OPEN部門 1位 『§iriuS』 ![]() |
|||
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
敗者復活 『GALAPAGOS』 ![]() |
---|
一般部門 1位 『NO GUN, JUST ROPE』 ![]() |
|||
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
BEST ROOKIES 『Jeunesse』 ![]() |
|||
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
DD.K-ta 【技術力】 | |
![]() |
今大会の総評としまして、「North地区の特徴」、「入賞チームを含め全体的に気になった事」、「高得点を獲得したチーム」について説明致します。 「North地区の特徴」 今大会を審査していて、どのチームもフロア技のレベルが高かった事と、ユニークな技が多かった事が見受けられました。フロア技に関しては、目立つミスもなく安定しており、上位のチームは難易度の高い技を難なく披露していました。 ユニークな技に関しても、他地区にはない新たなロープの使い方を生み出しているチームが多かった印象です。こういったものが皆様の得意分野だと思いますので、このまま自分たちの得意分野を磨き続け他の誰にも負けない武器にしてください。 勿論、得点にも繋がりますが、出場選手と引率者の所属、出身サークルが同じという事もありこういった要素がNorth地区の特徴なのかなと、個人的に面白い視点で見れました。 「入賞チームを含め全体的に気になった事」 全チームに対して、『技術力の偏り』を感じました。というのも、先程記載したようにフロア技やロープの使い方は安定して披露できていたものの、2倍速3倍速など速いロープの操作に関してはミスが多発しておりました。 1カウントのスライド、いわゆる速スラなど基礎技の倍速版も含みます。高速で動くロープの中で技を行うのもダブルダッチの醍醐味の1つでもありますし、ほとんどの審査項目にも繋がりますので、速いロープのコントロールにも気をつけて練習してみてください。 「高得点を獲得したチーム」 【§iriuS】 全てのスキルが高水準なもので、どうしても隙が生まれやすい3人チームという事を感じさせない色んな要素が詰まった素晴らしいパフォーマンスでした。このチームの必殺技であろうスピードは是非ともJapan大会ではミス無く披露していただきたいです。 【GALAPAGOS】 こちらも高水準なスキルを持ち豊富な種類の技を披露していました。そして、その豊富な種類の技の前後や技までの流れもこだわりを詰め込みながらも見やすい構成と配置になっていました。 【NO GUN, JUST ROPE】 アクロバット、フロア技、ロープの中でのダンススキル、ジャンパースキルは間違いなく大会一でした。ただ、技一つ一つの間に隙間が多くわくわくや裏切りは感じられませんでした。もう少し内容を詰め込んだり見せ方の工夫をする事で、より一層スキルフルさが際立つと思います。 【Zyra】 高得点とはなりませんでしたが、先程記載した速いロープを含むロープのコントロール力が高得点獲得チームに引けを取らないレベルでした。 技術力という点において、皆様の得意分野、苦手分野が明確になった大会だったと思います。得意分野がはっきりしつつ苦手分野がないチームが強いチームと言えるでしょう。チームで話し合い目標を立て、たくさんの追求をして自分たちのゴールを目指していってください! |
RUMI 【表現力】 | |
![]() |
高得点をつけたチームは下記です。 「NO GUN, JUST ROPE」 個人的に冒頭、四角く縄を置いた中に1人重く座っているのが審査員席から綺麗に見えて、期待感を煽られました。全体的に連続的な技はいれずつめすぎずごちゃつかないようにしている印象がありましたが、そんな中でもう少し何か新しさや大人だからこそできる挑戦を感じるようなものがあると、より恐ろしさのようなものになってチームとしての脅威的な圧がでたのかなと思います。個人がもっている魅力や技術をもっと目立たせるために、ソロパートであえて外フリはせずに動かない瞬間をつくったり、パートの切り替えで今以上に強弱をつけたりと工夫するとより「えぐい」と揺さぶられたと思います。 あと1つだけ、過去有名なチームで使ったことのある曲を使う場合どうしても脳裏によぎるのでもっと中身を外してきてほしいというのが希望です!色々と書きましたが、ずっとドキドキと心躍らせてみさせていただきました。 「§iriuS」 縄を使った遊び、フォーメーションの形、衣装含めチームとして全体的に細部にこだわって表現スキルを高めていて、とても3人とは思わせない満足度であり引き込まれました。 例えば、ゲームでコインをもらう時のように2回高くジャンプする時、ターナーは2重をして体は重心をさげることでよりジャンプを目立たせたり、3人の足の甲に縄をのせてみたりと、随所で細かい部分で飽きさせない、かつチームとしての一体感があるように見える工夫がほどこされている印象を受け上手でした。 一部ハリーで魅せるソロで若干縄のセンターから左よりでとんでいたので少し気になりましたが、一人ひとりのソロパートも見ていて見ごたえがありましたので高得点をつけています。 「GALAPAGOS」 リズミカルな音楽とともにスタートし、客席がマネしたくなるようなキャッチ―な振付を頭にもってくることでうまく自己紹介をしていました。パートとパートの間でたまに縄が少し不安定でバランスが崩れたような瞬間があり、せっかく世界観を演出しているところが見えづらくなってきてしまうのでそこを改善し、もっともっと行ききって良いと思います。 男性のところも片手をつかったフロア良かったです。 最後に、各チームでオリジナルやこだわりが審査員席からとても見えて、すごく嬉しかったです。高得点とそうでないチームの差はオリジナル表現や持っている技術をさらっと見せずに、よりアクセントに魅せれていたかという点で足し引きがうまかったのと、表現を見せるための縄の安定感も重要な点であると思います。 練習を重ね、周りのアドバイスをもらう中でもっと進化していくと思うので頑張ってください!本当に期待しています! |
