RATCH、Rough Necks、プロテア
・BASKU RATCH、Rough Necks
 本部門の最高得点です。
次は何をしてくれるんだろうという期待とそれを超える内容に心が躍りっぱなしでした。
個人的にリズムの彼の音の取り方(特に3エイト目後半の抜きの部分)、緩急が粋で刺さりました。KATSUMAN的MVPです。
ステップパートの入りのカウントも癖になりました。
総合的にこだわりが感じられるパフォーマンスでした。

・Rough Necks
 勢いが途切れることがない火力のあるパフォーマンス。このステージに賭ける熱い思いがひしひしと伝わってきました。普段から仲が良いんだろうなというクルー感も伝わってきて好印象でした。

・プロテア
 抜け目のない洗練されたパフォーマンスでした。熟練度・成熟度の程度が非常に高かったため高得点に繋がっております。
インパクトがあってガツンと印象に残るムーヴ(強み)があれば、今後さらにチームとして垢抜けるのではないかと思います。

■全体を通して
 率直に、本当にレベルの高い大会でした。
上位チームに共通する点は主に3つです。

-1つ目:気持ちを切らさずにやり切れているか
-2つ目:何をどう魅せたいかがハッキリしていて見やすい
-3つ目:上記2点を踏まえた上でのミス数の少なさ

 ノーミス且つ質の高いパフォーマンスをするチームが多く、審査は大変困難を極めました。
僕が私が、僕たち私たちがこのステージの主人公なんだという強い思いや気迫が伝わるチームが多々あり、見ていて気持ちの良いパフォーマンスがいくつもありました。
ダブルダッチ界の未来は明るいと感じました。


■最後に
 今大会に参加された選手の皆様へ
 チームメイト、保護者や先生、コーチの方々への感謝を忘れないでください。
心の底から喜びや悔しさを共有できるチームメイト、舞台裏で選手とともに涙を流すコーチの方々や、声を枯らすくらいの声量で応援する保護者の方々など、愛あるシーンを今大会で多々目撃しました。
本当に恵まれていると思います。
 理解している人は多いとは思いますが、本当に全然当たり前のことではありません。
そんな素晴らしい人たちと出会えたこと、喜びや悔しさを分かち合えること、全てが奇跡に近いです。
今後も感謝の気持ちを忘れず、120%ダブルダッチを楽しんでいただきたいです。
 皆様の今後のさらなる活躍を心から楽しみにしております。



   



 
【 会場内観覧チケット販売期間 】 2025年08月05日(火)15:00 ~ 09月03日(水)15:00まで
【 Live配信チケット販売期間 】 2025年08月01日(月)12:00 ~ 09月07日(日)23:59まで
前売り券 ¥2,500 当日券 ¥3,000
前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500
LIVE配信 一律 ¥2,000

チケットページの【ご購入の前に必ずご確認ください】をご一読の上お申込み下さい。
PLACE

パープルホール

〒583-0035 大阪府藤井寺市北岡1-2-3

アクセス
Mochas( SAMURAI DRIVE )

・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN / WORLD 2016 優勝
・2015,2018年 World Jump Rope Championships 総合優勝
・2016-2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門優勝
・2016,2020,2023年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN SENIOR部門優勝
Michael( 毘沙門天 / Monday Night Fever )

・2016年 Double Dutch Delight West 2016 一般部門 優勝
・2017年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝
・2017年 Double Dutch Delight West 2017 一般部門 優勝
・2018年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 優勝
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018 一般部門 優勝
Jun( MACKDADDY )

・2014年 DOUBLE DUTCH SUMMER FESTA 2014 優勝
・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2016 優勝
・2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2016 優勝
・2016年 Double Dutch Delight Japan 2016 一般部門優勝
・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN FINAL 4位
KATSUMAN( SOLMANIA )

・2018年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2018 出場
・2019.2021.2024年 Double Dutch Delight West 2024 一般部門優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH GRAND PRIX 2021 総合優勝
・2021年 Double Dutch Delight Japan 2021 一般部門優勝
・2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2022 第3位
hinazo( Alfred )

・2014年 NDDL Holiday Classic Novice Fusion 優勝
・2015.2018年 World Jump Rope Championship 優勝
・2021年 Double Dutch Delight Japan OPEN部門優勝
・2021年 NDDL Holiday Classic Advanced Fusion優勝
・2024年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL [WOMEN'S SECTION] 準優勝
MC OHINA

プロダブルダッチチーム「NEWTRAD」のメンバーとして、MCも務めるOHINA!おしゃべり大好き愛嬌たっぷりの関西ガール!ステージでの様々な表現を経験した彼女だからこその視点を持ち、キッズ大好きなOHINAらしい優しさ溢れる言葉で、選手を送り出す!