Yosh a.k.a. YOSHIHIRO 【構成力】 | |
![]() |
出場された選手の皆さんお疲れ様でした! 今回初めてNORTH地区の審査員をやらせてもらいましたがクボユウトが総評言った通り「マジであるぞ。」だと思いました! 【全体を通して】 ◼意味を込めた動きや技 なぜその位置でその技をやるのか意味を持ってステージを使ったり技の入れ込みをしているチームが少なく感じました。 パフォーマンスにおいて最初から最後まで意味のない動きはないと思っています。そこに意味をしっかりと考えて組み込むことができるチームがJAPANでも勝ち上がっているのではないでしょうか? ぜひそう言った観点で自分や他のチームのパフォーマンスを見直して見てください! ◼ミスへのアンテナ 佐吉から総評でもあったように今回ミスが多く目立ちました。 もちろんミスがあっても上位に入るチームはいますがやはり構成以外の審査項目もそうですがミスをしてしまうと審査をしたくてもできません。 「10回中8回くらいは通るからこのまま行こう!」という考えを持っているのであればすぐ改めたほうがいいです。 2回のミスが本番で起きた時にどうしますか?ミスにはシビアになりましょう。 自身のスキルと照らし合わせて技の難易度や通し方を見極めることが重要です。 【一般部門/OPEN部門】 両部門共通して上位のチームは目線が観客や審査員を見れている印象が強かったです。 オープニングでステージが明転した際に目線まで意識できているチームのパフォーマンスは自然と引き込まれるのと同時にしっかりと作り込んできてたなとファースインプレッションが非常に高くなります。 高得点をつけたチーム ◼NO GUN,JUST ROPE 個人スキルが高いだけじゃなく技のダイナミックさや見せたいポイントしっかりと伝えられるように構成を練ってきているなという印象でした。ただし、人数が多い分跳んでない人の動きを工夫することでより技が見やすくなると思いました。 ◼§iriuS 3人ながらもステージの使い方技の魅せ方は去ることながら技の入りや締め方までこだわりがあり3分間があっという間に感じられるくらい惹き込まれました。ただJAPANでは大ラスでは絶対にミスをしないよう仕上げてきて欲しいです。 最後の1ミスはJAPANにおいてはただの1ミスではなく勝敗を大きく左右するミスだと思うので是非JAPANでは通し切って欲しいです。 ◼GALAPAGOS 惜しくも敗者復活にはなりましたが構成において§iriuSとはかなり僅差でした。 ステージングや技の入れるタイミング魅せ方以外にも表情もとても良くパフォーマンスのパートに合わせて雰囲気を作れていたと思います。 ただ、勝敗を分けたのが技の難易度でした。いい流れで来ているのに縄やジャンプが意外とシンプルだなぁと見てて思ってしまいました。ジャンプ/ターニングスキルどちらかにもう1段階難易度を上げるだけで爆発的に点数も上がると思います。 最後になりますが来年も出場されるチームの皆さんに意識して欲しいのですが、今回North大会を見て思いましたが皆さんポテンシャルは非常に高いです。なので今の段階から視座を高くして欲しいです。 EastやWestに憧れのチームがいてもJapanでは敵です。 メジャーリーガーの大谷選手も言ってましたが憧れるのはやめましょう。 皆さんのポテンシャルなら超えられる壁だと思うので視座を高くして次の大会に向けて練習してください! お疲れ様でした!! |
クボユウト 【オリジナリティ】 | |
![]() |
入賞したチームと下位チームの差につきましては、Next Heroes Northの総評と同じ内容となっておりますのでそちらをご覧ください。 ボクが思うNorthのチームの良い部分は、自分たちがおもしろいと思うネタを素直に見せてきてくれることです。 ただひとつ惜しいなと思うポイント。下位チームはその前後のリズム展開がすごく悪い。 ミスも含まれて作ってきたものを見れていないというのもあると思いますが、そこは速いの欲しかったなーとかそこはもっと緩急ほしかった。などなど、ちょっと乗り切れない勢いと予想できる展開、描写が多く、とてももどかしい気持ちになりました。 惜しくもJAPANへの切符を逃したチームは良いトリックを複数見せてくれましたが、あとひとつかふたつパズルのピースが足りてない感覚を味わいました。 OPEN部門の「§iriuS」はここはこういうネタを見せたいという意志+スキルが上手くマッチしていてとても気持ちいいショーケースでした。衣装に縄がついててかっこよかったです。 一般部門の「NO GUN, JUST ROPE」はスキルとキャラクターを存分に活かしていてとてもかっこよかったです!少し工夫が薄いなと感じたのでまだまだ良いショーにブラッシュアップできそうだなと思います。 2チームともJAPANが楽しみです。 ひとつのトリックをより良く見せるために、ネタを作っている段階で足し算と引き算を繰り返し試してみることが必要です。何でもかんでも足せば良いというものではありません。混ざりすぎてよくわからないものになってしまいます。 استمر 足しすぎてこれくらいよくわからなくなります。 ごちゃごちゃしててよくわからないなー。 こんな感じの伝わらないダブルダッチ嫌だなー。 あまり触れてこなかった文字だなー。 あとは当日にマイクで伝えたことそのままです 10/18(土)カルッツ川崎にてJAPANが開催されます。ぜひNorth代表のチームをNorth一丸となって応援に来て欲しいです。 |
佐吉 【完成度】 | |
![]() |
・はじめに 出場された選手の皆様、大会に関わってくださった皆様お疲れ様でした。 完成度のジャッジをさせていただいた佐吉です。審査基準に関してはHPをご覧ください。 ・高得点チームについて 一般部門で最高得点をつけたチームは「NO GUN, JUST ROPE」、オープン部門で最高得点をつけたチームは「§iriuS」でした。 ・全体を通して 今大会ミスが多いという印象を受けました。完成度項目において非常に大きい基準の一つです。そして大切なのはミスを減らすことで結果的に他の審査項目の点数にも影響してくるということです。 本番でミスを減らすためのコツを2点述べさせていただきます。 1つ目は緊張する環境に慣れること。鏡やカメラに向かってパフォーマンスすることも大切ですが、人前でパフォーマンスをすることに重きをおいてください。見られている状態での自分の動きは練習の時に比べて良くも悪くも変化します。その変化の特徴を把握して、事前に心構え、対策できるようにしておくことをお勧めします。 2つ目はロープの空間と自分達の動きの範囲を把握すること。振り付けを決めた後にロープ内で跳ぶと思います。どの程度激しく動いたらロープに当たってしまうのか、どの程度のジャンプ量、浮遊時間でロープに引っ掛かるのか。つまり、ミスる領域とミスらない領域を把握するということです。人前でのパフォーマンスで動きに変化が及んでも、ミスらない領域を把握していればミスをしない範囲でパフォーマンスができると思います。 ミス数を減らすことで自分達の思うベストパフォーマンスができると思います。大会までにさまざまな苦労や困難を乗り切ってきていると思います。それらを本番一回で全て出し切れるよう頑張って欲しいと思います! 最後になりますが、今回参加した全チームにrespectを込めて総評を終えたいと思います。お疲れ様でした! North最高です! |
![]() |
||
---|---|---|
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
![]() |
||
![]() |
PLACE 盛岡劇場 メインホール 岩手県盛岡市松尾町3番1号 アクセス |
![]() |
![]() |
|
---|---|
![]() |
佐吉 ( 刹那 / fish or beef, or me ) ・2018年 Double Dutch Delight North 2018オープン部門 優勝 ・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018オープン部門 出場 ・2019年 Double Dutch Delight North 2019オープン部門 優勝 ・2019年 Double Dutch Delight 2019 【 NDDL選考映像審査 】 オープン部門 3位 ・2019年 NDDL 「Holiday Classic」 優勝 |
![]() |
留美 ( 刹那 / fish or beef, or me ) ・2018年 Double Dutch Delight North 2018オープン部門 優勝 ・2018年 Double Dutch Delight Japan2018オープン部門 出場 ・2019年 Double Dutch Delight North 2019オープン部門 優勝 ・2019年 Double Dutch Delight 2019 NDDL選考映像審査オープン部門 3位 ・2019年 NDDL 「Holiday Classic」 優勝 |
![]() |
DD.K-ta ( BeeWorker / Ill pit comer ) ・2013年, 2014年, 2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 出場 ・2019年 Double Dutch Delight East 2019 優勝 ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 5位 ・2021年-2024年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL - TURNER ・2025年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2025 3位 |
![]() |
クボユウト ( 平成たぬき合戦ぽんぽこ / HEARTS ) ・2020年,2022年 Double Dutch Delight Japan 2020・2022 一般部門 優勝 ・2024年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024 優勝 ・2023年,2024年 DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 2023 ,2024 準優勝 |
![]() |
Yosh a.k.a. YOSHIHIRO ( YUTTY KINGDOM./BITTER's CLUB ) ・2019年 WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIP シニア部門総合優勝 (GILDE) ・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 優勝 (ヤマアラシ) ・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021準優勝 (はらぺこあおむし) ・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 3位 (はらぺこあおむし) ・2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2022 準優勝 (YUTTY KINGDOM.) |
![]() |
|
![]() |
KSY( FLY DIGGERZ ) "FLY DIGGERZ"のリーダーを務め、新しい風を吹かせるチームを牽引!! 世界大会2連覇という実績を持つ傍ら、スクール講師やメディア出演など幅広く活躍。 DELIGHTあるところにKSYあり夏の風物詩がステージでマイクを握る。 持ち前のパッションと笑顔で会場のボルテージを最高潮に高める! |